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Ko-Gaのブログ一覧

2023年05月21日 イイね!

哲学を保った伸び代に驚かされる

哲学を保った伸び代に驚かされる残念ながらデイズはハズレました←
同じ販社の管内で過去数回当選出ているようですが。
まぁ、ラパンの代替はのんびり考えましょう。
その際、せっかくなのでもう1台乗ったのがコチラ。
新型セレナです。ガソリン車のハイウェイスター。

完全に余談ですけど、日産車(特にセレナの10年後)って型式どうすんでしょ。
現状「C28」なので、プジョー化しかねない…という余計な心配。


正直言って、あんまり期待してませんでした。
プラットフォームはキャリーオーバー、特にガソリン車はエンジンも同じで、スマートシンプルハイブリッドが取っ払われ、外観も(凶悪さが増したノアヴォク、180度舵を切ったステップワゴンに対して)随分とキープコンセプト。
乗り心地や走行性能に関しても、総合力のトヨタ、走りのホンダ、ゆるキャラの日産と、それぞれ磨いてきたキャラクターがあり、下手に「これ以上」を求めるとキャラ被りを起こして個性が弱まってしまいかねないなと。
訴求できる点はキャリーオーバーが故に5ナンバーを死守できた標準車と、発電専用の新開発エンジンを積むe-powerだけかな…?なんて。

が、走り出した瞬間に先入観捨てました。
明確にフロアが硬いです。それも、これまでのセレナのキャラクターを損なわずに、「セレナ感」の特徴であると同時に弱点でもあった上屋のヨレが見事に消えています。
勝手な推測ですが、おそらく旧型はガソリン車ありきで、ノートの予想外のヒットで慌ててe-powerをこさえたような印象を受けます。
それに対して、今回はまず新エンジンを使った渾身のe-powerがあり、LUXIONがあり、それに耐えられる車体を仕上げた。で、価格戦略上他社も残してきたからガソリン車も残しただけ。S-HVをブラッシュアップせず辞めたのが証左のような気がします。
これが上手く効いているように思え、電動車に関しては効率のTHS、モータードライブのe-power、走りのe:HEV、お好きなのをどうぞ、って感じですが、ことガソリン車に関してはセレナがちょっと抜きん出てないか?というほど。
これならこれでアリだったかなぁ…まぁ、手遅れなんですけど。

S-HVを廃止したのは燃費面のデメリットだけではなくて、巨大な鉛のサブバッテリーが不要になったコストと重量(流石に3世代積み続けるなら今回はリチウムイオンにしただろうとは思いますが)、加えてBSGのトルク変動が無くなったので乗り心地や操縦性が良くなっています。
C27に乗っていた頃、バッテリー容量がそんなに大きくないので、結構簡単に回生失効やデプロイ切れを起こして、ペダルタッチや空走感が変動するのが気になってたんですよね。
そういった点もスッキリした乗り味に貢献しているのかなと。

インテリアは、まぁ最近のミドルクラス車両のトレンドを抑えつつ、最近の日産感が上手く出ていると思います。
いろいろ言われている横並びスイッチ式の電制シフトも特に不便や不安は感じず、むしろC27で少し気になっていた「できなくはないけどちょっとやりづらい」ウォークスルーが気楽にできるようになっていて感心しました。要はそれだけインパネセンターがスッキリしているわけです。

唯一気になるとすれば、これはノアヴォクもそうなのですが、エアログレードも含めて全車ドア装着のサイドプロテクターを廃止してサイドスカートになった為、特にセレナだとプラットフォームの都合上ステップがちょっと高く&この張り出しが意外と大きい(車体幅が5ナンバーなので)のも相まって、うっかり踏み抜きそうになります。
子供が慌てて乗ったりするシチュエーションなどは心配ですね。

互いに切磋琢磨を続け、「どれを買っても後悔はしない」と言えるほどの完成度を誇るミドルサイズミニバンですが、さらに自分でも所有してみて、先代から各メーカーごとにキャラクターが立ってきたように思えます。
その「スパイス」で完成形だと思っていたのですが、まだ上への伸び代あったことに、もはや感心を通り越して感動しました。

僕にはたぶん今後もう縁のない車種ですが、軽とともに日本の宝だと思います。
レクサスLMやリフター・ベルランゴ・ドブロあたりが世界の市場を切り開いてくれれば、あるいは化けそうな雰囲気さえしますよね。
ちょっと、楽しみです。
Posted at 2023/05/21 23:45:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2023年05月14日 イイね!

