
(画像は拾い物です)
最近のハヤリということですが、コロナではなくてカローラです。
トヨタ・カローラ クロスZの記事がwebCGにありましたのでご紹介します。
どこのメーカもSUVの販売に力を入れていますが、特にトヨタはフルラインナップといってもよい体制です。下はライズとヤリスクロス、上はハリアー、その間にCH-R、RAV4、といった具合です。個人的にはあまり興味ないカテゴリですが、今回何故取り上げるかというと、カローラ ツーリングと比較してみたかったからです。
カローラ クロスZと同じエンジンを積んだカローラ ツーリングW×Bの車重は1330kg、一方のクロスZは1370kgです。思ったほどの差はなく、プリメーラのセダンとワゴンの差とほぼ同じで、動力性能的にはそれほどネガにはならないと推測します。外寸の差の一番は全高で、ツーリングの1460mmに対してクロスは1620mmです。タイヤサイズも違うのですが、その差が顕著に表れるのは荷室容量です。5人乗車時でツーリングは392リッターですが、クロスは487リッターあります。機械式の立体駐車場に入らないネガは、ここで挽回することになります。というより、国内向けのツーリングは全長が短いというか、リアのオーバーハングが小さいのでこの容量に収まってしまっています。
以前ここで紹介した
フォルクスワーゲン・ゴルフヴァリアントeTSI Rラインは、全長が4640mmとハッチバックよりホイールベースを50mm長くしているのに対して、カローラ ツーリングは4495mmでセダンと同じ長さになっています。プリメーラやヨーロッパ車は合理的にワゴンの荷室を広くするという手法を採るのに、トヨタはそれらしい棲み分けをさせています。カローラ ツーリングをゴルフヴァリアン並みの長さにしてくれれば、と残念に思います。
ということで、トヨタ・カローラ クロスは荷室は広く、イマドキのデザインになっていますが、車重からは単なるファッションで構成されているクルマと推測できます。この特徴のために、ツーリングからの20~30万円程度のアップを納得できるか、ということです。ツーリングの魅力が今一つなので、ワタシにはどちらも一長一短で選びたいというクルマになっていません。
勝手な独り言でした。主要諸元は以下です。
<トヨタ・カローラ クロスZ>
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4490×1825×1620mm
ホイールベース:2640mm
車重:1370kg
駆動方式:FF
エンジン:1.8リッター直4 DOHC 16バルブ
トランスミッション:CVT
最高出力:140PS(103kW)/6200rpm
最大トルク:170N・m(17.3kgf・m)/3900rpm
タイヤ:(前)225/50R18 95V/(後)225/50R18 95V(ミシュラン・プライマシー4)
燃費:14.4km/リッター(WLTCモード)
価格:264万円/テスト車=299万9150円
<トヨタ・カローラ ツーリングW×B>
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4495×1745×1460mm
ホイールベース:2640mm
車重:1330kg
駆動方式:FF
エンジン:1.8リッター直4 DOHC 16バルブ
トランスミッション:CVT
最高出力:140PS(103kW)/6200rpm
最大トルク:170N・m(17.3kgf・m)/3900rpm
タイヤ:(前)215/45R17 87W/(後)215/45R17 87W(ヨコハマ・ブルーアースGT AE51)
燃費:14.6km/リッター(WLTCモード)
価格:236万5000円/テスト車=282万6076円
Posted at 2021/10/09 13:26:06 | |
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