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2021年05月10日 イイね!

ボークス IMS 1/100 ナイトオブゴールド 製作記 その1

ファイブスター物語の存在は当然知っているが1ミリも読んだことはなく、劇場版はただの睡眠導入剤にしかならなかった。

複数のメーカーから模型が発売され続けているが、レジン製の非常に高価なものだったりインジェクション成形でも微妙な出来で買うまでは至らなかった。

しかし、昨年末に発売された【1/100 ナイトオブゴールド】には、写真を見た時点で「これは今までと違う!」と飛びついた。


値段は1万円弱と、普通のプラモとしては高いがファイブスター物語としては安く、明らかにスタイルが良く出来が良いのがわかる。

とりあえず、ガンプラの様にパーツ同士が確実に合うわけではなく、必ず仮組みの後の調整が必要で、日頃プラモを作っていない人には勧めない。
それでも以前よりは改善されているキットらしい。


目立つ合わせ目を処理するために、今回から新兵器を導入。

シアノン系瞬間接着剤とベビーパウダーを混ぜると乾燥の早いパテとして使用でき、写真には写っていないが硬化促進剤を吹き付けるとあっという間に硬化し、
かなりの時短になる。


頭頂部や肩の部品の合わせ目が特に目立つので、埋めてみた。


ベビーパウダーを混ぜることで切削性が良くなるので、ヤスリがけが楽。
ただし、多少泡が発生するので溶きパテによる仕上げが必要。

足首のパーツには力がかかって折れそうなので、穴を開けて真鍮線を通して補強した。


フロントアーマーには『ニ』形状の凸モールドがいくつかあるが、モヤッとしているのと周りの平面が出ていないので、一旦モールドを削り0.38ミリ×0.5ミリの角棒を2ミリずつ切り出して泣きながら貼り付けた。


パーツを触るとすぐに分かるのだが、まず日本製ではありえない金型から取りやすくするための離型剤が使用されていてパーツ全体がスベスベする。
中性洗剤をつけた歯ブラシでゴシゴシした後、超音波清浄機で洗ったが、写真の通りマスキングテープを貼って剥がした時に凹んだ部分の塗装がペロンペロンと剥がれまくった。


洗剤は信用できないので、この後2000番のスポンジヤスリでこすって離型剤を落として再塗装した。


今回、スミ入れにも新兵器を導入。
エナメル塗料ではなく、薄めた水性アクリルカラーに表面張力を弱めて流しやすくするためにマジックリンを混ぜて使用した。
エナメル溶剤の様にプラを侵す恐れもなく、余分な部分の拭き取りは綿棒にマジックリンを付けて拭けば良いと言う画期的な方法。


ガンプラとは一線を画すデザインの胴体。


本当に良いものだが、供給が追いつかずなかなか手に入れることが出来ないのが勿体ない。
Posted at 2021/05/10 20:22:08 | コメント(0) | 趣味 | 日記
2020年04月12日 イイね!

バンダイ ブラックウォーグレイモン [AMPLIFIED] 製作記 完成

前回のウォーグレイモンと一緒で、これもデジモンの何に登場するのか、どういった役割なのかわからないし興味もない。
素晴らしい造形だったので、勢いで連続して作ってみた。
そのうちプレミアムバンダイで発売されそうな気がするが。

いわゆる2Pカラーで、元となるウォーグレイモンから単純に色を置き換えたもの(シャア専用ザクと量産型ザクの様な)。


基本色がブラックとシルバーの組み合わせが難しい無彩色となり映えないので、どうアレンジするかが難しいところ。

・レッド → ゴールド
・ゴールド(装甲色) → ブラック
・オレンジ(肌) → ブラック
と言う色の置き換えを行う必要があるが、ブラックがかぶってしまうので肌の色をブラックに近いブルーにした。
生物の肌や毛はそんなにブラックじゃないだろうと思ったが、カラスや黒猫は結構黒かった。

ゴールドは、差し色のためクリアーイエローを吹いて彩度を上げてみた。



ウォーグレイモンと同様に腕のツメは独立可動するように改造した。



背中の羽はクリアブルーの成型色だったので、イエローとマゼンダを混色した色(結果的にクリアーレッド)を吹けば、色の3原色上ブラックになるだろうとテストしたが何だかよくわからない結果になったので、素直にクリアーブラックを吹いた。
普通に置いておくと、後席に貼った濃いウインドウフィルムの様な色だが、撮影で明るい背景にしてしまうと元のクリアーブルーが出て来てしまう。
希望としては、きっちりブルーを消したいところ。



脇腹のレッドは、ウォーグレイモンではブルーにしたのでその対比として。



ブラックの装甲は、ただのブラックを吹いただけ。
陰影は付けられないし、ハイライトの付け方が良くわからなかったので、何も出来ず。
そのうちパールを吹くか根本的にやり直すか考え中。





