「めぞん一刻」退院後の温泉旅行（備忘録）その19

ちょっと戻ります。　

原作：第７３話「湯治者たち」　アニメ：第４１話「湯上り響子にドキッ露天風呂のぞき合戦」

１９８４年１月下旬～２月　

アニメでは一刻館の住人たちが温泉に行く話になってますが、なぜ行けるのか？という説明がカットされてます。原作では五代君の骨折入院退院後に、お婆ちゃんからお世話になった一刻館の住人？？に対してお礼として温泉旅行をへそくりから出してあげたのでした。　第二期はこういう理由付けをカットします。　金を出さないのになぜ旅行に行くのか？と言う疑問に答えてないんですね。　　原作は時系列に話が進むので、今回の温泉旅行もスピンオフの様な話ではないんですね。必ず前後のある話です。　

有名な伊香保温泉ですね。　この他には響子さんと五代君が金沢に行った時もリアルな風景が描かれております。

個人的には近年のアニメの聖地巡礼的なそれって好きじゃないです。便乗して原作が売れてないことの悲惨さとなると、安直に飛びつくと高く付くと思います。

婆ちゃんから貰った金を酒代を浮かすために、部屋と料理を粗末なものに変えたのでした。　

壁越しに話が聞えるので、四谷さんは覗きをしようとしましたが・・・。

五代君は溺れてしまいます。　

そっと管理人さんに布団をかけてあげようとしましたが、惣一郎さんの夢を見ながら五代君を抱きしめてしまいます。　原作ではその後転がりながら布団に入って行きます。　五代君は旅先でも心が満たされないのでした。　

原作には布団部屋と言う言葉があります。　もちろん布団や座布団が置いてある部屋のことを指すのですが、これを言っても和室がない昨今には理解されにくいですね。