他力本願のブログ一覧

ちょっと戻ります。　

原作：第７３話「湯治者たち」　アニメ：第４１話「湯上り響子にドキッ露天風呂のぞき合戦」

１９８４年１月下旬～２月　

アニメでは一刻館の住人たちが温泉に行く話になってますが、なぜ行けるのか？という説明がカットされてます。原作では五代君の骨折入院退院後に、お婆ちゃんからお世話になった一刻館の住人？？に対してお礼として温泉旅行をへそくりから出してあげたのでした。　第二期はこういう理由付けをカットします。　金を出さないのになぜ旅行に行くのか？と言う疑問に答えてないんですね。　　原作は時系列に話が進むので、今回の温泉旅行もスピンオフの様な話ではないんですね。必ず前後のある話です。　

有名な伊香保温泉ですね。　この他には響子さんと五代君が金沢に行った時もリアルな風景が描かれております。

個人的には近年のアニメの聖地巡礼的なそれって好きじゃないです。便乗して原作が売れてないことの悲惨さとなると、安直に飛びつくと高く付くと思います。

婆ちゃんから貰った金を酒代を浮かすために、部屋と料理を粗末なものに変えたのでした。　

壁越しに話が聞えるので、四谷さんは覗きをしようとしましたが・・・。

五代君は溺れてしまいます。　

そっと管理人さんに布団をかけてあげようとしましたが、惣一郎さんの夢を見ながら五代君を抱きしめてしまいます。　原作ではその後転がりながら布団に入って行きます。　五代君は旅先でも心が満たされないのでした。　

原作には布団部屋と言う言葉があります。　もちろん布団や座布団が置いてある部屋のことを指すのですが、これを言っても和室がない昨今には理解されにくいですね。　　

アニメ：第２５話「激闘! 五代VS三鷹プロポーズ大作戦！！」
１９８２年４～５月

響子さんは鈍感ですので、この鈍感さが話を行き違い、すれ違い、勘違いへと今後の話に繋がるのです。

三鷹：管理人をやめて過去を断ち切るべきだ。あなたと生涯ペアをくみたい。

響子：三鷹さん。　すみません。あたしだめです。ペアを組んでプロのテニスプレーヤーになんて・・・とてもなれませんわ。

三鷹：プロポーズだったのに・・・。

響子：五代さん。さっきはありがとうございました。あたしの気持ちをわかってくれるのはあなただけですわ。

五代：いや～ははは。（おれの気持ちわかってくれてないな・・・・。）

原作：第３０話「３年待って」

五代：か、管理人さん。三鷹さんとデート・・・？

響子：いやだ。そんなんじゃありませんよ。気晴らしにふたりでどこかへ行こうって誘ってくだすったから・・・。

それをデートと言うのですが、そうではないんですねｗ　このデートで遠回しにプロポーズされていることに気付きます。　一方五代君は駅でばったりこずえちゃんに会い、そのまま夕飯に預かったのでした。　

管理人さんと一の瀬さんがお風呂からの帰宅途中に五代君と一緒になります。　詮索好きな一の瀬さんから逃げだしました。　この時再婚する気は全くないのでしょう。　

五代君はあと３年管理人としていて欲しいとお願いしますが、翌日には将来を悲観して５年と言いかえるのでした。

あっさりまとめてますけど、原作に忠実ですしいいですよｗ

原作：第３２話「怒りのウィドウ」　アニメ：第２６話「五代呆然！響子のヤキモチ大爆発！！」

１９８２年６月

響子さんが高校時代の同級生に呼ばれて、再婚を促されて帰ってきました。　「素直になれよっ！」

原作では電話を切った後に五代君は響子さんからの視線を感じますが、アニメでは電話をかけようとすると視線を感じるように変更してます。　

五代君と三鷹さんを意識して思い巡らします。　結婚適齢期２３歳だった時代の作品ですから。　

一の瀬さんが五代君の電話を盗み聞きした話を伝えます。　
こずえちゃんが料理を作ってくれるのだそう。　

こっそりバレないように入ろうとします。　

一の瀬：ま、あんたの気持ちもわからんでもないけどさー。管理人さんて、あれでものすごいやきもちやきだからねー。

五代：まあね。時々・・・。

響子：（誰がやきもちなんて・・・失礼な。）

響子：なにコソコソしてるのよいやらしい。料理でも洗濯でもしてもらえばいいじゃない。（コーヒー豆を挽く）

結局四谷さんを巻き込みます。　

三鷹さんとデートをすることになったのですが、待ち合わせ場所が犬の美容室の２階だったので当然犬に捕まります。　

なぜそうなった理由も確認しないので、怒りに任せてパチンコで勝ち続けるｗ　

五代君と帰りを同じくするも不機嫌なわけで、缶詰を投げ付けます。　なんて理不尽なｗ　

付き合ってはいないけど好かれたいという男にとっては理不尽な都合で一人不機嫌になりますし、原作でもしばらくそれで話は続きます。　読み返すとなんて身勝手な女だと思う五代君は当然です。手すら握ってくれないのですから、そこら辺はこずえちゃんが一枚上手なのです。　こずえちゃんは積極的なんですけどねえｗ　

拾い物。

たしかに「大人のためのあいうえお表」というより、「大人のかるた」だね。

原作：第２９話「私はまけない！！」　アニメ：第２４話「五代君ドギマギ！こずえと初キッス！？」
１９８２年春
惣一郎さんが亡くなって２年経ちました。　管理人さんはお墓参りへ行きます。音無のじいさんからは将来を考える様に諭され、思いがけない発言に千草家の両親は便乗します。　再婚するつもりもなく、管理人も辞める気がない管理人さんは両親といがみ合うのです。　

一方、五代君はこずえちゃんにネクタイを締めて来るように言われ、買い物に付き合ってほしいとデートに誘われます。　商店街でメロンを買い、メロンを手土産に七尾家に強引に連れ込みますが、こずえちゃん的には親に紹介したいだけなのです。　ここで判るのは、こずえちゃんの弟の名前が葉介です。　

五代：あのねえこずえちゃん。ちょっと順番がおかしくないかい？

こずえ：順番？

五代：こういうことはきちんとした男女交際を経てからさあ・・・

こずえ：そうね。そういえばまだなんにもないもんね～。なんでなんにもしないの？！ねー。

こずえちゃんは策士ですけど、健気ですなー。分かってるいい娘ですよｗ　

五代君の妄想が始まります。　

カタカタチ～ンで五代君は外から誰かが見ているとキスから逃げたのでした。

管理人さんが気になる五代君は七尾家から用事があると出て行ったのでした。