
プリメーラワゴンの靴を新しくして500kmほど走りました。
昨年末に足回りをリフレッシュして既に15,000kmぐらい走っています。足回りのリフレッシュは、前後のスタビブッシュ、前後のショックアブソーバー、前のハブベアリングとコネクティングロッドの交換です。これだけで、中古で購入したプリメーラワゴンの車体価格を上回る出費になりました(笑) おかげでボディのヤレを除けば、プリメーラワゴンの乗り心地は新車に近い状態になっています。まさにベスト・コンティションですね。新車より上回っているのは、バネ下重量が小さくなっていると思われることによる乗り心地と、ショックアブソーバーをKYBのNEW SR SPECIALにしたことによる操縦性能でしょう。実に具合よく走ります。
エンジンの方も、オイル添加剤としてクレのデュアルブを入れました。これも効果はあったのですが、次に入れたディープクリアの効果が大きいように感じます。エンジンに色々ひっついていて、それを徐々に剥がしてくれている感じで、最近エンジンのメカニカル音が小さくなったような気がします。ガソリン添加剤としてはパーフェクトクリーンを2回投入しました。燃料供給系も一応リフレッシュされたと思います。とどめは点火系です。イグニッションコイルをTMワークス Inside Ignite REVに替えました。これは効果が大きく、確実に中低速のトルクが太ったと感じました。おまけに燃費も良くなりました。
で、ここからが問題です。エンジンと足回りは新車に近い状態になったのですが、この状態でも不満になるのは、エンジンの吹き上がりとCVTのマネジメントです。こればかりは設計がそうなっているのでどうしようもない(スロコン買えばいいけど)のですが、ベストコンディションの状態でも、設計や設定が旧式なので不満になるんですよね。もしスロコンをつけて吹き上がりが良くなって加速も良くなったら、今度は燃費がどうなるんでしょうね。
ということで、プリメーラワゴンはめでたくベストコンディションになって、プリメーラワゴンの新車を格安で手に入れた気分に近く、まあまあご機嫌な状態です。新車というと、思えば色々な思い出がありますね。
我が家に初めて来た新車は、レオーネ1.4Lの4ドアセダンでした。確か4速MTだったと思います。それまで親父が乗っていたスバル1000は兄が譲り受け、しばらく乗っていました。乗り心地はよく分かりませんが、排気音はスバル1000と同じ音がしました。
自分が購入した最初の新車は、カローラFX-GTでした。それまで乗っていた610ブルーバードUとは全く違って、素晴らしく高性能でした。乗り心地が良いのに操縦性は素晴らしく、ボディサイズは小さいのに室内は広くて明るいという、理想のようなクルマでした。そのうえエンジンは8,000rpmまであっという間に吹き上がるので、乗っていてとても楽しいクルマでした。この頃のクルマは、モデルチェンジのたびに高性能化している時期でもあったので、働きだしてからはしばらく新車ばかりに乗り換えていました。まあ、今も基本はそうです。
今現在で最後の新車は、トヨタの50系プリウスです。新車としての設計はプリメーラワゴンより15年ぐらい新しくなっているので、何もかも優れています。道具として使うのであれば、プリウスの圧勝です。燃費はいいし、安全装置も全然違います。ハンドリングと乗り心地のバランスはいい勝負ですが、乗り心地だけでみると、プリウスが若干良いです。15年新しい設計なので、仕方がないですよね。趣味として、お金を掛けられるのであれば、しばらくはプリメーラワゴンでのカーライフを楽しみたいのですが、私もそろそろリタイヤの時期が近づいています。なので、プリメーラワゴンでのカーライフはあと3年足らずでお仕舞にする予定です。試しに、軽自動車とプリメーラワゴンの年間維持費を計算して比較してみたら、14万円/年ぐらい違いました。年間維持費の差とは、ガソリン代と自動車税と自動車重量税の差です。実際はこのほかにオイル代や保険費用もあるのですが、まあそこは同じとして相殺しています。14万円だと10年でアルトワークスが買えるかも(笑)
Posted at 2019/06/08 01:03:06 | |
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