「めぞん一刻」別れの決意・保母試験・キス返し（備忘録）その３６

原作：第１４２話「ワンモア・ピリオド」、第１４３話「戸惑いロマンス」

アニメ：第８８話「愛ふたたび? こずえが残したキスの味！！」

１９８６年９月

結納後、妊娠が犬の妊娠だと判り、このままで終わらないと悟った五代君は、きっとキャバレーに来るだろうと予想してました。アニメではこのフリのセリフがカットされてます。　

三鷹さんの部屋に来た明日菜さんは、笑顔を見せるも、それが偽りだと見抜くのです。

ギャグを言って笑わせようとする健気な明日菜さんの姿勢にほだされて結婚を決心します。

原作：第１４３話「戸惑いロマンス」

アニメ：第８８話「愛ふたたび? こずえが残したキスの味！！」

１９８６年９月

久々に七尾こずえが登場します。　

原作では社会人一年目、アニメでは大学四年生です。

アニメでは以前は富士菱銀行に内定したと言ってましたが、この回では東都銀行だと言ってます？

原作では銀行の先輩、アニメでは高校時代の先輩が現れ、貯めていたお金で結婚式を挙げようとプロポーズをしました。　

一刻館の３人は五代君を案じて管理人さんにキャバレーに行かせようとしたところ、こずえちゃんが五代君を訪ねます。　妙なところで優しい住人なのです。　

飯岡さんが気を利かして五代君を喫茶店に逃がします。

飯岡さんは弁当を作っているのは管理人さんだと見抜きました。

そして、管理人さんの存在がプレッシャーになっていること、この場に及んでも五代君との関係を否定するので・・・。

保父の試験が明後日だと知ってこずえちゃんは相談を試験の後にします。五代君は「自分に何かできることがあれば・・・」こずえちゃんも２３、４歳ですから大人になったのうｗ　

キスしているところを見られてしまいましたｗ

原作：第１４４話「わかってください」、第１４５話「大逆転」、第１４６話「出たとこ勝負」

アニメ：第８９話「結ばれぬ愛！五代と響子今日でお別れ？」

１９８６年９月２６日

試験が終わって五代君が一刻館に帰ってきました。　

管理人さんは「ひどい・・・」と機嫌が悪いです。しかしこの二人は自分の気持ちを言いませんし、正式な恋人関係とは言えない関係です。機嫌が悪くても宴会には出席するのです。管理人さんのそのノリ理解できませんｗ　

こずえちゃんはプロポーズをされていました。　返事は決めていたのですが、五代君にキスをしてもらったので、試験結果発表まで返事を遅らせました。　こずえちゃん的にはキスしてもらったのだそう。

自分にプロポーズしてくれるのだと勘違いします。　

キスをしたことが相当堪えた様で、珍しく直接五代君に訊ねるのです。

今までなら、口を利かなかったり無視をしていたのですから進展しましたね。いやでも中学生レベルです。　　

第１４５話「大逆転」 アニメ：第８９話「結ばれぬ愛！五代と響子今日でお別れ？」

１９８６年９月２８日

原作になく、アニメには管理人さんがキスのことで追及することに対して五代君は「これではまるで管理人さんと恋人・・・」だと指摘しています。　いい台詞の補足をしてくれています。そういう関係にもなっていないのですから。　

こずえちゃんがしたことと同様の不意打ちを管理人さんに仕掛けようとしましたが、全くそれに乗って来ません。　五代君が純粋なのですね。　というかソコソコ仲が良くてそういう間柄だったら引っかかると思いますけど？それは男だけなのでしょうか？

さて、キスすると思わせておいて、ほっぺを引っ張ったり、

今度は自分からキス返しをしたのでした。　でもこの二人はいまだに自分の気持ちを言いませんし、聞こうとしないまま自己完結するので行き違いがあるのです。　　

さて、五代君はこれをきっかけにきっちりこずえちゃんと別れる決心が付きました。

原作では一刻館で宴会、アニメでは茶々丸で宴会に変更されています。

プロポーズを断り切れなかったこずえちゃんが泣き付きます。

いやもう大人になって読むと響子さんは好きとも言われていない関係なのに、思い込みで嫉妬されたり、出て行ったりと大変めんどくさい女です。　この後の回で、朱美さんが「五代君が可哀想になってきた。」と言ってますが、そう思います。　八神やこずえちゃんが気持ちを素直に言うのに対して、響子さんは言わずに怒るのですから、それは読者はヤキモキするのです。

プライベートのことで管理人が住人を出て行けと言うのは理不尽です。う～ん。