アニメ:第39話「恋はガッツで勝負! 五代のバイト大作戦」 第40話「優しさがせつなくてX'マスは恋の予感!」 はテレビオリジナル作品であり、
管理人さんが押し入れから見つけた石がどういうものなのか調べて欲しいと五代君に依頼する話。 ラブコメディでもラブストーリーでもない話を2話に渡ってやる必要があったのか? とまあ不評だったわけで・・・。
で、41話がありますが、これがなぜか原作と順序を入れ替えて放送するので、42話から行きます。
原作:第67話「落ちていくのも」 アニメ:第42話「五代くん骨折! 恋のチャンスは病室で!!」
1983年12月五代君の入院の話が好きだというファンは多いのです。原作は6話に渡って描いていますが、アニメだと2話で終わっています。
別れを切り出すつもりが、こずえちゃんが手編みのセーターをプレゼントされました。 原作ではその場で着用したのですが、アニメでは袋に入ったまま持ち帰ります。 原作ではあざとくセーターに気付いた管理人さんが「何もこそこそ隠すことないのに。」と嫌味を言います。 五代君は何もさせてくれないのに事あるごとにやきもちを妬くことに苛立ち、「響子のバッキャローっ!」と叫びました。 アニメだと「バッキャローっ!」だけです。
屋根で修理をしていた管理人さんは声を聞き付け、積もり積もった不満を五代君はぶつけるのです。
これアニメだとバッキャローの意味が全然変わり、管理人への対応の不満と改変されてます。恋愛と関係ない不満みたいな話に変わってます?? 何でこんないじり方したかな? 原作ファンでなくても読んだ人なら不満に感じるわな。 ヤキモチじゃないんだもん。
で、足を滑らし助けられるわけですが、五代君は手すりから落ちます。 にしても、第二期は作画が不安定だとこれだけで分かります。
ほっぺをピシャリとするのは原作のみです。
原作:第68話「宴会謝絶」 アニメ未作品 入院して3日後にやってきましたが、こずえちゃんに嫉妬している自分を自覚し、もう邪魔はしないと言いますが・・。
こずえちゃんがやってきます。 「どうして足なんか折っちゃったの?どうしてっどうしてっどうしてっ」グサグサと刺してきますが、こずえちゃんから貰ったセーターが原因とは言えません。 何だかんだと五代君は慕われているので見舞いでひっきりなしで二人っきりになれません。 ある時誰もいないので、管理人さんは自分のやきもちの原因と向き合い・・・で未遂に終わる

原作のみに登場します。 いとこの晶が泊まり込みで面倒を看ると突然やってきました。朱美さん「ねーねー、いとこ同士って結婚できるのよねー」 煽るねーw この時点で何度も騒いで怒られてます。
原作:第69話「駆け落ちクラッカー」 アニメ未作品
晶が五代の洗濯に行った間に、管理人さんと晶の話をしていたところ、洗剤を忘れた晶が戻ってきました。
言わなければいいのに、「晶はもう19よ。結婚だって・・・できるわ。」なんて言うものだから管理人さんはいとこにも嫉妬しますw いとことの話って子供の頃の話しかしないよな。

その後、晶の叔父さんが現れ、晶が結婚のことで妙な気を起こさないように五代君に監視をさせます。晶はクリスマスに駆け落ちしようとしていたわけで、当然一刻館の住人は駆け落ちを支援し、クリスマスパーティを病室で行う。 駆け落ちに気付いた叔父さんはそれなら交際を認めると伝えようと二人を止めに、五代君は逃げる二人を追っかけようとしたところ負傷して2度目の骨折となったのでした。
原作:第70話「愛の骨格」 アニメ:第43話「恋の火花がスパーク五代と三鷹入院騒動」
1983年12月25日~
2度目の骨折で正月を過ごすことになりました。 三鷹さんが響子さんに一時の感情に流されないで下さいと釘を刺してきました。 一方一刻館では、正月は病院で二人っきりだねー。よりを戻すにはいい機会だと思ってさー。よりを戻すなんて・・あたし達別に・・・。 もう仲直りしちゃったの? 実はいっそう仲良しになっていたりして。 何を言うんですっ。 なんでそんなにムキになるの? 喧嘩の原因はアニメではやきもちではないのでカットされてますからありません。
1984年1月1日 元日 二人は散歩に出かけました。表現方法は原作とはまた違います。まあこれは良しですね。
三鷹さんがスキーで骨折して、病院と病室を指定して入院してきました。三鷹さん元日に入って来たんですね。
原作:第71話「雪に二文字」 アニメ:第43話「恋の火花がスパーク五代と三鷹入院騒動」
1984年1月
二人がいい雰囲気なのは察知されますね。
五代君が検査中に三鷹さんが抱き寄せます。 彼にとっては駆け引きなんでしょう。コミック7巻目ともなると一ノ瀬さんはここぞという時には押してくれる存在になっています。
その後、三鷹さんには女子大テニスサークルの女性達、五代君にはこずえちゃんが看病するとやってきましたが、断らなかったので帰ってしまいました。アニメでは惣一郎さんの墓参りへ行こうなどと言ってますが、そんな甘い話ではありません。
原作:第72話「愛のリハビリテーション」 アニメ:第43話「恋の火花がスパーク五代と三鷹入院騒動」
1984年1月末 二人は退院しました。
やきもちを反省し、温かく迎えようとしましたが再発しましたw
検査に行こうとしていたところ、一ノ瀬さんとの会話を聞いてしまう。原作の方が言葉がキツイ。
病院で出くわし、意気投合する二人。
ご近所さんが二人が談笑しているところを目撃しました。アニメでは帰宅が遅いのを心配して駅まで待っていたのですが、原作では喧嘩のニュースを見たりして不安に駆られて駅周辺を探すのです。こういうニュアンスが足らない。


原作6話の話がアニメだと2話で終わっているんですね。 事情はあるとはおもうのですが、原作にあるような感情の表現が抑えられてるので、響子さんは単純に優しい人になっています。 何で管理人さんが怒っているのかという理由付けが弱くなっている第二期なのでした。 それでも人気があるのは元々の原作がよく出来ているから多少簡略化しても壊れない作品だからです。 今回はマシな方ですね。 何事もやっぱり制作者が勝手に主張しだすと原作を離れていくんですね。
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めぞん一刻 | 音楽/映画/テレビ
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2019/02/26 02:05:46