
見てきました。
メ~テレ(名古屋テレビ)が関連する超ローカル映画です。 豊橋市と恵那市を舞台にした作品です。
このご時世にこういうラリーをテーマにした映画を企画し、撮影して上映まで持ちこめたというのは良かったです。
クラウドファウンディングは当初の目標を達成しましたから、後は多くのお客様に見ていただきたいというか、どんな作品でもいいから映画館に足を運んでほしいというところです。
全国各地でローカル映画は制作されるのですが、PRもおぼつかないままに上映されて終わっていく感じなのです。先日もそんな映画がNHKのBSで放送されていましたが、いい作品はNHK拾うなあと、自分のセンスに間違いはなかったと。 役者がテレビに出演しても勝手にPRができませんし、撮影しても上映できなくてお蔵入りの作品もありますし、コロナ渦で上手い上映タイミングを外した作品もありますから、この2年は大手メーカーでも困難です!
2021年は気が付いたら見損ねた作品は数多!
ストーリー
ラリーに専念していた父(西村まさ彦)は家庭を顧みず、母親が亡くなってもその場にいなかった父親を軽蔑していた大河(森崎ウィン)。 東京で俳優をめざして活動中に父の訃報が届く。 帰郷した大河は父親の周囲の人達との交流を通じて、父はラリーの世界では名の知れたメカニックで、再びラリーへの夢を実現しようとしていたと判った。 大河自身がラリーに参加する事で父の真の思いに気づき……みたいな感じです。
主演の森崎ウィンさんと深川麻衣さんのお二人はもちろん、その脇を固める役者が良いエッセンスとなっております。 これほど竹内力さんをじっくり見る機会はVシネ以来かもしれないw
これはアクション映画ではなく、人間ドラマなので、ラリーに参加するその過程を描いた作品。
評点3.6 率直に言って真面目に作り過ぎてると。
ローカル映画にありがちなのですが、どこか笑えるシーンがあるとか、何か欲しいと感じる程超真面目に作られている作品が多いです。 そこに文科省推薦なんて付いたら誰のための映画なのか?
エンタテインメントとして自分は見ている部分もあるので、見に来る世代層を考慮したら、もっとラリーカーが走るシーンは盛り込むべきだったと思いますし、そうあるべきだと。
何が良かった?と聞かれた時に回答に困る感じです。そう、悪くはないんだけど。 映画を数本監督されてる方が制作し、有名作品を知ってるから、どうしても厳しくなるかな。
過去作品としてこれは有名な「今日も嫌がらせ弁当」
唯一評価してるのは火事があるのですが、リアルに火事ですから、関東では許可が下りずに無理でしょう。 本物の火事は違うんだと判る。
監督が大鶴義丹さん等のアクションが得意な監督だとどう変わるかなあと想像しながら見てました。 技術的な部分の描写がないし、車は走らないし、となると期待してきた人には不完全燃焼になるかと思います。 というか、深川麻衣の出演している作品は全部チェック入れてたわw
これは深川麻衣主演の「おもいで写眞」2020年制作 富山県を舞台にした作品。 東京で夢破れて的なのは似てますね。どこまで脚色するかでもあるんですが・・・。結構、ベタな作品って多いのです。
ホイチョイプロダクションの「私をスキーに連れてって」の見どころといえば、そういうことなのですよ。 映画って冒頭10分くらいは重要ですね。
当時は当たり前で何でもないけど、今見るとメカメカしいものっていい小道具ですね。
パーソナル無線と言ってアンテナをおっ立てているのが判れば最低40代以上ですw
ユーミンの曲と共にシーンが思い出される。 尚、あのセリカはボコボコになって返却したのでトヨタから怒られたのだとw
これは草彅剛と飯島直子の「メッセンジャー」これは低予算で上手く作ってましたね。1999年制作 ホイチョイプロダクションの凄いところは、映画で社会にムーブメントを起こしてしまうことです。 当時自転車便に入社する人いっぱいいましたから。
20年前の都内の風景が全然変わってるというか、自分も当時バイクで客周りする時は、バイク便と信号ダッシュだったw 尚、社内の支社間便は「ソクハイ」と契約をしていた。 当時ソクハイはホンダ・ホーネットが定番だった。
ようやく行動制限が緩められて、自由にどこでも行けるのですから、映画やお芝居を見る機会があれば、積極的に行った方が良いと思います。 失敗するのが怖い?そういうのも経験ですから、思いがけなくいい作品に巡り合えるというのもあります。
Posted at 2021/10/07 22:41:57 | |
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