公衆電話が話の鍵になる「めぞん一刻」（備忘録）その８

書き出したものの、途中から参戦したので、再放送していたから、一旦、前の話を振り返ります。

原作：第１５話「複雑夜（ふくざつや）・・・」　アニメ：第１２話「恋のスクランブル！好きって言ったのに・・・」

七尾こずえ初登場回です。　第１期は原作と同様の作り方をしてくれてますので安心できます。

こずえちゃんは、アニメオリジナルとして１０話に一瞬サービスショットとして登場してました。　五代君が酒屋でバイトしているシーンです。

１９８１年秋頃　

街にタバコの自販機とタバコ屋がある風景はないですね。　

映画を見ようと管理人さんを追っかけるも、三鷹にデートに誘われて出て行ってしまいました。

手に入れた映画のチケットを無駄にすまいと坂本に連絡するも金欠。　

偶然出会ったバイトで同じだったこずえちゃんと映画を見ることになりました。　

１Ｇのツインターボはそんなに故障するあれでもないと思うのだがｗ　

原作ではシルビア（ガゼール）でした。

響子さんのやきもちは異常ですね。　年下の男から酔ってるとはいえ、好きだと言われて心揺らいでいたわけですけど、手玉に取っていたのが裏切られて他所の女と付き合っていたのを見た時の嫉妬は怖いものを感じますｗ　　こういう感情の激しさは２７話以降は抑えられてしまいます。　

五代君と響子さんは、相手に好意を持たれる様な誤解をさせたまま付き合っていくのです。

あんなにお洒落して出かけて、響子さん的には「デートではない」と言うのですから、これを信じる男は皆無だと思ういます。　香水やブレスレッドまで付けて来てどうなんだって？　

原作：アニメ：第１３話「モテモテ五代君？桃色電話にご用心！」

１９８１年秋　五代君が人形劇部に入部　その後は幽霊部員　

この大学を背景にした作品は評判がいいですね。　その後の物語にも影響していきます。　

大学の学園祭が近付いてきました。　五代君がどこにも所属していないことを黒木小夜子に目を付けられていました。　黒木小夜子ってあの当時トップモデルだった「山口小夜子」をイメージしてるね。　　こういうタイプの子っていましたよ。　どこか大人びていている不思議な子。　原作では五代君の保育園のバイトを紹介することで復活しますが、アニメではこずえちゃんがバイトを紹介することに変わっています。　

早乙女部長です。　卒業後保育園に就職して、黒木小夜子と結婚します。

小泉さんと神坂さん　

こずえちゃんがコンタクトにゴミが入ったことで泣いてしまいます。この後の話においても事態を引っ掻き回す役割なんですね。　そして一ノ瀬さんに見られて、痴話げんかをしていると吹き込みます。

管理人が若い女性だと部員に悟られ、部員たちがいたずら電話を仕掛けて取り次ぎます。

勝手にヒートアップする管理人さん理不尽ですｗ　

アニメ共々きちんと口調も変えて再現できていますよ。　

怒った勢いで、一刻館にピンクの共同電話を設置します。　

冷静に話を聞けば勘違いをすることもないのですが、そうならないのがこの話です。　付き合ってもいないのに痴話げんかです。　

面と顔を見て話すと喧嘩になるので電話を使い、電話に出た響子さんはハッとするのでした。　原作はこれで終わることで読者にその会話を想像させることで上手く終わらせたのでしょう。　　アニメでは説明が加わります。　

携帯やスマホがない時代だかこそできた作品ですね。　今後も共同電話を盗み聞きしたり、電話が話の鍵を握るようなエピソードが作られて行きます。　メール送信ではどうにもダメですね。