
「乗り換えると少しの期間やたら筆マメになるよね」
でお馴染みのKo-Gaですどうも。
買い物と幹線道路使用の近場出張だけですが
1週間で250kmほど乗りました。
それと試乗のときの10kmほどを加算した、
現時点でのインプレッションをメモ書き程度に。
まずはですねぇ。
黒 色 洗 車 め ん ど く せ ぇ (
いやまあサイズ的にはそこまで苦じゃないんですけどね?
トランクぶん長いですがクォーター無くなってますから、たぶん表面積は大差ない感じ。
前回お披露目プチオフに行く前、さらにその前日にちょっと雨を被ってましたので、
「まだ曇ってるし20℃だしいいやー」と道中でコイン洗車場に寄り。
洗い終わるまでは良かったんですが、拭き上げ始めた直後に顔を出す真夏のタイヨー!
瞬間湯沸器のごとく一気に卵が焼けるくらいまで温度が急上昇する直射日光面、
一方でいつまでたってもひんやりしてる影側。
ふ ざ け ん な ( し ね
夕方~夜間以外ではもう洗車しません(
さらに、屋根下保管でも、この時期ホコリがありとあらゆる場所から舞ってくるので、
数日も経てばほんのりガンメタ風味ですよ。
シルバーなら窓を軽く拭き上げてマーイイダロ!だったのが、これまた目立つ目立つ。
たぶん高級毛バタキ必須ですね(買わんけど
「なんで黒にしたの?」って会う人ほとんどに聞かれるんですが、
ぶっちゃけ「大型セダンだからなんとなく」です(
…気を取り直して。
前回の記事でも軽く触れてますが、エクステリア。
総評としては、とにかくデカいです。
ただ、落ち着いたデザインと、ウチの子の場合は黒ということも相まって
実物を間近で見ても「長さ」を感じる程度で、
全高も低いのでブレイドと比べても存在感はそんなにドーン!としてないですね。
○なところ。
最近の大型車としては大人しめな表情が好印象。悪く言えばコンサバですが。
特に数の多いトヨタ・レクサスや欧州車との対比で、逆に個性的になってるような気がします。
対して、個人的には一番気に入ったポイントでもあるサイドのプレスラインが結構複雑で、
これは特に淡色車のほうがエロいかもしれません。カタログのホワイトとか素敵。
△なところ。
日本ではスカイラインやエクストレイルよりも後発のはずなのに車幅灯が電球だったり、
(これは開発自体は中国向けやアルティマが先行しているので仕方ないんですが)、
車格的には一応スカイラインに並ぶ、日産FFセダン3兄弟のフラッグシップのはずなのに、
ホーンが乗用車のピーピー音だったり。
替えれば済む程度の話ですが…(´・ω・`)
あとは、ブレイドを思い返すと
(移動手段の道具としての意味も含めた)整備性はあらためてさすがトヨタだなーと。
ティアナなんてこの車格なのにエンジンルームパンパンで、
ヘッドライト替えるのすらステアリング切ってフェンダーライナー剥がせって(;´Д`)
あげくテールのウィンカーとバックアップランプはユニットごと外せとな…
納車までの暇な期間にネットで説明書読んでたらびっくりしましたわw
お次はインテリア。
○なところ。
日本的に言えば対象年齢層が高いから、
クルマの性格を汲めば世界戦略車だから、でしょうか、
メーターやエアコンスイッチまわり、シフトノブ周辺など
良く言えば認識性が良く扱いやすい、悪く言えば古臭いデザインがGood。
ブレイドのやる気を感じさせるレッド発光メーターも良かったですが、
この子は鮮やかなホワイト発光と繊細なディスプレイに惹かれました。
スイッチ類の配置も良く、ピアノブラックパネルやダイヤルの質感もいい感じです。
ウリのシートも好印象。
乗り換えたことでフル本革→ファブリックに格下げになってますが、
スエード調で手触りもよく、表皮は柔らかいながらも芯はしっかりしていて快適です。
あとはお金の使い方がトヨタより上手い気がしますね。
インパネアッパーやドアトリムの周囲部など、「基本的に目で見るだけのところ」は
「見た目さえよければいい」(具体的にはシボ付けただけのプラスチックだったり)、
逆にドアハンドルやウィンドウスイッチ周辺など「実際に直接触るところ」は