取らぬ狸の下心

取らぬ狸の下心SNSやメルマガ等で目にした方も多いでしょうが、
日産がまた購入資金プレゼントをやっております。

単純な応募とは別に、お店で試乗すると追加抽選。
ということで、半年以上ぶりに行ってきました。
「当たったら買うよ!!」って言って。
ちなみに店頭分はハズレました。


とはいえ、値引きの対象車種が限られており、コチラ次車の納車がちょうど決まったタイミングからしてみれば、目下気になるのは「まだ元気だけどいつ何があるか分からない」距離と年式のラパン。
そんなわけで、代替候補としてデイズのNA車を試乗してきました。

デビュー当時にターボは乗っているのですが、あのときはセレナの点検のツイデにせっかくなら、といった感じだったので、今回のように半分本気で乗るとまた見えてくるものが違います。

試乗車はハイウェイスターなのでスマートシンプルハイブリッド付き。
軽だとこれが意外と効くようで、ルノーアライアンスのAセグプラットフォームをベースにした重量級の車体を、NAながら結構快適に引っ張ってくれます。
よくよく考えれば、同じモーター出力でもセレナのように130馬力にプラスされるのと、軽NAの50馬力にアシストするのではそりゃあ違うよなぁ、と感心した次第。
また、同じくルノーものをボアダウンしたエンジンですが、これがNAで踏んであげると思ったより心地いいビートで綺麗に吹け上がり、なかなか悪くないです。
個人的にはダイナミックフォースエンジンの「まぁ…3気筒だよな…」みたいなメカノイズより音色は好みなくらい。

それと、さすがは現行のトールワゴンだなぁと感じる室内の広さ。
高さがあるのでエンジンルームの前後幅も詰められますし、各座席がアップライトに設定され、特に後席の広さは感動モノです。
ピノにしてもラパンにしてもオーナーの好みもあってまずセダン型から探したのですが、何故トールワゴンやスーパーハイトワゴンが軽の主力になったか、をまざまざと感じる商品性です。
軽だと4人乗りなのでそこまでセンタートンネルの出っ張りは気にならないのですが、それでも無いなら無いに越したことはないわけで。

加えて、先日ミライースの記事で書いた「ビジネスユースとセダンを無視して普通車メーカーが作った軽」という点。
ベースグレードでさえシートベルトアジャスターとシートリフター、ハンドルチルトが付いてきます。
実質ビジネス・レンタカーグレードといった風でボディカラーが白黒銀に絞られるのですが、色を気にしなければ全然問題ないですね。
標準顔だとどちらにしてもハロゲンヘッドランプ・ウレタンハンドル・ハイブリッドレスなので(

ということで欲しいのをチマチマ積み上げていくと、仮に当たってもちょっと無理が必要だな?といった感じになっちゃいました。
…という、下心丸出しの皮算用のお話。
Posted at 2023/05/14 17:09:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2023年05月13日 イイね!

変革期のはざまで

変革期のはざまで次車の生産予定が決まりまして、
短かったレンタカー行脚もおそらく最後です。

何回試乗記続けるねん、と思ったアナタ。
残念でした!まだ2台ネタがあります!!←
いや、オフ会も走行会も行ってなくてネタがなく…(;´Д`)

GW中に2泊3日で借りたカローラスポーツのガソリン車。

現行の2Lではなく、前期型(?)の1.2ターボです。
フェイスリフトしてパワートレインも変わってるのに、トヨタは一部改良と言い張ってるので、この呼称が正しいのかは果たして謎ですが…

車自体のレビューは4年半前に詳しく書いてますのでそちらで。
6万km手前でいいカンジにヤレてましたが、車齢はまだ2.5年。
同じ218ですが、さすがに前回とは違う個体でした。
違いといえば、グレードは同じG"X"ですが、ナビがDOPではなくディスプレイオーディオ+エントリーナビキットになってました。先日のヤリスと同じですね。


