
フジテレビ騒動で映画を取りこぼすところでした。
1月17日から全国上映され、3月から上映が始まるところもあります。
トランプ大統領就任もあって、コンスタントに入ってるようですね。
今回は久しぶりの
日本で唯一空港が見られる映画「ミッドランドシネマ名古屋空港」へ行きました。
名古屋は1月からの上映ですので、終盤になっているのか1日1回の上映です。
予約状況を見た感じ二人だけと思って入ると、結構入ってました。
ミッドランドのレザーシートは
豊田自動織機製なのだけど、座面が短すぎて出来の悪い軽自動車のシートみたいで、腰が落ち着かない。 軽トラに乗ってるみたいだ。 脚がシートに支えられてないという不安感が凄い。 久しぶりに行ったけど、以前はこんな印象はなかったなあ。
さて本題。
本国版では
「THE APPRENTICE」で、
弟子という意味です。
R15指定映画です。
ドナルド・トランプの若い頃の成長と光と影を描いた作品です。
父親の不動産業に務めているが、入居審査で黒人差別をしていると司法省に訴えられ、経営危機になる。 その最中に
ロイ・コーンという弁護士と出会い、青年実業家であったトランプを鍛えて行く・・・という流れ。
1970年代のアメリカは2025年と変わらずというか、左翼やLGBTが政府や行政に影響力を与え、要らぬ横槍を入れられる環境であり、これって今の日本が70年代のアメリカみたくなろうとしている状況で、移民に傾倒した政治が行われようとしている感じですね。
2025年になってもこの状況が酷くなって、トランプ大統領が元々いた白人のため、中間層のためのアメリカを取り戻そうとしているのは理解できます。
評点3.8 まあそんな感じだと思います。 監督はイラン出身だけど、如何にもアメリカ映画を作ってくれてます。
70年代に入り、ゲイだのレズだの、ドラッグパーティーが横行してAIDSが流行して街が腐敗している状況と、アラブや日本の経済成長に翻弄されるアメリカの景気が描かれており、決してコメディではないし、センセーショナルに描かれているわけでもなく、割とリアルに見せてくれてる感じです。(あくまでも製作者側が思うノンフィクションですが)
最後まで飽きさせず楽しませてくれます。
個人的には4.0~4.2ぐらいです。
過去の映像資料も膨大にあったでしょうし、トランプの身辺を調査した上で、プライベートでやっていたことも描かれてますので、それはトランプ陣営が上映中止を画策したのは当然でしょう。 この映画の内容知ればいい顔しませんw
映画では1989年にトランプが航空会社の「トランプシャトル」を作ったところまでが描かれておりますが、その後はイヴァナと離婚訴訟だったり、何度も経営危機になったり、結婚と離婚と浮気を繰り返すw
今みたいにネットがあって、過去を簡単に検索できる時代ではありませんので、トランプに関しては何かあったなあと言える程度の記憶しかありません。
映画には好景気にまみれた日本人が当然登場しますし、
トランプタワーのオープンに呼ばれた日本人が当然いたわけで、「アキオさん」と呼ぶトランプのシーンがあるのですが、それってトランプが尊敬していたソニーの創業者の森田昭夫のことか?って。
映画では兄のフレッドも登場し、彼についても触れています。元パイロットでアル中だったわけで。
色々映像があるんだけど、短くもこの映画の世界観を紹介出来てるのはこのトレイラーですね。 かかってる音楽も含めてその時代の空気感が感じられると思います。
最初の嫁さんのイヴァナ・トランプは2022年に亡くなってますが、この人の人生も公私共々勢力的ですな。
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Posted at
2025/02/16 00:32:30