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naofumingのブログ一覧

2012年03月12日 イイね!

クアイフ

クアイフ週明け早々に届いたQuaife ATB LSD QDN16N です。
銀行窓口で国際振込の手続きをしたのが月曜日、現地銀行への振込みまで1日、振込確認&  発注処理に1日、UKでの引き取りに1日、空輸に1日半、空港から税関通過に2日、国内配送に1日で、計1週間で手元に届きました。ほんま、便利な時代です。






中を開けると、LSD本体が入ってます。
2.2L 5ATのデフ用ですから、すこし小さめ。
届いた後、居室で包みを開けようとして、相方に「オイル臭いから開けるな」と怒られました(ま、お約束)。
なので、主治医のガレージで写真を取ってます。
この2.2L ATで使えるモデル16Nは、なかなかニーズが無かったようで、最近ラインナップされたばかりです(クアイフでも、HP上では掲載されておらず、最新のカタログpdfだけに載ってます)。


付属品は、シャフトシールとリングピン。
注文したBirds garageから添付された取説を見た限り、必要になるものは全て同封されているようです。
ベアリングも交換が必要かと思ったのですが、Birdsに聞いたところでは「実際に交換が必要になった経験は無いから、要らないと思う」との答え。
直接注文すると、このあたりのやり取りも出来るので、便利ですね。
(最近のBMWは、デフがアッセン交換となっていて、デフの分解はFactory repair manualに記載されていません。そこでBirdsに直接教えを請うたのですが、手順を確認すると、確かに経験の浅い工場でOHしない方が無難でしょう。)

で、ここまで読んだ方は、2.2LのL6NAのAT車にLSDなど必要なのか? と思うかもしれません。
アクセル一発でタイヤスモークをあげるような、トルクフルなエンジンではないので、ドリフト合戦が出来る訳でもないですし。

今回の目的は、あくまでも、コーナーや高速道路でのトラクションの増加です。
だから、イニシャルの低い純正LSDや高すぎる機械式LSDは不要です。

現状で、主治医が丁寧に点火タイミングと燃調を取り、アーシングされたE46 AV22のエンジンは、絶好調になっています。
そして、あえて柔らい足回りを想定した、ノーマルサス+モンローリフレクス+一部硬めのブッシュも、もうすぐ一通りの交換が終了します。
では次に、何が必要になるのか? と考えて、オープンデフ→トルセンLSDに思い至った訳です。

実は、このアイデアに至ったのは、厚木JCTの小田厚→東名の合流レーンで、フルバンクでトラクションがかからないE46が、イン側レーンのE30 M3に置いて行かれた時でした。
現状では、コーナーの立ち上がりに加重が外側に集まっている最中だと、いくらアクセルを開けても加速しないのです。
そこで、思い当たった原因がオープンデフ。
そういえば、高速でも、加速の蹴り出しや路面の凹凸を拾った際に、しばしばトラクションの掛りが悪いこともあります。
そろそろ、LSDが必要になのではないか? と。

多分、重心移動がうまく行ってもコーナー出口が遠かった現状は、LSDで改善されると期待しています。
柔らかいボディーとサスをコジリながら加速する・・・はず。

このアイデアが正解か否か、実際どのように変わったかは、取り付け後にインプレします。
この週末に主治医に預けてきましたが、3月下旬はスケジュールが詰まって要るそうなので、リアサスの部品がそろう4月に、サスの修理とあわせて、取り付けることになりそうです。

(写真でお気づきかもしれませんが、スマホにしたので、当面、主力撮影機です)

2012.3.12記  本日Fedexより、関税の請求書が届きました(2800円も)。Fedexは、内容に関わらず、一律に関税を立替払いして配達するから、困ったものです。配送手段は、EMSにして送料を安くした上に、INVOICEにはsampleって書いといてくれ、って、めんどくさがらずにBirdsへ連絡しておけば、良かったです。まぁ、命を預けるデフですから、仕方ありませんが。
Posted at 2012/03/12 03:42:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | 技術情報 | 日記
2011年09月07日 イイね!