ウォーグレイモンとの比較。






知名度が低いので盛り上がらないだろうが、オーパーツと言っても過言ではない出来なので、時間を持て余している人は是非。
鋭利な部分が多いので、充分な注意は必要。


以前にも書いたように元々の出来が良いので、目立つ場所の合わせ目をしっかり処理してスキを無くしたい。
目立つ合わせ目は、腕(上腕から前腕全て)の正面と、モモの下アーマーの前部。

腕は正攻法で処理出来るが、モモアーマーは面倒なので今回は一旦切り離して別パーツにする方法を試みた。


そのまま組むと、左のように中央に合わせ目が出てしまう。
実物として考えると、左右の装甲を繋ぐための装甲の真ん中に分割線があるのは考えられないので、ここの合わせ目は絶対に消したい。
が、思っていたよりパーツの肉厚がありうまく切り離すことが出来ず、モモアーマーをプラ板で新造する(白いパーツ)結果となってしまった。

前回の、下からの後ハメ加工も簡単ではないので、何とか楽な方法を考えようとしたが、安易に人には薦められない内容となってしまった。
Posted at 2020/04/12 20:25:16 | コメント(0) | 趣味 | 日記
2020年03月21日 イイね!

バンダイ ウォーグレイモン [AMPLIFIED] 製作記 完成



生物部分の皮膚は、つや消しのオレンジを塗装しクリアーレッドで陰影を付けた。
クリアーレッドをシンナーを多めにして薄めるのではなく、クリアーレッドに同量ほどのクリアーを混ぜて薄めるのがポイント。
ちなみにこのポイントはネットで得た情報。



装甲は薄いイエローが指定色だが、皮膚のオレンジと近似色のため色のバランスが良くない。
また、成型色そのままでは生物部分より軽く見えてしまい、最初の印象とは裏腹に徐々におもちゃに見えてきてしまうので、装甲はブルーゴールドに強めの陰影を付けてみた。



装甲のシルバー部分はメッキシルバーNEXTで、装甲のレッドはクリアーレッドのキャンディ塗装。

つま先のツメは生物部分になるので、シルバーではなくホワイトをベースにして紫のグラデーションをかけてみた。



荷物を降ろしてシュッとした状態で。



正義の味方より悪者に近い気が。




実は結構大きく、MG(1/100) のガンダムと。


え?、コレとは別にブラックウォーグレイモンってのがいるの?
Posted at 2020/03/21 20:12:19 | コメント(0) | 趣味 | 日記
2020年03月21日 イイね!

バンダイ ウォーグレイモン [AMPLIFIED] 製作記 その1

ウォーグレイモンは、デジタルモンスターに登場するモンスター・・・らしい。

自分にはデジモンはポケモンのパクリ?程度の知識しか無いし、主人公がサトシなのかそうでないのかもわからない。
日頃とぼけているトカゲの様なモンスターが、シャキーン!と変身したのかもしれないがそうでないかもしれない。

ただ、2019年10月に発売されたコレは、そのキャラクターの背景とは関係なく造形物としてのインパクトが凄かった。

存在感としておもちゃレベルの遥か上、かつパーツで色分けされているので塗装せずとも(おおよそ)広報写真の様に仕上がる。

発売から何日か後に知り、何?何、コレ?と気づいた時は既に市場から消えてしまいプレミア価格で取り引きされていたが、2020年2月に再販された際に手に入れることが出来、それ以降は比較的手に入りやすくなっている。

元のデザインをリファインして魅力を増幅させた「AMPLIFIED」と言うシリーズで、バンダイの中の1人の天才が企画し販売まで至ったであろうことは容易に想像出来る。


本体の動物部分はいかにもフィギュア的なやさしい造形。


装甲や武器の部分はパッキパキなエッジとトッゲトゲな先端の造形。


対象年齢は15歳以上で(安全なおもちゃに付けられる)STマークが無いのは、バンダイが本気を出した時の証。


製作を開始し、気になる部分を修正。

両腕のでかいツメの裏側が肉抜きされていて目立ちそうなので、プラ板で塞いだ。
その際に3本繋がっているのを独立可動するように改造した。


3本のツメの軸にはポリキャップ部品のランナーを使用した。

ランナー直径が2.5ミリなので、ピンバイスで2.5ミリの穴を開けて貫通させればOK。
両端となるツメのパーツの脇には、小さな丸いパーツを貼ってディテールアップするのが良いかと。


腕のアーマーは射出成形丸出しの造形だったので写真左の様に面を再構成してみたが、全体が濃い造形なので作業の割には印象は変わらないと思う。



マスキング塗装をせずにパーツの合わせ目を消したいので、後ハメ加工をした。

ももは、装甲パーツを下からはめられるようにお互いの干渉部分を削った。


腕と手首の8角形のパーツの接続部分は、接続時のストッパーになる部分を丸から楕円形状にするだけで後ハメ出来るようになる。


足の爪は3本が繋がっているので、カットして分割すれば最後に差し込めるようになる。


ヘルメット単体で整形するため、顔との干渉部分をかなり削り、顔を下から差し込めるように。


と、当初考えていたより多めの手を加え、エアブラシで全身塗装。

今回は全身にグラデーションを試してみた。

いつもと違う塗装かつ初めての方法なので楽しくて仕方がない。
Posted at 2020/03/21 14:13:39 | コメント(0) | 趣味 | 日記
2018年07月29日 イイね!

