
少し大仰なタイトルだが、クルマの存在意義について考えてみる。
クルマは人や荷物の移動手段である。移動手段にはクルマの他にバス、電車、タクシー、船舶、飛行機や、はてまたロケットまである。その中でクルマの存在意義は、陸地の移動手段としての高い自由度をもつことにあると思う。自分で操縦するので、行程を含めて自由に選択することが可能、ということが特徴だと思う。
移動手段としてのパラメータや制約は、主として快適性と経済性だろう。経済性は車両価格、維持費用、燃費などが挙げあられるが、快適性はどうだろう。静粛性や乗り心地や操縦性だろうか。それらを考えると、経済性に有利なクルマと、快適性に有利なクルマは、それぞれが存在すると思われる。
経済性に有利なクルマは、一度に多くの荷物や人を載せられて、維持費や燃費の良いクルマということになる。最右翼は軽の1BOXか? 快適性の高いクルマは静かでスムーズでパワフルという、所謂高級車になるだろうか。両極端なクルマの答えは簡単に出るがコトはそう単純ではない、バランスも大事である。ある程度人や荷物が載せられて経済的に良好なクルマで、なおかつ乗り心地が良くて運転して楽しいクルマという、結構ワガママでかつ難しい条件になる。加えて所有するのに「魅力的」であることも重要かもしれない。この「魅力的」は厄介な条件である。その人が何を重要と考えるかによって変わるからである。見た目の美しさか、圧倒的な動力性能か、乗った時の静かさか、一度に載せられる荷物の量か、とかである。
そんなこんなを妄想すると、個人的にはやっぱり「プリメーラワゴン」に落ち着く。そりゃアウディのS5アバントはいいだろうけれど、経済的にちと許容外。ワタシは歳も歳なので、これからはさらに経済性が重要になってくるかも。
そろそろ軽の1BOXなのかな。それも寂しいけどね。
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Posted at
2025/06/10 00:06:15