
久々に見て決ました。
この夏はこれと言った気になる作品はなく、積極的に見る作品もありませんでしたが、TBSが制作した
「ラストマイル」は裏切らないだろうと思い、見てきました。
radikoで、8月18日TBSラジオで放送した
「安住紳一郎の日曜天国」に主演の
満島ひかりさんが出演されてまして、相変わらず面白い人だなあと聞いてまして、それがきっかけでもあります。
映画館は台風の影響でも朝から入っていて、人気ですね。 やはり、他に見る映画がない事も影響してます。
評点4.2ですから、大方満足する作品です。ドラマ
「アンナチュラル」「MIU404」の要素を折り込んだ、テレビムービーの集大成の様な映画です
とはいうものの、テレビドラマ自体ノーチェックでそれほど関心はないまま見たのですが、突っ込みどころ満載ですが、まずまず楽しませてくれます。
通販物流センターを舞台に、無差別爆弾事件が起きるのですが、配達員として火野正平が出演しているのが良かったり、リアルを深く見せようとしてかえって嘘っぽくなることがありますが、深堀りしないのは良い。 台詞に音楽を被せるのは止めて欲しい。如何にもテレビドラマ的で鬱陶しい。
個人的には評点3.5ぐらいですね。 不満もそれほどないけど、映画であるという要素を考慮すると、爆破をCG処理でやってるのは、予算に限界のある日本映画なんだなあと痛感させられます。 そこで醒めちゃうんですよね。
映画を見て思うのは、やはり通販の物流倉庫で働くのは自分には向いていないから無理だなあ。
都市部の倉庫はバスで送迎して人集めして・・・多治見のAmazonが名古屋駅からバスで呼ばないと集まらない程人手不足でなんて思い出しながら見てると、配送の労働力の搾取って酷いよなあと思うわけですよ。
辛辣な書き方してますけど、普通に上映時間128分楽しめますから、今洋画もロクなのありませんし、「徳川家康が総理大臣になったら」なんて大ヒットどころか爆死ですから、この夏最後にようやく見られる邦画が出て来たなあというわけです。
Netflixの
「地面師たち」が大好評ですが、
日本の作品でもお金をかければちゃんとした作品が作れますよ!というもので、
そこにタブーがないというのは最高ですね。 テレビバラエティでもまともに作っていたのは80年代末がピークでしょう。
日本のテレビと映画は、今後そうした作品と競争せざるを得ないわけですから、いつまでもテレビが
世論誘導の道具として左翼的なことをやっているから、それは終わりを迎えつつあるのです。
願望を報道するようになったテレビは誰も見なくなるのです。
Posted at 2024/08/29 23:44:57 | |
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