
当初はこの映画見る気は全くありませんでした。
赤ちゃんの取り違えで起こる悲劇をテーマにした映画でしたので、赤ちゃんの取り違えに関しては、テレビドラマでも2、3本過去に2時間ドラマで放送されてました。
当然ながら、数あるドラマの一つと捉えられていましたから話題にもなりませんでしたし、自分もそう考えてました。
見る映画もありませんでしたので、とりあえず見てみようと。
見事に裏切られた。 良くできたいい映画だった。
これはスピルバーグの制作会社がリメイクしたいと言ってきたのも分かる。
きちんとした映画を見せられた気がした。
特別な何かがあるわけじゃないが、リアルさを感じられる。
二つの家庭の教育方針の違い、福山雅治は子供との上下関係を重視、リリー・フランキーは子供とは距離が近い。 エリートサラリーマンの家庭と自営業の家庭。 尾野真知子、真木よう子、子役共々演技に不満なし。
ピエール瀧も1カットだけ登場する。 セリフはない。
先日、映画「凶悪」で、極悪非道なリリー・フランキーとピエール瀧を見て来たばかりなのに、まるでコンビの様だ。 「凶悪」やはりキツイ映画ですので上映もうすぐ終わりますけど、これも骨のあるいい作品です。
見て損することはない。 いいと思います。
講談社が裏でゴニョゴニョ、盗作だの何だのって騒いでいるようですが、作品を制作する以上、何らかの資料や何かを参考にすることはよくあることで、クレジットにもそのように記載されている。
過去に沖縄で実際に起こったようですが、それはそれで作品を構想する上で、実際に起こった事象だから目を通したということなのでしょう。
有名俳優が多数登場し、大ヒット状態だからゴニョゴニョ言いだしたように見えますが、それを言いだしたら、テレビドラマでのそれはどうなんだと? 子供の取り違えをテーマに作品にしたら、それが海外であっても金を払え!と言うのでしょうか? これは自分の勝手な解釈ですので、スルーしてください。
ついでに言えば、井筒監督がマツコデラックスとのラジオ番組で、カンヌで審査員賞を取ったことに対してケチを付けてますが、賞を取るためにはパーティーを開いて、事前にお膳立てをした上でこれらの賞が貰えるという主旨の発現をされてますが、井筒作品では海外で賞を取ることは難しいでしょう。 彼らの好みってのがありますから。
現在、製作・配給のギャガによると、カンヌ国際映画祭開幕前に配給の決まったフランス、台湾、香港を含め約120の国や地域から購入の申し入れがあったそうです。
テーマがどの国でも起こりうる普遍的なものであることが良かったのだと思う。 だから支持されているのだと。
尾野真知子さんは、大泉洋の時とは全く態度が違うw
司会は見えませんが、福山雅治のオールナイトニッポンの番組パートナーを務めている、元ニッポン放送アナウンサー荘口彰久。
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2013/10/16 21:58:57