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2019年07月18日 イイね!

副鼻腔炎の手術

副鼻腔炎(蓄膿症)の手術をした。

子供の頃から患っていて、過去に4回手術を受けた。
・1回目 中学生 入院1週間
・2回目 高校生 入院1週間
・3/4回目 大学生 入院1ヶ月

特に3および4回目は、歯茎の上部分を切って顔をめくりあげて...と言う想像しただけで気持ち悪くなる手術を1ヶ月内で左右2度受けた。


毎回手術後は改善されるが、そもそも原因不明のため、再び鼻腔内のポリープが再発してしまう。

今回も20年前くらいから手術をしたいなと考えていたが、社会人で1ヶ月入院のための休暇を取るのは難しかった。

そうやってモヤモヤして生きている中、去年とうとう花粉症になってしまった。

花粉症+副鼻腔炎は、なかなか高難易度な神の試練。
長年、副鼻腔炎だけでも、頭痛、歯痛、集中力の低下、睡眠障害に苦しんできた(慣れていたが)。
その上、疲れると左右の立体視が出来なくなり、ものが縦に2重に見える症状が出てしまった。
「神様は乗り越えられない試練は与えない」と聞くが、全くのウソだ。

もう道は閉ざされてしまったので、今年になって手術することを決断。

病院に行ってCTスキャンを撮ってもらった所、全ての鼻腔にポリープが見られ、特に副鼻腔の中のひとつである「右側前頭洞」に恐ろしい丸い影を発見。
これが右目の視神経を圧迫していて、ものが縦に2重に見えるプラス右目の視野範囲が狭くなる原因となっていた。
このまま放っておけば右目は失明の恐れがあるとのこと(後にネットで実際に失明した人の経験談を見た)。

すぐに手術をしたかったが、花粉症発症中は無理とのことで7月10日に入院、翌7月11日に手術となった。

ご存知の方が多いと思うが、現在の副鼻腔炎の手術は内視鏡を使用するので昔のように歯茎の上を...と言うことはない。
その結果、入院期間も3日~1週間ほどと大幅に短縮されている。


全身麻酔での手術であることと手術自体何度も経験しているため、直前まで何の緊張感もなく手術室へ。

今までは、病室からコロ付きのベッドで運ばれ、何枚もの自動ドアを通り、たくさんのライトのある手術室で全身麻酔で意識がなくなり、手術後の病室で目が覚めると言う典型的なパターンだった。

しかし今回は、「じゃあ手術室へ行きましょう」と看護師さんに引率されて病室から徒歩で手術室へ。

いかにも、
「息子は、息子は大丈夫なんですか?!!!」
「はい、峠は超えました」
「あ、ありがとうございます!」
とやり取りが行われそうな手術室前の椅子でしばらく待機。

時々開く自動ドアからは医療ドラマのような風景が見え、何だか違う緊張感が。

名前が呼ばれ、徒歩でいくつかの手術室をドラマの中の世界のように見ながら、自分の手術が行われる手術室へ。

50インチ以上の複数のモニタを横目に手術台の上へ。

今回は、コンピュータの3D画像を使用した方法で手術が行われ、主治医(担当医ではない)は驚きの7名。

当然、すぐに点滴による全身麻酔で意識はなくなり、意識が戻るのは手術終了後。
手術前、前頭洞の具合によっては瞼の上を切り、外からアクセスする可能性のあることを告げられていたが、実施されずに済んだ。

ドクター曰く「ポリープは徹底的に取りました」とのことで、手術に3時間半ほどかかったそうだ。
両方の鼻の穴の中には、止血のためのガーゼとスポンジが奥の方までガチガチに徹底的に詰め込まれていた。

ガーゼは、手術後4日経過した7月15日に取り除かれ、出血が少なく良好な状態のため翌7月16日に退院した。

ちなみに、手術後すぐに血液検査が行われ、手術中に多くの出血をしたが元々血液の量が多かったので正常な量になったと告げられた。
自分は血の気が多い方だが、それが改善された?
いやそう言うことではないのだろうな。


今日まで自宅静養中で、地味な出血多し。
微妙な匂いがわかるようになり始めたのが生き返ったようで嬉しい。

食事が楽しくなれば良いなと。

そして、可能性は低いが副鼻腔炎から失明の可能性があるとの事実を知ったので、副鼻腔炎の酷い方は病院に行ってまずはCTスキャンを撮ってもらってはどうかと。

皆様の健康を祈りながら。
Posted at 2019/07/18 09:10:43 | コメント(0) | 気になるコト | 日記

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