エラストマーのようなコートがしてあったり柔らかい合皮貼りだったり。
これ普通の感覚なら「全部プラ!!」か「全部革ダヨ!!」かどっちかでしょう。
結果的に掃除もしやすくなっていて良いと思います。
△なところ。
センターコンソールの古臭い感じは、
最近流行りのタッチパネルに比べれば個人的には扱い易さもあって好きなんですが、
そのコンサバな感じが上側のMOPナビにまで波及してて画面が小さいのと、
エアコン吹出し口のほうが上にあるために運転中の視線移動がちょっと多い。
このへんのサジ加減は難しいですが…
結果的に綺麗に纏まってはいるんですが、うーむ。
あと、エマージェンシーブレーキのカメラが付いたせいなのか、
'14モデルでは付いているように見えるフロントガラスのシェードが無くなってます。
…チクショウメ( ̄д ̄#)
締めは走り。
といっても納車したてなので3,000rpm以上はあんまり踏んでないのと、
高速は走ってないのであくまで実用域でのインプレですが。
総評としてはドノーマルのままでいいんじゃね?って感じ。
○なところ。
まぁまずは「ナニコレ静かー!!」ですね(ぉ
荒れた路面だと少しタイヤノイズが気になりますが、綺麗なアスファルトだと無音。
段差を超えても、衝撃を感じる程度でイヤな音やバタつきは皆無で、
かといって国産大型セダンにありがちな船の上フィーリングでもない。
ステアリングはさすがに225幅のスポーツタイヤを履いたブレイドよりは軽いですが、
ズルズルでもなく、国ごとに味付けが違うとはいえさすがは世界戦略車ですね。
セダンボディの持つ素性と、高張力鋼板の使用率アップなども寄与しているのか、
あるいは最初からストラットとバルクヘッドを繋ぐようにV字のバーが走っていたりして、
車体の剛性はかなり高く、安心感を持ってステアリングを握ってられます。
純正では60扁平のエコタイヤを履いてますが、腰砕け感は一切無く、
幹線道路程度ではごく軽いロールを伴う程度でスパッと抜けられます。
タイヤのせいなのかブレイドのセミメタパッドに慣れすぎたのか、
ちょっとブレーキの立ち上がりが遅い気がしますが、慣れたら大丈夫かと。
車体の軽さと、低速域で扱い易くピックアップのいいQR25エンジンも相まって、
見た目に似合わず走りはなかなか軽快です。
踏み込むと2,500rpmを超えたあたりからエンジンの音が室内に入ってきますが、
フツーの4気筒のノイズではありますが
排気音も込みで上手く調律されていて、そこそこの気持ちよさを感じるほど。
気張って飛ばすような乗り方は難しいですが(そもそもそんなキャラでも無いですが)、
ドライバーズカーとしてゆったりまったりお出かけするのが気持ち良い、そんな子です。
△なところ。
ブレイドマスターと比べちゃいけませんが、
パワー感はせいぜい中の上程度(←4行上と言ってること変わってる)。
先代のV6 3.5Lちょっと乗ってみたいカモ。
走行性能にはそんなに不満らしい不満は無いんですが、
パドルまでは要りませんがシーケンシャルくらいは付いていて欲しかった。
アルティマをはじめとして、国によっちゃスポーティも謳ってるんだからできるよね?
sportボタン(ATでいうOD制限のようなもの)でもまぁまぁ減速するんですが、
軽い方とはいっても大型車ですしCVTですし、さすがに限度がありますわ(;´Д`)
結果的にフットブレーキの頻度が増えてしまうのがチト残念。
また、普通に加速した場合には、1速(ゼロ立ち上がり)→2速(通常のCVTの加速)
とステップ制御のような挙動をするようになっているのですが、
渋滞などで低速で走行しているとき、境目あたりでアクセルを抜くと若干ガクつきます。
そういう癖なのか学習の問題なのか、まぁ不快なほどではないですが。
それとなんで「PURE DRIVE」のエンブレム付いてないのかなーと思いましたらば、
あれターボかHV、あるいは最低限アイドルストップが無いと付かないのね(;´Д`)
とりあえずはこんなもんでしょうかね。
まずは部品が少ないながらチマチマ自分好みに弄りつつ、
新しい相棒としてじっくり付き合っていきたいと思います。