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割りと緊急事態。

1週間前に作業中の保護用にボディに貼ったマスキングテープを剥がした。

剥がした後のボディの表面が微妙にしわしわになっていた。

多少気にしながら1500番の耐水ペーパーで研ぎ出しを行い、半日放置。

すると、ツヤ消しになっているはずのボディにツヤが復活。
（写真のCピラーからリアフェンダーにかけてツヤがあるのが見える）


何？まだ塗装が乾いていない？

塗装したのが6/12だから既に3週間経過した。

その中の20時間ぐらいは乾燥器の電源を入れていた。


前回のGT-Rと同じ時期に同じ方法で塗装したはずなのに。

20年間同じ方法で塗装しているのに、こんなことは初めてだ。

リターダーを入れすぎた？


揮発性溶剤の塗料の場合、混ざっている溶剤が空気中に放出されることで乾燥する。

当然空気に一番近い外側の層が先に乾くわけで。

閉じ込められた内側の層はどうやって乾燥するのか？

恐らく、外側の一旦乾いた塗料の層に溶剤をバケツリレーのように移しながら少しづつ乾いて行くのだろう。

その際に乾いたはずの外側が再び溶剤によって溶かされ、そして再び乾燥し．．．を繰り返すのかと。

だから、リターダーを多く入れた状態で厚塗り(今回は5色)すると乾燥が遅れる上、パーツを犯して大変なことになると。


とりあえず、乾燥器の電源を常時入れた状態にし何日か様子を見てみよう。