
ふとしたことで、プリメーラを3台乗り継いだことを自覚したので、今までに所有したクルマを思い出してみました。
1台目:210サニー
最初に乗り回したのは兄所有の車検切れ直前のスプリンターでしたが、自分名義のクルマではなかったので1台目はサニーにします。このサニー、大学二年生のときに中古で購入したもので、既に10万kmを走行していたタマでした。約1年乗りましたが、パンクしたときのタイヤ交換を覚えたとか、ボディがやたら錆びやすかったとか、高速走行が苦手だったとか、あまりポジティブな記憶のないクルマです。とにかく走行安定性に欠けるクルマで、ヨカッタのは元気なA12エンジンだけでした。
2台目:610ブルーバード
いわゆる「ブルーバードU」というクルマです。四輪独立懸架サスペンションということで、リアのショックアブソーバーを社外品にしたりして走りを少し楽しみました。室内もそこそこ広く走行安定性もそこそこ良かったので重宝していましたが、まだ運転技術が未熟だったのであちこち擦っていました。就職の際にも連れて行きましたが、パワステではなかったのでステアリングが超重かったことや、あちこち擦ってみっともないこともあって乗り替えました。
3台目:カローラFX
初めての新車です。エンジンは4A-Gで良く回る、市街地走行では抜群のハンドリング、操作系は軽くて楽チン、ということであまり欠点を感じないクルマでした。高速安定性も良く燃費もそこそこ良く室内もそこそこ広くて、今考えるとかなりヨイクルマでした。乗り続ければ良かったものを、何故か少し子供じみた感じがしたので、というかもう少し刺激が欲しくてRX-7に乗り替えました。
4台目:FC3S RX-7
刺激が欲しくて真っ赤なスポーツカーということで乗りました。フェラーリにしなかった(出来なかった?)のはしがないサラリーマンということです(笑) エンジンは13Bターボということで、手に負えないぐらいのパワフルさ、その代わり燃費は6km/L、マニュアルミッションの感触は最悪、室内は2人乗り、速いだけが取り柄のクルマなので、結婚を機に手放しました。リアサスが独特の感触で、最後まで違和感がありました。
5台目:P10プリメーラ
友人がP10プリメーラを購入して乗せてもらったら、驚くほど懐の深いハンドリングに感銘して購入しました。パッケージングもなかなか良くて、特にトランクが広大でした。ただ、サスペンションはファミリーユースとしてはかなり固め、パッケージングを売りにしている割に室内はミニマムで、今思うと人気があったのが少し不可解なクルマでした。雨漏りし始めたタイミングで乗り替えました。
6台目:オーパ
マイナーなクルマですが、かの徳大寺氏が絶賛していました。室内は広大でシックな落ち着いた雰囲気、トヨタ初のCVT+直噴エンジン、パッケージングも不思議な独特のものでした。トヨタ品質というかトヨタあるあるなのか、滅多にボンネットを開けることがなく、洗車をすることもなく、気が付いたら20万kmを超えてしまったので乗り替えました。ハンドリングがネックだとは思いますが、そこを改善すれば名車になったと思います。
7台目:カローラⅡ
ターゲットが女性なので、男性が乗るには狭いしトヨタヒエラルキーに忠実なクルマだったので、高級感は全くありませんでした。ただ、道具としての必要最低限の条件は満たしていて、燃費は良くてハンドリングもそこそこ良くて滅多に故障しないクルマでした。デザインも秀逸でモデルチェンジで改悪されていまいましたが、乗り続けても良かったかもしれません。
8台目:ウィッシュ
パクリームです。乗っていて恥ずかしくなりますが、クルマとしての機能は抜群でした。広大な室内とそこそこの操縦性を両立していて、経済性も悪くありませんでした。乗り続けても不満は無かったと思いますが、微かな異音が出たときにディーラで診てもらったらCVTの異常ではないかということで、素直に買い替えてしまいました。何も問題なかったのかもしれません。
9台目:RP12プリメーラ
オーパの走行距離が20万kmを超えたので買い替えました。不人気だったのか中古が激安だったので、当初スズキのキザシを買おうと思っていたのですが、低走行のタマを見つけて買いました。エクステリアデザインとハンドリングのヨイクルマです。でもセダンは不便を感じたので、ワゴンに買い替えました。
10台目:50系プリウス
SNSでは評判の悪いプリウスですが、クルマの出来としては世界でもトップレベルだと思います。そこそこパワフル、そこそこ良いハンドリング、そこそこ良い乗り心地、抜群の燃費、滅多に故障しない品質という感じです。トヨタのクルマに共通するのですが、ボンネットを開けなくなります。良くも悪くもトヨタを象徴するクルマだと感じます。壊れるまで乗るでしょう。
11台目:WRP12プリメーラ
よく故障します。最初はO2センサ、次にクランク角センサ、その次は高圧ポンプ、また高圧ポンプといった具合。夏場以外使わなかったのが良くなかったのでしょうが、エアコン関係も刷新することになりました。足回りも走行距離に応じてフロントロアアーム、スタビライザーコネクティングロッド(2回)と交換しています。でもね、何故か愛着の湧くクルマです。抜群のエクステリアの造形、そこそこ良いハンドリング、そこそこパワフルなエンジン、そこそこ良好な乗り心地、疲れにくいシートといったところです。あと1回車検を受けてそこまで乗り続けると思いますが、出来が悪くても一番愛着を感じるクルマです。
Posted at 2025/11/06 23:50:39 | |
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