さて、5年近く経って1000km走っても印象はそんなに変わらなかったので、今回はあらためてカロスポという存在の考察。

トヨタ渾身の(と思っていた)ダウンサイジングターボですが、8AR・8NR共にわずか1世代で消えるという始末(180オーリス後期→210カローラ前期で終わったので結局1世代分)。あ、クラウンだけは一応1.5世代続いたか…
一方でダイナミックフォースエンジンのほうも、G16Eを例外とすればいまのところ(結局高級車用の)T24AとV35Aのみ。小型車はパワートレインの多角化へと時流に染まってきてしまいました。

さらにMTも消滅。2Lならもっと面白かっただろうに。
確かM20AとiMTの組み合わせが全世界見渡しても存在しないので、C-HRと前期カローラシリーズは「TNGAのプラットフォームがまず出て、パワートレイン側が後出しになったことによる、ある意味で奇跡の存在」だったのかと思います。
ダイナミックフォースエンジンのほうがあらゆる面で優れているのは分かるのですが、1.2Lのパワーを使い切って走る、それでいて一応は4気筒の回転フィールとターボのフラットトルクの扱いやすさ、という「運転してる感」は旧来のクルマのほうがしっくり来るんですね。
軽快さと各ペダルのタッチ、こればかりはやっぱり純ガソリン車でしか味わえません。

と、書きながら、やっぱり考え方が古いんだよなぁ…という戒め。
なんとも身動きが取りづらいご時世です。



そういえば、手続きしてきたときに聞きましたがカロスポもHVは生産枠終わってるらしいですね。去年大改良したばかりなのに。
日本での軽の下剋上と同じで、欧州でもA/Bセグの大型化・高級化に圧され気味ですし、やはりCセグはもう流行らないか…
クーペSUV(DS4、4008、アルカナ等)が日本でのC-HRのようにキワモノで終わらずどこまで続くか、が要かな…

Posted at 2023/05/13 23:49:19 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ
2023年04月26日 イイね!

「良品廉価」ここに極まれり

「良品廉価」ここに極まれりなんと3連続試乗記。

キャストの記事で言っていた修理の代車です。
お金を払って出すとターボ車の上級グレードが来ますが、
保証修理だとミラなんですね(たぶん違う)



まぁ、なんというか、先に感想を言ってしまうと、
5年半も軽自動車メインで乗ってると印象変わるよね
って話です。

ブレイドの代替検討で町田の丘陵地をチョイ試乗した感覚と、1年近くコペンとラパンだけの状態から1週間乗り回した印象とでは、全く別物でした。いや、もうこれでいいです。

グレードはおそらくXのリミテッド。リアにバックカメラが付いてましたが、代車なので普通のCDオーディオ。意味ないじゃん。登録から2年・1万キロ程度の個体でした。
フルDNGAではない最廉価の軽セダンですが、それでも3世代落ち13年落ちのラパンと比べると走行性能もヤレ具合も雲泥の差。比べるのが失礼ですがw
同じe:sテクノロジーの第4世代NA KFの中でも、燃費全振りの制御に振っている特別仕様なわけですが、CVTともども何か不思議な音色のチューニング(?)がされています。これが意外とクセになる。
不思議といえば車内騒音と速度感覚も。40km/hを超えたあたりから、中間加速や快適性がことさらに悪化するのですが、そこから80km/hくらいまで感覚が変わらないんですね。速度感がない、というか50km/hでも70km/hでも同じような感覚で走っている。緩い坂道を走っていると、気がつくと加速しているし、気がつくと減速している。
なんだか妙な感覚でした。

燃費は流れている保土ヶ谷バイパスを大人しく走って30km/L。そこから1週間街乗りをして25km/L。アイドリングストップが付いているだけの純ガソリン車にしては文句ないでしょう。
この燃費を発揮することを考慮すれば、普通に買い物で乗っている分には、動力性能には取り立てて不満点も無いです。最近のダイハツ特有のフロアが締まった感覚も、せわしないステアリング操作での剛性感としては○。
あえて言うなら、少し流れの早い大通りに出るときに絶対的な加速性能の弱さは実感しますが、それにしても全くついていけなくて危険というものではないです。