BMWの純正ホイール

BMWの純正ホイールタイヤの話をしたので、ついでにホイールの話を・・・

うちのE46が履いているのは、よく見かけるBMW標準装備のアルミホイールです。
まるでテッチンの様なデザインはモッサリしていて、周囲に高級アルミホイールをアピールしたいオーナーの自己顕示欲を充足する事には、まったくもって無縁といえます。

いかにも「駆け抜ける喜び」をもたらしてくれるイメージのM3タイプ17インチに「替えようかな?」、なんて思っている人も多いことでしょう。
ですけど、ホントはね・・・

頭が高い!控えおろぅ!!純正ホイール最軽量なるぞぉ!!!

ドイツ語ですが、
純正ホイールの重量比較
を掲載しているサイトがあります。

同じ7X16 ET47で比較すると、
純正エリプソイド(うちのE46)  7.4kg
純正BBS風メッシュ       9.9kg
純正5本スポーク        10.3kg
Z3用5本スポーク(海星型)   8.7kg
純正7本スポーク        10.5kg
E36 M3用15本スポーク    7.4kg
(以下社外品)
ENKEI  RF-1,RP-01 (鋳造)   7.2-7.4kg
RS Watanabe 8スポーク(鋳造) 7.3kg
Volk Racing CE-28(鍛造) 5-5.4kg
BBS RG-F(鍛造) 5.4-5.8kg
OZ Racing Ultraleggera(鍛造) 6.6kg
(重量のレンジは、情報ソースの違いを反映してます)

どうですか? このノーマルホイール、侮れないでしょ。

純正は、どのデザインも基本的に鋳造のようです。
鋳造ホイールでスポークタイプすると、強度を確保するために厚みが増え、重くなるのでしょう。
テッチンのデザインは、ディスク部分を薄く作る事を可能とする、軽いホイールを実現する上で最も機能的な形状のようです。
モッサクても、一番機能的なホイールをBMWは標準装備にしているんです。

もちろん鍛造や2ピースになれば、軽くなります。
とくにCE28では2kgも軽いのですが、このホイール、強度がない事でも有名ですので、日常的に140-200km/hで高速道路を走る方は避けたほうがよろしいかと。
いっぽう、鍛造でもOZのウルトラの場合、下手にBSを履かせてしまうと、純正エリプソイドにMIを履かせた方が軽くなる可能性もあります。
したがって、鍛造BBSにコンチ スポーツコンタクト3あたりが最高でしょうが、その総額たるや、コスパを考えると悩んでしまいます(ノーマルから3kgは減らない、かも)。

ALFAも、鍛造を屠らなければ、古風なアルミディッシュホイールが、実は軽いかもしれませんよ・・・
Posted at 2011/09/07 19:04:39 | コメント(4) | トラックバック(0) | 技術情報 | 日記
2011年09月06日 イイね!

タイヤのお話

タイヤのお話F1でのタイヤ性能はブリジストンが圧倒的だったようですけど、きょうびレースタイヤでの評価と市販タイヤの性能が相関しているとは思えませんよね。技術力が高い=市販品は徹底してコストと性能を下げる、なんて事も可能な訳ですから。

最近、ピレリのタイヤに外れが多いというような話をよく聞きます。そこで、自分自身の使用感・主治医の所で聞いた話などを総括し、タイヤを買うときに忘れないように備忘録として書いておきます。


まず、メーカーごとの特徴。

コンチネンタル: 
同一サイズなら、他メーカーより重量が軽いタイヤなので、バネ下軽減に有利。高速域での直進安定性も良い。したがって、200km/h以上を常用するならベストだが、乗り心地はスポーツタイヤであり、コンフォートではない。

