
歳とともに物忘れがひどくなるので、忘れないうちに(笑)
免許を取って、自分のクルマを持ちたいと思ったとき、まだ学生でしたので、親のスネをかじって、親の勧めるがままに、10万円、10万km走行の中古のサニーを手に入れました。確か6年落ちだったと思います。
その前に、兄貴から車検切れ直前のスプリンターを譲り受けて、ちょっとだけ乗っていました。乗ったのは1週間ぐらいかな、あまりよく覚えていません(笑)
そのサニー、色はよくみかけるブルー、4ドアセダンの1200cc。とにかく自分のクルマを持てたということで、天にも昇る気分だったような記憶です。当時はクルマの知識なんて全くなく、全てが初めての経験でした。タイヤがパンクしたらジャッキアップするとか、オイルは定期的に交換するとか、オイルの量を点検するとか、ポイント(死語?)を磨いたり、季節によってプラグの熱価を変えたり、キャブの調整をしたりとか、です。今のクルマいじりとは、かなり違っていましたね。
あるとき、ラジアルタイヤがタダで手に入るという話が舞い込み、喜んで交換したのですが、エラク調子がよくなった記憶があります。どうよくなったかというと、路面状況の変化に強くなったというか、直進性がよくなったというか、コーナーで踏ん張りが効くようになったとか、とにかく走りが安定したのです。バイアスタイヤなんて最近みかけなくなりましたが、当時は半々よりも多かったように思います。
でもねえ、いくらポイントを磨いてキャブを調整してプラグを新品にしてオイルを交換して、おまけにタイヤをラジアルにしても、駄目なものは駄目なんですね。4速MTを駆使してがんばっても、サニーはサニーでした。
エンジンはシングルキャブのOHVでしたが、こいつだけはすこぶる快調でした。ボディが錆でボロボロになってきたので、車検切れのタイミングで乗り換えを決意しました。当時のバイト先でクルマ屋さんの知り合いがいて、その人のコネで憧れのクルマを紹介されました。
最初はフェアレディZ。2by2の2000ccでしたが、さすがに65万円といわれて断念しました。お次は、ハンドメイドの117クーペ、38万円也。試乗までさせてくれて、僕は買うことを口頭で伝えたのですが、その後オーナーが心変わりして売らないと言い出したそうで、クルマ屋さんも憤慨していました。試乗した印象は、変わったシフトパターンだな、ということと、DOHCエンジンでなかなか力強かったのと、やはり内装は高級感がありました。でも、有鉛ハイオク仕様だし、学生に維持は難しかったので、買わなくて正解だったかもしれません。結局、7年落ち5万km走行、30万円也のブルUに落ち着きました。
Posted at 2016/01/30 01:31:12 | |
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