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(前回の続きです。)


本当はオーナー同士の繋がりを使うと、かなり詳細なデータが取れそうですが、下手するとあと数年で2,000台を切るレベルになることも十分に考えられます。

Si-Statesでさえ毎年毎年70台が消えて行った計算ですし、３年前でさえ既に登録台数は100台を切っています。(一部は抹消され残るにしろ大した数ではないことは容易に想像が出来ます。)


ここらで何らか手を打たないとヤバいのではないでしょうかね？


例えは悪いかもしれませんが、フェラーリのＦ４０は現存する個体毎に詳細なデータが集められているそうです。

まさに競馬の血統書と同じレベルです。

持ち主が変わればデータも変わる。


こんなことができるとは思いませんが、少なくとも個体数だけでも把握できるといいですが。

正確な数でなくてもせめて100台レベルで判るとよいのですが。

国土交通省から車種毎の登録台数が発表、販売されているとの情報を掴みましたが、詳細ご存知の方、いらっしゃいますか？

年々減ってきている3rdプレリュードですが、残存数は気になっていまして『果たして何台が残っているか？』はオーナーならずも興味を引くと思います。

三年前のデータですがみん友さんが、古い車の

・当時の登録台数
・現在の登録台数

をグレード別に公表しており、かなり大きな反響を巻き起こしました。

その後、実際にその方とお会いできて更に詳細なデータをいただくことができました。

あれから３年が経過して、プレリュード人気は衰えるどころか増すばかりとなり、10万㎞を超える個体でもかなり強気な価格を付けるケースもちらほら出てきています。

人気が再燃した当初はもちろん2.0SiのMTが一番人気でしたが、元々ATが販売の中心であったため、MTは早々にタマ不足になり販売中心はATに移ることに。
そして遂に2.0Si自体が無くなり、現在はほとんどがXXとなっています。

当時はまだ燃料噴射エンジンへの転換の過渡期であり、エンジン屋のホンダの意地で多少の電子制御を組み込んだものの、返ってそれが仇となり極めて調整しにくいエンジンとのレッテルを貼られてしまいました。(当時は私もXXでしたが、キャブの調子が悪いなんてことは一度も無かったですが。)


話が逸れましたが、キャブのXXさえも程度の良いものはかなり少なく、一時の2.0Si並みかそれ以上のプライスを下げるものも目につきます。



こうなると、もはや天然記念物と同じで詳細なデータを取り、個体ごとの管理をしていかないと、ますます減少の一途をたどることに。


ただ、この状況については私以外にも懸念しているオーナーは潜在的にかなりの数になると思います。


Ｚ・箱スカGT-R・R30などのレベルなら、大人数のファンクラブにてある程度は個体管理ができるでしょうが、既に3000台以下のプレリュードの全体像を掴むのはかなり困難だと思われます。

実際、事情があり降りることを余儀なくされたオーナーが、同じクラブの別のメンバーに譲るケースは珍しくないようです。
しかしこうした状況にない(オーナー同士、ファンクラブなどの横の繋がりがないという意味で。)3rdプレリュードのオーナーは下取額もタダ同然で、仕方なく廃車にするケースも増えているようです。

(以下、続きます。)