
今朝取り付けた
ハイビーム用LEDですが、夜になって走行中に点灯してみたところメチャクチャ明るかったです。ここまで明るい必要も無さそうですが、ハイビームなので「まいっか」というところです。このLED、HB3とHB4兼用タイプなので実はロービームと同じものです。ちょっと後悔しているのは、今まで着けていたロービームをハイビームに転用して別のロービームを購入すれば良かったかも、ということです。ちょっと長くなりますがご勘弁下さい。
ハロゲンのバルブをLED化する場合、注意しなければならないのはロービームのカットラインです。ハロゲンと同じ光源位置になれば良いのですが、絶対に同じになりません。何故ならLEDのCOBの位置をハロゲンのタングステンフィラメントの位置と同じには出来ないからです。タングステンフィラメントの位置はハロゲンランプの中心にあって、線状のものです。同じにするためには、COBを線状にして厚みのない光源にしないといけません。この状態から外れるに従い、カットラインも綺麗に出なくなります。
具体的には、例えばHB4の場合、LEDのCOBの装着時の上下方向の長さ(LEDのCOBとしては幅に当たる)が長くなるほど、一般的なヘッドライトの反射板の構造では照射範囲が上下に広がります。装着時の奥行き方向の長さはほぼ同等なのであまり影響はないのですが、こちらは水平方向の照射範囲になります。という理屈を踏まえたうえで今回購入したLEDバルブを見てみると、幅がやや広いのです。なのでカットラインが甘くなります。しかも爆光レベルのランプなので、対向車にとっては少し眩しくなっている可能性があります。
改善策は、ロービームの場合出来るだけCOBが細いもの(かつ表裏の厚みが薄いもの)にするということです。今の状態でも辛うじてカットラインは出ているので、それほど問題はなさそうですが、純正ハロゲンに比べると上下に光が漏れています。最初からCOBの幅の狭いロービーム用のLEDを買って、着いていたバルブをハイビーム用にすればよかったという話です。なので、ロービームは買い替えるかもしれません。
でもね、この状態だととっても明るくて見やすいんです。カットラインもそこそこ出ているし、このままでもいっか(笑)
Posted at 2025/05/18 22:48:06 | |
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クルマ整備 | 日記