
今も快調に距離を伸ばしているP12プリメーラです。手前味噌で恐縮ですが、個人的にはかなり理想に近いクルマです。各諸元から思うことをつらつら書き連ねていきます。
170ps 1320(kg)
微妙な高出力です。運転しているときの印象も、微妙なパワー感です。初代ソアラの2800GTや、センチュリーの初代モデルが確か170psだった記憶です。時代によっては高級車やグランツーリスモとしても通用した出力ですが、この倍の出力を持つクルマもゴロゴロしている現在では、まあ普通のパワーなのでしょうね。ちょっと余裕のあるスポーティセダンというところでしょうか。
25.0Kg/m@4000rpm
これもエンジン出力と同じですが、デミオディーゼルと同じ値です。比較的高回転で最大トルクが出ていますが、感覚的にはずっとフラットなトルク特性に感じます。盛り上がるということはないので、スポーツエンジンではないです。運転していて、ちょっと楽ちんです。
4565×1760×1480(mm)
Dセグメントのセダンです。
このサイズ、好きです(笑) 小さすぎず、大きすぎず、取り回しはそれほど苦労しないし、ロングドライブも疲れにくい、ほど良い大きさです。最新のプリウスもほぼこの大きさなので、日本人の体格にも余裕があるし、ワールドサイズとしても最低限の大きさなのでしょう。
でも、何よりも特徴的なのはその美しいボディデザインです。似たものがないという点でもとても貴重だと思います。この後のティアナがプリメーラを前後に延ばしたようなデザインで、これもいいですね。
2145×1440×1190(mm)
これは室内寸法です。もう少し広いといいかな(笑) でも、外寸とのトレードオフなので、まあ我慢しましょう。
パワーアシスト付ラック&ピニオン式 マルチリンク式(マルチリンクビームアクスル)
ステアリングとサスペンションの仕様です。デビュー当時はカーグラリポーターや徳大寺さんを以って「抜群のハンドリング」と言わしめたモノです。個人的にはかなり気に入っています。とにかく剛性感のあるステアリングの感触が素晴らしいです。モデル末期には「いまいちシャープさに欠ける」とも評されましたが、全然問題ありません。高速走行をリラックスしてこなせられる直進性も良いですし、サスペンションのセッティングも良好です。未舗装路や悪路でドタバタするのは、我慢ですが(笑)
QR25DD(直列4気筒DOHC)
6気筒以上あるともっとスムーズなのかもしれませんが、実用上の問題はありません。ステータス的にはV6もアリかなとは思いますが・・・・ここはちょっと理想からは離れるかな? バランサーシャフトで振動そのものはほとんど感じないですし、静粛性も十分あります。
まだまだ書きたいところですが、諸元からの思うことでした。
Posted at 2016/09/24 11:18:08 | |
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