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2016年01月30日 イイね!

クルマ遍歴の備忘録~ブルーバードU

クルマ遍歴の備忘録~ブルーバードUサニーの乗り換えとして入手したブルーバードUは、当時学生の身分の自分にとってちょっと贅沢な所有物でした。学生仲間でも、クルマを持っているのは悪友ばかりで、でもその日走る分のガソリンをちびちび入れるという、貧乏学生ばかりでした。

当時のブルーバードは、既に沢田研二の宣伝する910が新車として登場していました。なので610のブルUは810のさらに前の、2代前の型になります。610は、先代の510が好評だったことや、こちらも好評だった最新型の910の間に挟まれて、あまり日の目を見ないモデルでした。フロントグリルがBMWをパクったのではないかと思うほど似ていたりしましたが(気づく人はまずいないでしょうけど(笑)) キドニーを入れると、そっくりさんになります。

サニーにはエアコンがありませんでしたが、このブルUにはついていました。パワーウィンドウもついていて、「これ以上何を望むか」というほど当時としては豪華装備でした。ただし、サニーにはついていて、ブルUにはついていないものがありました。それは「チョーク」です。ガソリンを気化して空気と一緒にシリンダーに送り込む装置が、ブルUではキャブレターではなく、EGIになっていたからです。このEGIは、1800ccモデルではSSS-Eのみについていました。今どき、キャブのエンジンなんてありませんよね(笑) なので「チョーク」といっても、意味がわかる人は段々減ってきているんでしょうね。黒板の筆記用具だとか、プロレスの反則技でもなく、混合気を濃くするものです。

学生時代には、こいつであちこちを走りました。木曽街道を走ったのが一番の思い出です。このときに最高燃費をたたき出しましたが、13km/Lでした。タイトルの写真は、多分そのときに撮ったものです。普通に街中を走っている分には、9km/L程度でした。
就職するときも、大量の荷物を積んで一緒に入社しました。

このブルUも、タイヤによって操縦性が激変しました。購入当初はエッソ(?)の185/70R14を履いていたのですが、ブリジストンのセダンスニーカに変えたときは、タイヤが路面を掴んでいるんじゃないかと錯覚するぐらい、グリップが上がりました。あと、ホームオーディオのスピーカ台としてコンクリートブロックを買ってブルUのトランクに載せたところ、リヤがシャコタン「ハ」の字になりました。今は車高調整というようですが、当時は「シャコタン」でしたね。どノーマルだったのですが、重いものをリヤに載せると、当時の日産のセミトレはシャコタン「ハ」の字になってしまうということを初めて知りました。

就職して、イッチョウマエに給料を貰ったので、車検までにそろそろ次のクルマを決めようといろいろと情報を集めました。当時はバブル前夜で、クルマのローンは信じられないぐらいに高い利子がついていました。確か15%ぐらいだったと思います。ということで、何やら軟弱そうなカローラFX-GTに候補を絞って商談を始めました。
Posted at 2016/01/31 00:15:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | ぼやき | 日記
2016年01月30日 イイね!

クルマ遍歴の備忘録~サニー

クルマ遍歴の備忘録~サニー歳とともに物忘れがひどくなるので、忘れないうちに(笑)

免許を取って、自分のクルマを持ちたいと思ったとき、まだ学生でしたので、親のスネをかじって、親の勧めるがままに、10万円、10万km走行の中古のサニーを手に入れました。確か6年落ちだったと思います。

その前に、兄貴から車検切れ直前のスプリンターを譲り受けて、ちょっとだけ乗っていました。乗ったのは1週間ぐらいかな、あまりよく覚えていません(笑)

そのサニー、色はよくみかけるブルー、4ドアセダンの1200cc。とにかく自分のクルマを持てたということで、天にも昇る気分だったような記憶です。当時はクルマの知識なんて全くなく、全てが初めての経験でした。タイヤがパンクしたらジャッキアップするとか、オイルは定期的に交換するとか、オイルの量を点検するとか、ポイント(死語?)を磨いたり、季節によってプラグの熱価を変えたり、キャブの調整をしたりとか、です。今のクルマいじりとは、かなり違っていましたね。

あるとき、ラジアルタイヤがタダで手に入るという話が舞い込み、喜んで交換したのですが、エラク調子がよくなった記憶があります。どうよくなったかというと、路面状況の変化に強くなったというか、直進性がよくなったというか、コーナーで踏ん張りが効くようになったとか、とにかく走りが安定したのです。バイアスタイヤなんて最近みかけなくなりましたが、当時は半々よりも多かったように思います。

でもねえ、いくらポイントを磨いてキャブを調整してプラグを新品にしてオイルを交換して、おまけにタイヤをラジアルにしても、駄目なものは駄目なんですね。4速MTを駆使してがんばっても、サニーはサニーでした。

エンジンはシングルキャブのOHVでしたが、こいつだけはすこぶる快調でした。ボディが錆でボロボロになってきたので、車検切れのタイミングで乗り換えを決意しました。当時のバイト先でクルマ屋さんの知り合いがいて、その人のコネで憧れのクルマを紹介されました。

最初はフェアレディZ。2by2の2000ccでしたが、さすがに65万円といわれて断念しました。お次は、ハンドメイドの117クーペ、38万円也。試乗までさせてくれて、僕は買うことを口頭で伝えたのですが、その後オーナーが心変わりして売らないと言い出したそうで、クルマ屋さんも憤慨していました。試乗した印象は、変わったシフトパターンだな、ということと、DOHCエンジンでなかなか力強かったのと、やはり内装は高級感がありました。でも、有鉛ハイオク仕様だし、学生に維持は難しかったので、買わなくて正解だったかもしれません。結局、7年落ち5万km走行、30万円也のブルUに落ち着きました。
Posted at 2016/01/30 01:31:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | ぼやき | 日記

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春は曙。やうやう白くなりゆくぼんねっと際、すこしあかりて、紫だちたるえぐぞーすとがすの細くたなびきたる。 夏は夜。月の頃はさらなり、闇もなほ、きせのんらん...
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