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もう一台の方の草刈り機
ナイロンコード専用に、さらに軽量化しました

ナイロンコードは摩耗しますので手動は面倒です
地面をたたくと自動で長くなるやつを使ってます

安心のマキタ
調子良いですが、少し重いです


軽量に特化した機種
ナイロンコードの巻き数が少ないのと、コードの繰り出しがちょっと不安定です。
もちろん今回はこいつを使います

先ずはヘッドの改造


純正品
ジズライザーや、ラビリンス用の傘に樹脂使ったり穴あきプレート使ったり、
かなり軽量化を意識しています

ですが昔ロビンと言う会社にとんでもない変態軽量機があったのです

BF25と言う機種です

フランジもジズライザーもアルミです

ネジ部にスプライン切ってまで、ベアリングを小径化しています

今回はナイロンコード専用ですので、ラビリンス用の傘はカット
フランジの外周部もカットしました

ラビリンス機構が無くなってしまったので、このままでは草の繊維が巻き付いて、ベアリングのシールを痛めてしまいます

市販の巻き付き防止のカッターを小さく作り直しました


竿はこれまたBF25ようです

新ダイワは共立と一緒になってからパイプ径がφ２５になってしまいました
φ２４のBF25用はジュラルミンで肉厚が薄い為軽量化になります
パイプの中にシャフトのガイドブッシュが５個入っているのですが、
以前改造した時に薄肉ジュラコンにベアリング圧入して、さらに軽量化とフリクションロスの低減をしています



純正のスロットルレバーは２段式ですが、
ナイロンコード専用ですので、１段固定式にしました

さらに軽くなります

クラッチを軽くしようと思って削っていたのですが・・・
諦めました

ロビンのNBシリーズのクラッチが合いそうなので流用します
亜鉛ダイキャストみたいですね


さらに削り取りバネ無にします
バネ無にすると軽くなる上に滑りにくくなるので、クラッチ焼けを起こしやすいナイロンコードとの相性が良くなります



外装カバーも


取ります

クラッチケースカバーも取ります

さて重量はいくつになったでしょう？



世界中探してもこの軽さは無いでしょう！



ナイロンコード実装した状態で、ゼノアと比べて見ましょう


ゼノア３．８９
カタログ値３．４でしたのでこんなもんでしょう



んふ♪
いや～
軽い機械っていいもんですね～
肩ひも無で３時間ぶっ通しやれますね
この、新ダイワのエンジン、小排気量の割にパワフルです！
しかも燃費が良い
フルスロットルとハーフで使って１時間くらい持ちます
ゼノアは３０分とか４０分くらいで給油していたような気がします。


さて
雨も止んだようなので、もうひと頑張り草刈りしてきます

追記


草刈終わりました
疲れた～

２台目買いました。
吊るしの状態で３．３ｋｇ
竿も若干短くて振った感じも軽い、良い機械です。
１号機はばあちゃんに譲ったので、新たにもう一台買い足しました。

今回は新品にも関わらず限界まで軽量化に挑みましたｗ


元々かなり軽量化にこだわった作りなので、削れるところがほとんどありません。


大人の財力に任せ、禁断のチタンボルト投入です
力のかからない所は、さらに軽いジュラルミンボルトにて



ノーマルボルト



チタンボルト

約半分の重さですが、軽量化としては微々たるもの・・・



これが半分になっても・・・
（後日キャブとマフラー用の長尺ボルト取り寄せたので、約５０ｇの軽量化になりました）


一番の軽量化になったのは、グリップ

昔のは、ゴムの塊でしたが、中空の２重構造で、軽量化を意識した作りになっていました。
それでも１７７，８ｇ


それをスポンジグリップに換えるだけで２７．７ｇに！



その他カバー類を細工しました
ヘッド部スリムになってます、
（草の巻き込みは多くなりましたが、許容範囲です）



キター！
初の３ｋｇ切り。

以前使っていた（今も現役ですが）ゼノアの軽量機種と持ち比べても、明らかに軽さが分かります。



昔作ったロビンの最軽量で３，４ｋｇ

当時も限界まで攻めてこの数字です
（ボルトすべてアルミに換えてましたが、さすがにもちませんでした）

メーカーさんが頑張ってくれると、無理なく軽量化が進みますね

農作業する方としては、機械は少しでも軽い方が良いです。
歳を重ねると、今まで気にならなかった物が、重く感じてきますｗ


今後の展開として・・・

もう１台のほうを、ナイロンコード専用機として、
さらに限界まで軽量化してみたい衝動を抑えきれません。

早ければ明日にでも（＾＾