模型製作環境の更新

模型製作を40年以上続けていると工具や環境は安定するものだが、最近更新して良かったモノをいくつか。


・塗装ブースツインファン化

タミヤの塗装ブースを使用しているが吸引力が完璧とは言えず、「塗料の吹き返し=部屋内に滞留」が見られたので、ブース内のファンの数を2個に増設した。

タミヤ直販で純正の増設用のパーツが9000円くらいで売られているので、購入して取り付け。


塗装ブース裏側から見た標準の1ファン状態


購入した増設用パーツ


ツインファンにした状態

特に難しい部分はなく、ドライバーを使用してネジで固定するのみ。

単純にAC100V駆動のファンを増設するだけなので、電源ケーブルやスイッチが2つになるのが「まあそりゃそうだが」とちょっと面白い。

ものすごい勢いで吸引するとまでは行かないが、吸引力が増して満足。



・コンプレッサー変更

長い間、エアブラシのコンプレッサーは「L5」と言う標準的なスペックのモノを使用してきた。

これはいわゆる普通の模型製作には必要充分だが、物足りなくなる事がある。

・吐出圧が低いため、0.18mmのエアブラシでつや消し塗料を吹きにくい。
・吐出圧が低いため、メタリック塗料を細吹き出来ない。
・吐出圧が低いため、ウレタン塗料を吹けない。

ウレタン塗料についてが問題で、実は去年のお盆に下記3台のボディのウレタンクリア塗装を行った。

溶剤塗料は内部の溶剤が揮発することで乾燥するため、その分肉やせして乾燥後の表面が平滑にならない。
ホットケーキを焼いている時に、中から空気がブツブツ出て来て穴だらけになるイメージ。

ウレタン塗料は粘りがあるので、L5で吹くためには溶剤で薄める必要がある。
そうなると、2液の化学反応で乾燥するため肉やせせずに平滑のまま乾燥するメリットが失われてしまう。

その結果、溶剤塗料と同じような凸凹な表面になってしまう上にウレタン塗料は塗膜が硬いので研ぎ出し(ヤスリで表面を平滑化する)が実に大変。

で、1年ほど作業が頓挫中...



もうこんな過ちは繰り返さないと、コンプレッサーを買い替えた。

クレオスからは、L5(5L/min)、L7(7.5L/min)、L10(10L/min)と3サイズ発売されているので、1番スペックの高いL10を購入。
ちなみに何故かL10はAmazon専売。

う~ん、デカい!




・アルティメットニッパー

ランナーからの切り離し専用の定価5000円の片刃式高級ニッパーで、無理をするとすぐに折れてしまうくらい薄刃。


5000円はかなり覚悟が必要だが、購入後の感想は「もうこれがないと作業出来ない!」と言うくらい手放せない工具となった。


普通のニッパーは、刃が向かい合わせに><となっている。
このニッパーは、片刃式で>│と、包丁とまな板の様な形状をしている。

その形状が何故良いのかわからないが、切った時に「パチン」と音がせずに無音でストンと切れる。
音が出ると言うことはそれなりに力がかかっているので、部品が折れたり飛んでいったりするが、これはそれがない。
切断部分はプラが白化せずにキレイなままで、部品がえぐれて欠けることもない。

かと言って切断したまま組めるわけではなく、カッターやヤスリで整える必要はあるが、作業効率が何倍も上がった。
部品がえぐれてしまうと、パテ修正、乾燥待ちおよび乾燥後の整形で2日ほど要する必要があるので、それがなくなるのは嬉しい。

ただし、かなり使用箇所が限定される5000円のニッパーを他人に勧めるのはちょっと...



・セリアのスティッククッションやすり

100円で10本入りの使い捨てヤスリ。
600番のみの販売だが、塗装前提の下地用であればこれだけで何の問題もない。


もう少しクッションの材質が硬いと良いのだが、持ち方で何とかなる。


これ1本でMG1体を製作出来、ジェガンはアルティメイトニッパー、デザインカッター、スティッククッションやすり1本の3つの工具で形になった。

店で見つけたら買い占めてしまうくらい必須なヤスリとなった。
Posted at 2018/07/29 19:37:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 趣味 | 日記

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