室内の広さも文句なし。フロントを僕の着座位置に合わせた状態で、リアシートは脚が組めます。収納(というより棚・トレー状ですが)も十分あり、普段遣いで困ることはまず無いと思います。

気になる点としては、ヘッドライトがちょっと暗いです。
キャストが非常に優秀だったので、パラボラアレイ型で明るく上手に照らすのってもしかして難しいのか?なんて思ったりします。一昔前のホンダ車がそうでしたね…
あと、シート座面はハイトアジャスターが欲しいところ。
これを求めるならGグレード一択になってしまうのが残念…いや、Lにしてローダウンレールとセミバケにでも変えれば差額でお釣りくるし、もしかしたらヘッドライトの問題もハロゲンすれば同時に解決できるな…?

…脱線しました。

まとめると、これぞダイハツ、これぞ良品廉価、というものを突き詰めた車というのがひしひしと伝わってきます。これで何も文句ないです。
同時に、現在の軽市場を翻って見ると、ダイハツ(とスズキ=アルト)にしか作れないプロダクトです。これはこれで意地や矜持のようなものが見えて、非常に興味深い車種でした。

N-BOX、確かに凄いです。逆にあれもホンダにしか作れない軽です。
まず軽ラインナップにトールワゴン以上しか存在しないので、そのぶんストラットの高さ=サスストロークを最初から十分取れます。
また、トップグレードのフルオプションで250万に迫るとはいえ、ベースとしてはメーカーの中ではローエンド側なので、「共通部品を使ってコストダウンを図る」としても、その基準・平均値がMDXやアコードなわけで、会社全体として見れば効果があったとしても、車種単体として見ればオーバーコスト・オーバースペックなわけです。
要は、あれは「軽として作ったフィット」なんですね。会社の構造的に「そもそもあれ以上安っぽく作れない」んです。あえて安い部品を用意しようとすると、完全専用化しちゃって逆に高くなる。(まぁ、数が出ているので実際は杞憂かもしれませんが)

一方でダイハツやスズキですが、今でこそバングレードは無くなってしまいましたが、ミラやアルトを存続しなければならない。
それから、まずそもそもが小型車ブランドである、という前提。上記のN-BOXと同様の表現をするならば、コチラは(意地悪な言い方ですが)ロッキー・エスクードが「高級な軽」なわけです。共通化する場合は軽用の部品がベースにあって、「それのちょっとイイやつを使う」というイメージです。
その気になれば、コストを掛けてN-BOXに匹敵する質感や性能のモデルを作れるんでしょうが、そこまでする理由がない。意味がない。
「20万違うんだからそりゃいいクルマでしょ」というのはもちろんあるんですが、それは哲学による「結果」であって、企画から追求した経緯ではないということですね。

いい意味で先入観と期待を裏切ってくれた、楽しい1週間でした。
Posted at 2023/04/26 23:46:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ
2023年04月24日 イイね!

祝・みんカラ歴13年!

祝・みんカラ歴13年!4月24日でみんカラを始めて13年が経ちます!
<この一年のみんカラでの思い出を振り返ろう>

干支が一周してさらに1年経ってしまいました。
登録した頃は軽自動車2台で遊び回ってるなんて想像してたでしょうか…
プラモブログが最後数年放置してて消したのを考えると、「同じ環境で活動継続している」ネット趣味は最長になりますねぇ…
今年はまた車が増えるので、引き続き細々と楽しんで行こうかと思います。


これからも、よろしくお願いします!
Posted at 2023/04/24 09:07:09 | コメント(0) | トラックバック(0)

プロフィール

「全く絡んだこともないのに挨拶もなしに自分の話を始めるコメントやメッセージに返信する義理は無いが」
何シテル?   11/28 09:53
Ko-Ga(こーが)です。 ただのサンデードライバーです。 最近はドノーマル車に細々と乗っております。 愛車遍歴: ・トヨタ ブレイド Sパッケ...

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