ミシュラン:
サイドウォールが薄いので、ワインディングでもグリップがよい。120-200km/hを常用して、かつ、コンフォートタイヤとすれば、唯一の選択肢。

ピレリ:
タイヤパターンの設計は優秀なので、中低速(40-100km/h)で振り回すには最適。値段も安め。ただし、歩留まりが悪く、重量バランスの酷い製品が時節見られるため、購入時には信頼の置ける技術のある店でタイヤ交換/バランス取り作業に同伴し、一つ一つのタイヤのバランスを確認すること。

国産タイヤ:
120km/hまでなら良いけど、150km/h以上を常用するユーザーを想定していると思えないので、いまのところ対象外。


今つけているタイヤを列記すると、

トレッドパターンの優劣が街中でのコーナリング性能に直結するVT250 SPADAは、ピレリ Sport Demon。
ノーマルホイールで高速長距離移動orワインディングのE46 320iには、ミシュラン Primacy HP 205/55R16 91W。
とにかく航続距離重視のEC-02は、ダンロップのローグリップ専用タイヤ(40km/h出すと、黄色信号からでも停止線で止まれない)。

低速度ゆったりクルーズのスパイダーに着けるとすれば、軽さを優先してコンチネンタル ContiEcoContact3 185/65 R15 88H TL (サイドウォールプロテクターなし)かな・・・
Posted at 2011/09/06 11:07:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | 技術情報 | 日記
2011年01月31日 イイね!

タイミングチェーン

タイミングチェーンアルファで、(いや、欧州車全般で)話題となるタイミングベルト切れですが・・・


そもそも115スパイダーに搭載される、アルファの伝統的DOHCブロックは、タイミングチェーンです。
ついぞ、切れたと言う話を聞いた事がありません。

その後、いつしかチェーンよりベルトの方が重量的に有利なことから、フェラーリなどを始めとして、ベルトを使ったエンジンが増えました。

しかし、近年の金属加工技術により、軽量なチェーンが実現されることになって、タイミングチェーンのエンジンが復活しています。

そう、アルファ159に搭載のJTS 2.2エンジンです。

往年のアルファエンジンのイメージを引きずった評論家は「チェーンに戻った。これで切れることもない。」などとコメントしています。

このJTS 2.2ですが、元々はオペル設計のZ22と言う、スムーズさで定評のある名エンジンです。

L61の名前で、GMサターンやポンティアックにも搭載されています。

アルファの独自設計はインマニ・エキマニ・圧縮比が中心で、メカはオペルと共通、、だったかな?


で、ここからが本題。

最近オペルのZ22SEエンジンで、タイミングチェーン切れが話題になってます。

オイル交換をサボると、ある日突然タイミングチェーンが切れ、ブロック全損になるそうです。

軽量チェーンを設計に取り入れた結果かも、知れませんね。

優秀なアメリカの国立機関NHTSAでは、サターンの1999-2002年式L61エンジンに対して、タイミングチェーンのリコールをかけています。

オペルで「切れる」と話題になっているのも、2001-2004年式あたりのようです。


さて、2005年に発売された159のJTS 2.2。

タイミングチェーンは切れるのでしょうか・・・

チェーン回りの設計が改良されて切れ難くなっていることを期待したいのですが、油断大敵です。

もちろんアルファの古いブロックのタイミングチェーンとは、まったくの別物です。

オイルは定期的に換えましょう。

http://www-odi.nhtsa.dot.gov/cars/problems/defect/defectsummary2.cfm?inv_id=14264&type=VEHICLE&typenum=1&cmpt_id=127&prod_id=217773&make=SATURN&model=SATURN L SERIES&model_yr=2000
Posted at 2011/01/31 12:54:36 | コメント(2) | トラックバック(0) | 技術情報 | 日記

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「マツダ/スパイダーの件、補足しました。」
何シテル?   05/25 09:57
京都出身のnaofumingです。 ブランドの吊しに興味はありません。 ノーブランドのマスプロダクトは、一層興味がありません。 タグより品質。 個人...
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