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今まで散々「ウィンカーポジション」と書いておきながら、今更「ウィンカーポジションでは無い！」と書くと怒られそうですが・・・・・。






敢えて書きましょう。





なぜ私がフロントウィンカーをポジション代用にしなかったのか？







理由を書くと色々あるんですよ。






①発熱の問題。


そもそも、ウィンカー用LEDはスモールランプのように、「点灯しっぱなし」を前提としておりません。


となると、必然的に放熱は点滅を考慮したものになります。工業製品である以上、コストは部品の数と質により決まります。


放熱を上げるとなると部品が増えたり、質を上げる必要が出てくると同時に、それを無視した形で使うことは発熱のリスクが高まることになります。


②球切れリスクの減少


これも先の理由と被るのですが、ポジション球は「点灯しっぱなし」を前提にしていますから、ポジション球として使う分には球切れのリスクが極めて少ない。



だから、「ポジション球をポジション球として使う」ことはある意味、至極真っ当な理屈です。



③無灯火回避の可能性が飛躍的に高まる


ノーマルウィンカーとポジション球の2つのバルブが「ウィンカー」として作動する事で、同時球切れによる「ウィンカーの無灯火」状態がほぼ回避出来ます。


(ただし、球切れではなく、他に何か不具合があれば無灯火が発生する可能性はありますが。)



実際、前にも書いたと思いますが、ウィンカーバルブの接触が悪く「点滅していると思っていたウィンカーが点灯していなかった。」ことがありました。


でも「ポジションウィンカー」のおかげで無灯火にはなっていませんでした。



④明る過ぎるウィンカー


これも普通のウィンカーレンズならば問題ないでしょうが、私の場合、加工によりノーマルバルブ比で約2倍の明るさ(体感比)になりましたから、実際のところかなり明るいんですよ。


これをポジション球の代用とするには明る過ぎたわけ。


ただ、日中ならば明るくて問題はない。しかし夜間に昼間と同じ明るさで点灯させるのは「チョイと違うかな？」と感じたわけです。


ただ、私の場合、ノーマルウィンカー側は夜間減光仕様にしてあるので、「ウィンカーポジション」として使っても問題ないレベルにしてあります。


更に言えば、夜間にオレンジの部品がかなりデカくなるのは、正直趣味ではありません。




⑤この自分仕様ならば「減光させても被視認性は確保出来る。」見通しが立った。


これは③とも被るのですが、ダブルウィンカーにすることで、発光面積は約50%アップ!(実際は45%くらい)するので、光量が3割減ったとしてもトータルの明るさは落ちないか、むしろノーマルより上がっている可能すらある。




しかもポジション球は昼間であろうが夜間だろうが、ウィンカー時には100%フル点灯なので「減光させたノーマルウィンカーより対抗車のドライバーの目は、むしろ明るいポジション球に集まるだろう。」という読みもありました。実際作動するところを見てみると、ポジション球に目が行くんだな、これが！


































で、次が最後。








⑥これがある意味、最大の理由かもしれません。

















































人と同じことが大嫌いだった！！！



























































以上が私が「ポジションウィンカー」を採用した理由でした。(笑)

現在、ポジションランプ、サイドウィンカー、フロントウィンカーの電気系統に細工をしていますが、「もし考えられるだけの制御ユニットを組み込んだらどうなるか？」という仮定の元、設計図を引いてみたところ、とんでもないことになりました。





なんと、片側だけでリレーを8つ内蔵するという、バケモンみたいな回路が出来上がりました。





本当は最初からこれをやりたかったのですが、パーツの到着遅延などもあり、見切り発車したのですが、やはり不満が出て来てしまいました。




フロントのランプ類がノーマルのように単機能で、かつ全て独立しているなら何ら問題ないのですが、私の場合、全電気系統が全て繋がった状態になる予定なので、パーツパーツを細切れで作っていくと反対にやりにくい。



