映画「Love Letter」を再びスクリーンで見てきました。
2週間限定のリバイバル上映でした。
なんで東宝が配給に関わってるのに、東海地区は東宝シネマズで上映しない?岐阜県ゼロですよ! 仕方ないので、日本で唯一空港が見える映画館「ミッドランドシネマ名古屋空港」 で見てきましたよ。
正直、4Kは意識はしませんでしたが、やはりフィルムで撮影したのだと判ります。デジタル臭さや、はっきり映り過ぎる感じが皆無なのだと実感します。 デジタル写真だと遠近はっきりしすぎると、鬱陶しい写真になるのです。 アニメも映画も詳細に描き過ぎて、本質として描けていない作品が多い気がしますし、「教皇選挙」みたいな全然描けていないクソ映画もありましたから。 アニメに写真をトレースした映像は要らないし、見た途端に萎えますね。
あらためてスクリーンで見ましたが、先が読めない展開で、楽しめましたよ。 自分と近しい世代の人は、作品を見てましたから、お薦めしておきました。 ちょっと残念なことに、映画パンフレットを制作してないのでありません。 いや、なぜ作らなかった?もうちょっと商売っ気出しても良かったと思います。 いい映画になると、パンフレットは売れるのですよ。
上映95年当時の中山さんは25歳(撮影時は24歳)で、いやもう美人で独特な空気感を持ってましたし、酒井美紀さんは17歳で、まだフジテレビの「白線流し」の前に映画デビューした作品で、アイドルバリバリで、非常にステージ度胸が強い子な印象でした。 豊川悦司さんは、当時はフューチャーされて人気が高くなっていた時期で、今回はネトフリの「地面師たち」を見た後なので、ギャップが大きいw
芸術家の篠原勝之さんも出演されているのですが、通称くまさんと呼ばれ、当時53歳ですが・・・53歳でおじいちゃん役やってたのか? テレビには出てませんけど、今も御健在です。
1995年に都内を中心に上映され、評判が良くて、口コミで上映館が増え、上映期間が長期間に渡った映画でした。
この当時、映画産業も良くなくて、映画館は総じて古くて暗くて、音が悪くて、何の努力もしてませんでしたから、映画館はどんどん閉鎖されていました。 現在の様なシネコンのスタイルで開業していたのは、
川崎のチネチッタや、
ワーナーマイカルシネマぐらいで、それがニュースで取り上げられるのが話題になる状況でした。
で、しばらくしてメディアが取り上げ、当時、伊集院さんがニッポン放送で帯び番組を持ってましたから、中山美穂さんと酒井美紀さんをそれぞれゲストに招いたわけで、当時の録音テープを持ってますよ。 90年代のニッポン放送は、毎日誰かゲストが来るといういい時代でしたね。 自分はまだ学生だったしw
その後、映画が良かったので、レーザーディスクを買いました。 今もDVD化されていない作品はあるので、LDプレイヤーはあるし、円盤も綺麗に持ってます。
見たことない人にも注意点として、映画の特質上、中山さんは、神戸と小樽で一人二役を演じ、中学生時代を酒井美紀さんが演じています。 中山さんの義理の母を加賀まりこさんが演じます。 加賀まりこさんの存在感の高さというか、主役を圧倒する華があります。 つえ~!
これは、2016年の東京国際映画祭にて、20周年の時ですね。
当時でも予告はテレビで見た覚えはなくて、たしかに、こんな予告編でした。
記憶というのは忘れるもので、鈴木蘭々や田口トモロヲ、酒井俊哉が出てると今になって気が付くのでした。
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Posted at
2025/04/06 03:34:50