
007シリーズ 50周年記念 シリーズ第23作 「スカイフォール」を見てきました。
今年は、警察・スパイ関連の映画と縁があります。
「外事警察」 「ロビーストの陰謀」「アメリカを裏切った男」などなど。
当然字幕の方です。 会場は比較的小規模なホールですが、午後3時ごろでしたが約7割程度の客入りです。
年齢層は40歳代以上。 中高年層の男女です。
これまで007と言えば、特殊な武器や高級車、派手なアクションと美しい女性とのロマンスが売りでしたが、正直言って、自分にとってはそれらの武器や自動車や小道具を駆使したアクションが見られたら、後はストーリーなどはどうでも良かったのです。 だから最後までまともに見たことがない。
予告編などを見て、今回はいつもの展開とは違うのでは?という不安と期待を持っての観賞です。
舞台はロンドン、イスタンブール、スコットランド、上海ですが日本も実はある。 最後まで見たら分かるし、その場面が出て来ると知ってる人にはすぐに分かるよ。
予告編以上にアクションは楽しめた。
いつもとは異なるストーリー展開。 MI6の責任者でボンドの上司である「M」ことジュディ・デンチがいい演技してます。
予告編でも見られますが、登場する車はランドローバー、アウディ、ジャガーXJ、レンジローバー、
ホンダCRF250、英国警察のポリスカー、そしてアストン・マーティンDB5などが登場します。 バイクのシーンでは足止めを食らうシーンで三菱デリカスターワゴン(バン)(現地名L300)も何気に出て来た。
今回の映画はこれまでのシリーズが実は映画として低迷していたので、相当に様々な映画やドラマなどを研究したであろうという痕跡が感じられました。 映画として冒頭にアクションシーンが始まり、その後はロマンスなどのおなじみの展開なので、話題にはなるが、作品として記憶に残らないのだと思う。
個人的には、日本のドラマや映画もチェックを入れたと思われる。 そんなシーンがちょっとある。
時間を気にすることはなかったが、不要だと思われるシーンがある。 編集の影響かストーリーが進み過ぎて、流れが早いと感じるのと登場人物が理解しがたいと感じることもあった。
米国映画の様に勧善懲悪の様にスッキリとしていないからだと思う。
じっくり見させる上手さでは日本映画の日本版CIAを取り上げた「外事警察」のストーリー展開が上手かった。
展開する拠点の移動の説明がなされないままに撮影拠点が変わっていることも原因だと思う。
それに気づかない人は楽しめたのではないかと思いますが、今年は警察や政治的な映画ばかり見ていたので、どうしても比較してしまう。
アクションはスタントマンを使用していると思いますが、それよりもCGでの処理が気になる。 そのシーンは特別要らないと思う。 それよりも英国軍のヘリのシーンが(アップしている動画の映像ではない。)合成でなく実際に来ていたなら、政治的に面白い展開になっただろうと思います。
個人的にはもっと練りに練ったストーリー展開であって欲しかった。 入れるべきシーンと要らないシーンがあると感じられる作品だと感じられます。 う~ん。なんかもったいないというかスッキリしないですね。
色々なものを参考にし過ぎた感を感じられます。
「ボンドを撃って」と字幕が入ってますが、映画ではそうではありません。
ヘリでの撮影技術には感心します。
Posted at 2012/12/02 00:16:13 | |
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