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再度製作した新型の統合制御ユニットを取り付けるため、作業にかかったのですが思わぬ過去の遺物が出てきました。



数年前に取り付けた「パッシングランプ」のスイッチと配線、更にDRLで遊ぼうとイベント専用で取り付けたコントロールユニットがそのままでした。



自分では除去したと思っていたのですが、電源は両方共に生きていましたので、ランプを接続すればそのまま使えます。



ただ車内から出た配線の行く先がちょっと行方不明で、じっくり時間をかけないと先端が判りません。




で、更にもうひとつ。



フロントのユニットを全て撤去したので判明したこと。

（自分で全て作っておきながら、判明も何もないが、）



数年前に取付していますので既に忘れてしまっていたのですが、最初に取り付けた「ポジションウィンカーシステムがあまりに複雑」だったので、こちらも全て撤去して親の車で上手く作動したシステムをそっくりコピーして取り付けていました。


実はサイドは専用ユニットで駆動させていました。（笑）

なのでフロントの制御ユニットを取り払ってもサイドはポジションウィンカーが現役です。



ただし本来は同一ユニットでフロントとサイドを左右毎に制御できるので、1つのユニットで制御するのが好ましい。


で、更に言えばこのユニットとフロントに取り付けたユニットでは、作動パターンが違う。


やっと思い出してきました。


当初のユニットはウィンカー作動時に左右のスモール電源を同時にカットするので、そこにフロント制御ユニットで制御されたスモール信号が流れ込む形なので、特に問題なかったと考えられる。


まあ、今回新規に左右独立タイプのユニットに変更したので、左右一体型はもはや不要。


逆に左右を接続するので、エンジンルーム内の配線取り回しが厄介です。


というわけで、こいつも近いうちに全て除去します。


更に何かの目的で設置したリレーもそのままでしたので、こちらも配線を辿って場所を特定し、付使えるものはそのまま利用します。



新型ユニットはこれらの問題が片付いてから取付になります。




ちょっと残念！！！

左側だけ正常に作動したCLM。



試しに作動を確認してみると、これがなかなか具合がよい。




まあ元の配光特性とはまるで違いますから、外側を見事に照射してくれます。




しかもウインカー点滅とほとんど同時に照射が始まるので、ステアリングを切り始める前には車両左側は既に照らされている感じ。




て、ウインカー終了すると約3秒後に自動消灯するので、楽チン。






まあ、製作の構想として

｢コーナリング時に左側前方を見易くし、歩行者の視認性を上げる。｣

｢降雪時の路肩を見易くする。｣

ことを同時に狙いました。





特に冬にはバルブをイエローにすれば、更に見易くなるはず。


S25にはイエローバルブは恐らく無いと思われるので、なければこれまた自作するしかありません。




あと｢左右に敢えて装着せず左側だけに装着した。｣という説明そのものが、拘った感じがアリアリでカッコいい❗






うーむ、右側外そうかな???




車検時にはウインカー配線だけ外せばCLMは作動しませんから、慌てなくて済みます。



我ながら久々のヒットカスタムになりそうです。

無事に装着となった「コーナリングランプ（らしきもの）」。


（これ面倒なんで「CLM（Ｍ＝もどき）」と呼ぶことにします。）


接触不良も直ったはずなのに、実際に作動させてみるとやっぱり点灯しない！



電圧が足りないことは無いはずだし、LEDの電流なんてたかが知れてるし。












「机上で問題なくて装着してみると作動しない。」っていうのは、過去にも何回か経験していますが、そういうのってやはりなんかおかしいんだよね。










制御システムそのものは、既に20回くらい作っていますので、こんなに作動がおかしいのってあまりないんですが。




実は現行ユニットは最初に組んだ時に、部品が1個死んでてあとから交換した奴なんですよね。しかもいつも使っていたハンダから新しいハンダに変えたところ、これまた恐ろしいくらいに溶けない！！！





しかも張り付きも極端に悪いので、やはりそういうのもあるのかもしれません。







ほんの些細なミスが積り積もって最後、動かない場合って大抵前兆があります。






多分、これを再度弄っても改善の見込みはあまり期待出来ないんじゃないか？





ということで再作製することにします。

既に完成し取付を待っていた「フォグランプ兼コーナリングランプユニット」を取り付けようと、作業に取り掛かった3分後、悲劇が起きました。



















片方のランプを取り付け、もう片方と思った矢先のこと。





















































配線がわずか10㎝ですが、足りない！！！




















製作時に「長過ぎるかな？」と最後に長さを詰めたのがいけなかった！












もちろん、長さには気を付けていましたが、長過ぎると他の配線に絡む恐れがあるため短くしたんですが、これが仇となりました。








ただ手間はかかってしまうわけですが、ここで思わぬ朗報も。









配線延長（割り込み延長）させるので、延長配線から必要なウィンカーとスモール信号を取り出すことができるので、従来配線には触らなくてよいというメリットも。










まあ、単に信号取り出す準備をしていなかったという面もありますが。










（だって今の仕様、本来は暫定仕様なのでいずれは本命仕様に付け替えるつもりでした。）







この暫定仕様、さすがに本命仕様と比較しては劣ります。







ウィンカー、ハザード独立点滅機能、DRL機能こそ省きましたが、他は本命仕様と同じなので、そこそこ「見られても恥ずかしくない仕様」にはなっています。








妥協ではないのですが、私の場合、「自分の狙った仕様が無事に出来た。」ことである意味、満足しちゃう傾向にあるようで、過去にも取付せずにお蔵入りさせたユニットがいくつかあります。







今回、左右のフォグカプラーをそれぞれ「別の制御」に使ったことがよかったみたいです。






さて、暫定仕様ながら完成が目に見えてきたので、次は数年来の悲願であった「カナダ仕様」を取り入れた仕様（DRLもその一つ）、むろんそのままであるわけがないですが、もう一歩高い次元へ吹き上げてやろうと思っています。

画像が送られてきましたが、どうやら本当に在庫があるようです！




実際は数十枚の画像が送られています。




凄すぎて言葉がありません！！！