全ランプを一体とみなし同時進行で作っていくと、ユニットに入る線、出る線が簡素化、解りやすくなり最終的にはカプラーで脱着が出来るようになるわけです。



ユニット毎に作ると例えばアースが何本も出るなど、見映えも取り回しも悪化します。


因みにこれだけのユニットですが、大きさはタバコの箱程度しかありません。(の予定)


これなら左右取り付けても設置に困ることはないでしょう。








実際に組込み予定の機能は以下。




・ポジションランプにウィンカー機能追加

・ウィンカーとハザードランプを分離

・ウィンカー時DRL消灯

・ハザード時DRL消灯

・スモールON時DRL減光

・スモールON時ウィンカー減光点滅

・ヘッドランプONに連動しDRL消灯

・フォグランプのコーナリングランプ化(スモールON時のみ)

・ヘッドランプ連動フォグランプ強制点灯

・スモールON時のみ、フォグランプ点灯可能


ざっとこれだけのことをやろうというのですから、そりゃーとんでもない話です。





因みに先日見つけたロケーターライティングシステムユニットは、DRLとの併用がかなり面倒なので残念ながら採用見送り。



(専用ランプを追加すれば、これは可能となります。)



いやはや、我ながらとんでもないと思います。



でも、とんでもない分、完成した時の喜びは何事にも変え難い！



コロナウィルスの影響で休日も外出もままならぬ状態ですから、しばらくは部屋でチマチマとユニット製作に勤しむことにします。

打診してから数日経過した本日、相手から「発送可能。」と連絡が来ました。



発送しないと言っていたので、連絡が来るまではヒヤヒヤでした。



送料も妥当な金額でした。




リアフォグマニアとしてはやはり見過ごすことが出来なかった・・・。





到着したらまたシッカリとクリーニングしたいと思います。

昼前、チョイと野暮用を片付け、午後からチマチマと制御ユニットを作っております。





で、ふと気がついたのですが、「DRLが最新のポルシェのある部分に似ている！!」







うーん、確かに似ている。




まあ、敢えて言いませんが、解る方は解るでしょう。




自己主張し過ぎるとくどくなる。




主張が足らなければ埋没する。




どちらにも偏らない程よい塩梅こそが、絶妙と言える。




(実はポルシェは案外好きな車だったりします。ドイツ堅気の理論に完璧に裏付けられた技術は、ホンダと通じるものがあります。)






パッと見、ノーマル。だけどよく見ると「ん？」というDRLになりました。



そんなさり気無さが我ながらGOOD！







今から取付けが楽しみです。

カプラー到着まで暫く時間があるので、手始めにフォグランプを現行法規に合わせ、「スモールON時のみ点灯する仕様」に変更します。




前にも書きましたが、プレリュードのフォグランプはバッテリー直結なので、スモール点灯に関係なくスイッチONで点灯します。むしろフォグランプ点灯でスモールランプが点灯する仕様。




しかもスモールランプをスイッチで消灯させても、フォグランプは消えないので、消す為にはやはりスイッチ操作が必要です。




なので、コイツをチョイチョイと弄り、スモールランプ消灯でフォグランプも連動消灯するように変更。




これらは配線を組み替えるだけ(リレー組込み)なので、カスタムとしてはかなり初級レベル。





やり方次第ではヘッドランプ連動で強制的に点灯させることも可能。




ただし、この仕様の場合、ヘッドランプ点灯時にはフォグランプを消灯出来ません。




まあこの仕様のほうがカッコイイですし、いかにも「弄ってるな！」と判ります。



ただし外観からは一切判らない。ヘッドランプを点灯させて初めて判る「控えめ仕様！」




両方やったら、それはカッコイイ仕様になります。



この仕様で決めましょうかね？




これぞまさしく「俺様仕様！！」


しかもスイッチ噛ませれば、ボタン1つでノーマル戻しが可能です。(ヘッドランプ連動点灯がキャンセルされるという意味です。)

これならば車検対応はバッチリ！