
これも必ず見ると決めていたので、初日の夜に無理矢理時間を空けて観ました。
主演:大泉洋・永野芽衣 「かくかくしかじか」です。
まあほんと、ヤフコメ民は幼くてバカばっかりなので、
ヤフー映画サイトだけが評点2.7で、悪口のオンパレードです。
他の映画サイトだと、3.7~4.2とおおむね好評ですので、如何にヤフコメが日常的に酷いことになっているのか判ります。
何が嫌なのかって、人のスキャンダル利用して、YoutubeやTiktokで稼いでやろうとやってる虚業の人達が増えたことです。 子供が将来ユーチューバーになりたいとか言って、虚業をやる人ばかりが増えると、日本はダメになるでしょうね。
で、連れも一緒に観たわけですが、
個人的には想定していた5倍以上面白く、良かったです。上映時間は予告入れて140分(予告は約10分) 時間を全く気にせず観られましたね。珍しい。
先日の
「リー・ミラー」も良かったですけど、今回個人的には
4.4ぐらいあげてもいいと思ってます。
画家であり、絵を教える大泉洋が演じる日高先生と、将来は漫画志望の高校生の林明子を永野芽郁が演じます。 この映画で
感心したのは、先生と生徒の関係だけを映すだけになりがちですが、前半はクスッと笑えるシーンを盛り込みつつ、後半は同じ絵画教室の生徒と先生とのエピソードにも触れ、内容を深く掘り下げていきます。 尚、大泉洋演じる日高先生は、戸塚ヨットスクールばりに馬事雑言と暴力指導で絵を描かせますw
とにかくも、絵に対する情熱は熱いわけで・・・。 人は何年経ってもそう簡単には変われない。
尚、予告編は二人に集中し過ぎてる感はあるので、見たら一旦忘れましょう。
原作者は自分より少し年下だけど、勉強が得意じゃなくて、マークシート方式のテストの攻略法やダウジングを使ったりと、90年代初頭の受験生あるある話も盛り込まれていて、共感できるところは色々ありました。 あれでセンター試験突破できるって凄いけど。 自分は5教科とか無理だから私立志望でした。 大学って入ってしまえば何とかなりますものw
作品では実家が宮崎県で、大学が金沢美術工芸大学です。 金沢って寒いんだなあ。
地方美大生あるある話や、進学や卒業後に絵が描けなくなったりとか、主人公だけではなくて、誘惑が多い環境だと打ち込めなくなるというのはあるのでしょうね。
いや~絵を描けなくなると、恋に走るのねw そうして単位を取る程度に落ちぶれてしまうが、そんな簡単に美大生は単位は貰えない。 そこいらの文系学生よりも美大生の方が査定は厳しいと思う。
普通にカップル、ご家族連れで行っても間違いない作品だと思います。
大泉洋がいい俳優なのは当然ですが、永野芽衣さんも全然いいですよ。 オールナイトニッポンやってますけど、面白い子だなあと思って初回から聞いてます。 プライベートでは金髪にしてハーレー乗って、ドリフト大好きな子だよ!面白い子に決まってるじゃないですか? そのギャップが好きなのだろうな。 オールナイトX(クロス)はLFとSTVラジオ(北海道)の2局のみです。他局が自社番組や買い付けた番組を流してる隙間の時間帯ですね。 ラジオって自由なので、私生活とか判ったりするものです。親子関係良くて悪い子じゃねえw
この映画を見て思ったのは、日高先生も含めて、みんな独学で絵を描けるようになったわけではなく、誰かに付いて学んでいったわけで、ピアノと同様で、描かなくなると描けなくなるわけで、サボり癖が付くと抜け出せなくなる。 周囲に誘惑があったりすると、途端に気の抜けた絵を描いていたり、全く筆が取れなくなるのだと。 何を描いたのかではなくて、気の抜けた上手い絵を描いても日高先生や大学でも評価されないのです。 ほんと、美大志望の生徒や美大生は、卒業しても色々悩むのだろうなと。 自分がいた業界だと、写真学校の生徒が社会に出ると、自らシャッター切らなくなる様なものかもしれません。
判りにくいけど、斉藤由貴さんが金沢の旅館の女中として1シーン出ていました。
バレバレな足跡を残されてましたw流石ですw
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Posted at
2025/05/18 01:11:44