
クルマは人並みに好きな部類ですが、クルマとの接し方としては気が向いたとき、という感じで、弄繰り回すというほどではありません。必要に迫られて弄ることはよくありますが。ちょっとクルマについて考えてみました。長文失礼します。
「クルマを頼もしく思う時」
雨風がすごくて、濡れないで済むように、守られている感がある時ですね。バイクだとこうはいきません。学生時代に高速道路を走行中、大雨にたたられたことがありました。なので、雨音が煩い気もしますが、そういう時はクルマが頼もしく感じられます。
「クルマは走ればいいやと思う時」
トヨタ車を所有していて、眺めている時。詳しくはあとで(笑)
「クルマが楽しい時」
追い越したいときに思った加速と思ったハンドリングが出来たとき。
「クルマで嬉しい時」
納車を待ち焦がれたクルマが納車された時。
「クルマが悩ましい時」
エアコンの効きが中途半端に故障気味の時。
なんだかんだ書きましたが、ちょっと昔のクルマから回想してみます。
2台目のサニーは、一応雨風をしのげるクルマでしたが、暑さはしのげないエアンコンなしのクルマでした。別に欲しいと思って所有したクルマでもありませんが、クルマ自体に魅力があるという場合は、当時の身分(学生)には手の届かない価格でした。なにせ親のスネをかじっているわけですから。1980年代というと、憧れはトヨタのソアラ、ちょっと妥協して日産のシルビア(3代目 S110型)、大幅に妥協してマツダのファミリア(5代目 BD型)といった感じですかね。ソアラは別格としても、クルマを所有すること自体まだステータスだったような気がします。地方では必需品でしたが。
3台目のブルーバードUは、当時の自分にとってそれほど不満はありませんでした。2ドアハードトップでチョイ悪学生風でしたし、エアコンがついていてパワーウィンドウでしたから。知らない土地に行く場合は、今と違ってカーナビではなく地図とにらめっこするか、道路標識と勘で決めるかみたいな。オーディオは自力で一からやりましたが、それもそれなりに楽しい作業になりました。
4台目のカローラFXは、初めての新車ということで、妥協しながらも好きなクルマを選びました。当時は似たようなBセグメントにはシビック、ファミリアなんかがあって人気でしたが、一気にホンダプレリュードに行っている輩もいました。ラヴェルのボレロにのって「FFスーパーボルテージ」というCMのやつです。当時はそろそろバブルの気配もしていましたので、マークⅡ系やクラウンにいくやつもチラホラ。動けばいいや、というよりは、聞かれた時に答えられるクルマ、みたいな位置づけもありました。趣味みたいなもんですね。
この頃は、なにか行動を起こす場面でクルマが必需品になっていました。もう手足の一部ですね。頻繁に故障しても困るので、洒落たガイシャを持っている人は周りにいませんでした。唯一MINIに乗っている同僚はいましたが。
機能的にには、この時代でほぼ行きついたような気がします。エアコンがあって、パワステ/パワーウィンドウ、エンジンもDOHCでEFI、FF横置きという感じで。ブレーキはディスクになっていましたが、唯一ABSがまだ、という時代です。
そしてタイトル写真のRX-7に乗ります。特別乗りたかったというほどでもなかったような気がしますが、一度リアシートに乗せられたことがあり、恐ろしいほどの加速に驚きました。リアシートの狭さも半端なかったですが、とにかく一回乗ってみて運転したいという感じで所有しました。ついでに真っ赤なボディということで(笑) そろそろ結婚するという時期でもあったので、最後の独身用のスポーツカーということもあります。サラリーマンで結婚して子供が出来たら、なかなかスポーツカーを所有するのは難しいですからね。
その後、ファミリーカーを乗り継ぎましたが、トヨタのファミリーカーに乗ると何故かクルマに対する興味や関心がなくなります。具体的にはオーパとウィッシュです。極論すると「動けばいいや」です。クルマを所有していることの満足感もありませんし、弄りたいという欲求も起きません。人に何に乗っているのか聞かれても、「多分ウイッシュだった思う」みたいな。今のプリウスも結構これに近いです。自慢できるのは燃費だけ。整備はタイヤの交換、チェック、ローテーションだけ。オイルはディーラにお任せ。便利過ぎて、単なる道具になっています。P10プリメーラだけは、ちょっとだけ違いました。でも、故障しないのはトヨタ車と変わらないので、高速道路を走っているときだけ「なかなかいいじゃん!」と思うぐらいですかね。
なので、プリウスには全然弄ろうという気が起きませんが、プリメーラワゴンはちょっと気になります。
Posted at 2018/05/04 00:30:25 | |
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