今度はフランスから問い合わせ。

先日のこと。



フランスのプレリュードオーナーから「８９モデルですがアンバーのポジションランプありませんか？」と打診を受けました。



そう、フランス、ドイツなどは薄いブラウン、若しくは薄い青のポジションランプなので、国内仕様のようなアンバー色のポジションランプではない。



洋の東西を問わず「無いものねだり」はおんなじです。



更にやり取りの最中で以前製作した「ポジションウィンカー」の動画を見せてあげたら「Great！」が返ってきて「ユニットも欲しい。」という流れになりました。



ここ数か月、リレー使ったカスタムはネタ切れでやっていないのですが、（リレーネタは20数個もありますが、併用できなかったり諸事情で中止したりの状況で新規開発がストップした状況です。まあ設計だけ出来てしまえば、その気になればいつでも作れるというのもあります。）久しぶりにハンダゴテを手にすることになりました。



でもって、「点灯パターンをどうするか？」本人に確認してみました。



①フロントウィンカーをポジションランプ化。ウィンカー優先機能でウィンカー時にはポジション電流カット。


②①のパターンとは逆に、フロントウィンカーそのままでポジションランプにウィンカー機能を追加。ウィンカー時にはポジションが無くなって、「デカいウィンカーになる。」パターン。



で結果は②がいいとのこと。左右独立ユニットなので、ウィンカー時に反対側のポジションは消灯しません。



せっかくやるなら、通常は点滅しないポジションランプを点滅させるほうが、インパクトがデカいのは至極当然。



まあ、ユーザーのランプカスタム技能については「日本が世界一であるのは間違いない」のですが、やはり面倒なのかあまり真似する外国人を見たことがありません。



もっともそうは言っても、エンジンスワップを庭先でやったりするヘビーユーザーも珍しくないので、海外の人間の「メンドクサイ」の基準がよく判りません。



ただ個人的にはちょっとづつでも、真似する人間が出てくれたら嬉しいですが。




ではこれから、自分のカーテシーランプコントロールユニットと、ポジションウィンカーコントロールユニットの製作に入ります。