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2020年11月01日 イイね!

クルマの遍歴とハンドリング性能

クルマの遍歴とハンドリング性能ハンドリング性能は、車の性能向上と軌を一にして向上してきましたが、ワタシのクルマ遍歴から思いついたことを綴っていきたいと思います。ふと思いついたので。

最新の購入車はWRP12プリメーラですが、2005年製で初期型は2001年式になります。13年落ちの中古で購入しました。もう一方、新車で購入した50系プリウスは2016年製で初期型は2015年になります。この2車のハンドリング性能はそれほど差がないのでこれをリファレンスとして比較してみます。

1981年に乗り始めた210サニーは、1974年製のタマでした。既に10万km走行のクルマだったので、ハンドリング云々を語るべきではないかもしれませんが、一応印象だけ。購入当初は12インチのバイアスタイヤを履いていたと思いますが、これはひどかった(笑) 高速道路はおろか低速域でも不安定な操縦性でした。これを155/80R13に履き替えたところ、市街地のような低速走行では少しまともに走れるようになりました。それでも高速道路は80km/hがいいところで、滅多に高速道路にはいきませんでしたが、こわごわ運転していました。リヤがリジッドの板バネだったので、軽トラックに毛が生えた程度のサスペンションです。まあ、今欲しくても売ってないでしょうが、現代の交通に追いつくには相当の覚悟がないと難しいハンドリング性能だったと思います。


1982年に乗り始めた610ブルーバードは、1975年製で約5万km走行のタマでした。4輪独立懸架(前ストラット後セミトレーリング)だったこともあって、高速道路の走行では210サニーよりもはるかに安定していました。それでも100km/hよりは90km/hぐらいがちょうどよかったような記憶です。ところが、所謂重ステで、すえ切りが死ぬほど重かったです。タイヤサイズは185/70R14でしたが、車重1,040kgのFR車との組み合わせは、既にパワーステアリングが必要なレベルだったんですね。210サニーもノンパワーでしたが、700kg弱の車重ではすえ切りも全く問題ありませんでした。エンジンが1.8L SOHC EGIで120PS(GROSS)だったと思いますが、現代の交通の流れにもなんとかついていけそうです。


1987年に乗り始めたのは初代カローラFXでした。記憶では現代のクルマにかなり近づいた走行性能だった印象です。高速道路も法定速度までであればほとんど不安はありませんでしたし、市街地でも軽快で運転しやすく、パワーが130PS(GROSS)に930kgの車重の組み合わせは、まさにホットハッチの感覚でした。

1991年からは、FC3SのRX-7 GT-Rに乗っていました。シャープなハンドリング性能だったのですが、リアサスが「トーコントロールハブ付きマルチリンク」というもので、これが独特のハンドリング感覚でした。高速道路含めて真っ直ぐ走っている分にはあまり違和感がないのですが、ワインディングを走るとお尻が外側に膨らむような違和感があって、最後まで馴染めませんでした。パワーはあり余るほどあったので不満はありませんでしたが、普通に走って6km/Lの燃費はちょっと耐えられないレベルでした。

1994年にP10プリメーラに乗り始めました。これはものすごく懐が深くて、ちょっとやそっとの運転では破綻しない、当時のワタシの腕では限界まで試せないレベルのシャシー性能でした。ハンドリングも素直で意のままに操れました。RX-7ほどシャープではありませんでしたが、ファミリーカーとしては驚くほどのハンドリング性能でした。その代わり、乗り心地はゴツゴツしていて、ちょっと固かったですね。

2001年からオーパに乗り始めましたが、これは当時としてもそれほどハンドリング性能が高いという車種でもなくて、極めて楽ちんな操縦感覚でした。楽ちんというのは、ステアリングから伝わってくる情報も少なかったことも意味するので、少し危険な操縦性能かもしれません。クルマを運転しているという感覚に乏しく、P10に比べると対照的な操縦性です。


2010年から乗り始めたウィッシュは、オーパと似たようなセグメントなのに、操縦性能がガラっと変わっていました。そりゃ設計年度が10年近く新しいので、当たり前といえば当たり前かもしれませんが、運転している実感がありました。ハンドリングも適度にシャープでしたし、CVTもマニュアル操作が可能でしたし、エンジンのフィーリングも向上していました。


2015年から乗り始めたRP12プリメーラと2018年から乗り始めたWRP12プリメーラは、いずれも2005年製のタマで、初期型は2001年式になります。2001年当時としては抜群のハンドリング性能を持っていた、というのはなるほどよくわかりました。RP12を試乗したとき、ハンドリングのシャープさに思わず「ドキッ」としたのを覚えています。当時乗っていたのがオーパだったので、あまりの差にびっくりしたのです。高速での安定性と静粛性のレベルの高さは、欧州で人気のあったモデルというのも頷けます。


2016年から乗り始めた50系プリウスは、低重心のシャープなハンドリング感覚と良好な乗り心地を両立させています。これは最新のレベルと思われますが、約15年前の設計のWRP12プリメーラもそれほどプリウスに劣らないです。というか、代車で乗る機会のある他のクルマより、WRP12プリメーラの方が良好なハンドリング性能を持っているという感じです。この車より明らかに良いと感じたクルマには未だ乗っていませんし、そう感じられるのは恐らく相当出来の良いFR車か4WD車になるのではないかと思います。WRP12プリメーラは、それほど好みのハンドリング性能を持っているので。
Posted at 2020/11/01 21:35:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | インプレッション | 日記

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