
あ、そうか、昨日上げた全国オフレポ、
アップが日付超えちゃったんで今日3つめのブログですな。
まぁいいや(あんまりよくない
さて。
今週末は久しぶりに特に予定もなく、ガソリンの残量も微妙だったので、
ビンボーランプが点かない程度に近所を探索。
カー用品店数軒と、ディーラーへ。
フルモデルチェンジをしたゴルフVIIと、30系ISを見に行ってきました。
まずゴルフ。
去年VIの1.2Lを試乗したので、それとの比較を主に。
展示車はTrendline、試乗車はHighlineでした。
最下位グレードでも、フロントのナンバープレート下部にはミリ波レーダーの送受信機が見えます。
工法にしても装備にしても、枯れた技術=安全牌を取りたがる日本メーカーと違って、
不具合や批判を恐れず先進技術をガンガン積み込んでくるのはさすが欧州メーカー。
だからといってボルボやメルセデスのような「止まる」「絶対安全」を謳うような演出のCMは
車知識の薄い日本の一般消費者に対するアピールとしてはどうかと思いますが、
まぁそれは置いておいて。
運転席に乗り込んだだけで分かります。やっぱ凄いですわ、この車。
絶賛されてる記事しか見かけないのが不思議で、何かしらアラを探してやろうと思ったんですが、
試乗程度ではムカつくくらいにさっぱり見つけられないでやんの。
「確かに完璧だけど、堅実な作りのまま進化したせいで、総合点では
『走りの愉しさ』を付加して先手を打ったAクラスの勝ち」みたいな記事が唯一あったくらい。
これには実際乗ってみて同感できました。
内装はほぼ全面にソフトパッドやファブリックが貼ってあり、
up!が出たこともあってかVW内での位置づけ自体もワンランク上がった感。
そういやルポなんてありましたっけね(ぁ
走り出しても乗り込んだ時に感じた印象は変わらず、
各部が滑らかに仕事してる感じがステアリングに伝わってきます。
荒れた路面だと若干の突き上げは感じますが不快さは一切なし。
ステアリングを切ると適度にロールしつつカッチリと思った方向に進みます。
ロードノイズも19インチのECOSとは比較にならないくらい静かですね。
前回試乗したVIより排気量が大きいというのもあるでしょうけど、
日本の街乗り(40km/h以下)のストップ&ゴーの繰り返しでも出足の苦しさを感じませんでした。
ターボも効いていて、幹線道路での中間加速はスタッドレスを履いたマスターにも匹敵します。
で、まぁ。
ハッキリ言いましょう。
やっぱこの車は嫌いですわw
確かに価格からは考えられないくらい完成度の高い車なんですが、「全てが100点」なんですよね。
前回も「苦笑いして許してしまう『欠点』や『無駄な贅沢』がなければ面白くない」と書きましたが、
冗談の通じない出来杉君みたいで、気分が全く昂揚しない。乗ってて楽しくない。
個人的にはデザインも大してイケメンじゃないし、美人は3日で…ですら無い。
例えば、マスターのエンジンは500万円クラスの大型ミニバンや中型セダンと同じです。
車体が小さいことも相まって、官能的なパワーや音色を一番ダイレクトに感じられる車種ですし、
値段や車格を考えれば130点、それ以上あげてもいいくらい。
対して内装のデザインとか細部の作り込みとか、
どうしてもオーリス=カローラっぽい雰囲気を消しきれない部分は70点くらいでしょうかね。
でも赤点というほどではないので、まぁいいかな。
こういう愉しみがあってこその、「僕の車趣味」だと。
個人的にメインなのは市販状態での車種そのものと、ドライブですからね。
もちろん車好きにもいろいろなタイプは居ますから、僕の意見が全てではないです。
日常は捨ててタイムを追い求める人、全てが思い通りじゃないと気が済まない人。
一切弄らず、サーキットも走らず、たまのドライブを快適に過ごすのが好きであればピッタリでしょう。
日本のエコカーにはない、欧州車らしさを感じたいというだけでも選択理由としては十分です。
それでも、ゴルフだけにはこの先、僕は絶対に惚れることは無いと思います。
もやもやを感じつつ、お次はレクサスへ。
前回担当してくれた営業さん、覚えていてくれました。
間近で見るとやっぱり格好いい。
こないだメガウェブでRXやLSに乗ってみた時も思いましたが、革の質感がぜんぜん違います。
最近のマークX等のステアリングやシートを触ると、
ブレイドの本革って相当いい素材を奢ってもらってたんだなというのが実感出来ますが、
それよりもさらに上質だというのが見た目からして分かるから凄い。
手入れは面倒ですが、、、
試乗車は300hのFスポーツ。
走りだしてすぐ分かるのはFRらしさ。
道路に出る際に踏み込むと、スッと鼻先が曲がりたいほうに向く。
踏むとそのまんまの方向に出てきそうになるウチの子とは違いますw
旧20系は乗ったことないので比べられないのですが、
最新なだけあって街中を走らせてるだけでも質感の高さを感じられました。
210系クラウンとも差別化が図られていて、
旧GSからマークXまでの「ただのガワ違い」と揶揄された中途半端さは一切なくなっています。
それぞれにキャラクターが立っていて、どれも魅力的。
ただ、300hを選ぶなら標準車かバージョンLがいいですね。
パワーは十分なんですが、サウンドジェネレーターが省かれますし、
CVTの回転はやはりトルコンに慣れてると気持ち悪いしスポーティにはちと遠いw
高級車だけあって静寂性が高く、室内に聞こえるほど唸らせるには場所を選びますが、
少なくとも今のトヨタのエンジンラインナップでは、やはりこれはV6で踏み込んでナンボでしょう。
欧州車のように「楽しい縦置き直4」が出てくるまでにはもうちょっと時間がかかりそうです。
CTのときには「こんなもんかー」だったのが、
今回はクラウンと同様に「絶対乗ってやる」という意気込みを得られました。
ブレイドのローンが終わって次の車検くらいまでに乗り換えられたらいいなー、なんて。
IS買うならFだろうと思ってましたが、どうもM3を意識して4ドアには設定されないっぽいので、
無理してRC Fの中古を探すくらいなら新車のIS350でも良さげ。
まぁとりあえず、入庫であの門をくぐれるように頑張りましょ。
そういえば、
前回も同じ組み合わせで試乗に行ってるんですねw
CTがホットな頃に車名タグ付きで上げたせいか、
未だにブログのPV数トップはダブルスコアぶっちぎりでこの記事です。
普段は付けないタグを付けてるせいもありますが、全体的に試乗記はPV数多め。
皆さんやっぱり気になるんですかね。僕も気になります(ぉ