
これ見たかったのでサクッと見てきました。
入場者特典として、ローライフレックスのステッカー貰いましたが、この映画の特典として考えたら、リー・ミラーの写真入りのしおりでも配った方が良かったでしょ?
リー・ミラーはアメリカの報道写真家であるのは知っていましたが、あまり詳しくありませんでした。
こちらがよく知ってるのは不肖宮嶋茂樹の方ですから、新たに知れて良かったです。
評点4.2です。 当然でしょうね。 ほんと、「教皇選挙(コンクラーベ)」はどうして2.7が4.0超えになったのかいまだに謎です。 評点は試写会で見られた方が各所のサイトで最初に付けられるのですが、そこで評価が低いと、以後上がるというのは普通あり得ないのです。 逆に最初が高くて、少し下がるぐらいが通常だったりしてます。
主演を務めたケイト・ウィンスレットが良くて、よく2時間にまとめたなあと思います。 個人的にもそれくらいの評点になります。
リー・ミラー(1907.4.23-1977.7.21)の偉業は戦後になって注目されたのですが、ほとんどというか、日本においても皆無と言っていいくらいに写真展の開催とかありません。 亡くなってから屋根裏に大量の写真とフィルムが発見されて、遺族がその偉業を管理するようになったことから始まっています。 一人息子がいるのですが、戦前、戦時中に何をしていたのか一切喋っていないので、知らなかったそうです。
詳しいストーリーは敢えて触れませんが、彼女はフランス人ではなく、アメリカ人ですので、フランス従軍では女性は同行できず、記者として米軍管理の元で戦地を移動します。
ナチスが誘拐して強制収容所に押し込んだり、貨物列車に詰め込んだまま放置した後の遺体の山や惨殺死体の様子や生き残った人々を撮影していたわけで、それが、貨物の扉を開けずとも強い死臭と目を塞ぎたくなる光景を見せられるわけで・・・ヒトラーと愛人が自殺した翌日には米軍は入っているのだと判ったり、日本のマスコミがその辺りを詳しく教えてくれるような報道なんてありませんから、興味をそそられます。
にしても、公式HPに出て来るコメント見てると、成り済ましや左翼フェミが混じっていて、戦争語らせたいなら、それこそ不肖宮嶋茂樹に喋ってもらえば良いでしょうに。 日本の映画界は反日左翼ばっかりです。
長々と書きましたが、ちょっとでも興味があるなら、見て損はないとお奨めします。
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Posted at
2025/05/14 00:48:06