
(画像は動画のスクリーンショットです)
知らない人には「?」のタイトルですが、佐藤成葉が今年の3月、萩谷楓が今年の4月で競技生活を終えた女子長距離陸上競技選手です。いずれも
「まだまだ実力があるし、これから伸びる可能性も高い」
という2人です。今年のクイーンズ駅伝でこの2人の姿が見当たらなかったので「どうしたのかな」と思ってググってみて、引退を知りました。陸上競技はフィジカルの要素が強いので、数あるスポーツの中でも選手生命は短い方だとは思いますが、22歳と25歳(リタイヤ時)の2人はもったいないという印象が先行します。ワタシのような三流以下の競技者は大学卒業と同時に競技生活(と言えるかどうか?笑)を終えます。趣味や余暇の一環で走ったりはしましたが、日本有数のランナーはその後もしばらく第一線で続けるのが一般的です。一度リタイヤした新谷仁美選手や出産後に復帰した前田彩里選手の例もありますが、今年のMGC女子は24歳の鈴木優花選手が最も若く、途中棄権した山口遥選手の36歳が最年長です(完走では10位の阿部有香里選手で34歳)。ざっと見た平均年齢も28歳ぐらいで、22歳と25歳はまだまだこれからという年齢に感じます。
萩谷楓選手の引退前の最後のレースは、全てのデータを確認したわけではないので推測ですが、クイーンズ駅伝2022になります。このときは1区を走り区間4位と好走しています。積水化学の佐藤早也加選手、ダイハツの松田瑞生選手といった好ランナーたちよりも速く、先行しています。佐藤成葉選手の引退前の最後のレースは、2023年2月に行われた唐津10マイルロードレースで、女子10kmの部を32分48秒で優勝しています。その前、第41回都道府県対抗女子駅伝(2023年)では神奈川県代表として最長区間の9区を走り区間6位と好走しています。福岡県(九電工)の逸木和香菜選手や東京都(九電工)の唐沢ゆり選手といった好ランナーに先行しています。クイーンズ駅伝2022でも2区を走り区間賞を取っています。要するに、2人とも第一線で十分通用する実力ですっぱり辞めたということになります。
第一線で十分通用する実力で辞めたとは言っても、傍から見たらそうですが、本人たちにとったら思うような成果が出ていなかったのかもしれません。本人のみぞ知る、ということです。
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2023/11/29 19:55:34