清里は本当に清い里になっていた

今年は長～い夏休み。

でも、せっかくの平日のお休みが最後なので、お昼から、渋滞覚悟でドライブへ。
中央道６㎞渋滞という情報の中に飛び込んでみたら、渋滞は解消していました。

八王子ＪＣＴから大月ＪＣＴのあいだに、行き先を決めました。
御殿場周辺が混んでいるっていうんで箱根は見送り、清里に行くことにしました。
得意のノープラン・ドライブです。



双葉ＳＡで、焼きたてのパンと「夜空ノムコウ・コーヒー」でランチ。
すぐそばに見える山から冷たい風が吹いてきて、山に雨が降ってるのが見えます。

さっきまで、カンカン照りだったのに。



長坂ＩＣで降りて、山に向かっていくと、あっという間に清里へ。
八ヶ岳高原大橋・・・こんな道あったっけ？
平成１０年に開通した清里高原有料道路（現在無料）の一部だそうです。



残念ながら、ここから、素晴らしい八ヶ岳が見えるそうですが、半分雲の中。

昔、ペンションに泊まることが流行っていたころ、清里はペンションだらけで、やたらチャラチャラした施設や、土産物屋で溢れていました。

最近、カントリーやナチュラル志向にシフトしたようで、ずいぶん静かになりました。

今日は高尚な気分・・・（笑）なので、美術館めぐりしちゃおう…なんて思ったんですが。
ガラス工芸品の美術館で有名な清里の北澤美術館は３月に閉館して、諏訪湖畔の本家に統合されていました。

美術館を調べるために、目の前にあった大きな無料駐車場に車を突っ込んだら、そこは「萌木の村」の駐車場でした。



ああ、そういえば、来たことあったなぁ。
次男を妊娠中だったから21年前。

3組の家族で貸別荘に泊まった帰りに寄りました。
開園してから、数年しかたっていなかったと思います。

村の中のオルゴール博物館に寄ってみたいと思ってましたが。
集団行動って、自由がきかないですよね。
「オルゴールなんて聞いても仕方がない」という、一人の方のお言葉で、スルーされました。（苦笑）

行き当たりばったりで、思いつきで行き先が変わるのも、一人旅の気楽なところ。
駐車場に入っちゃったし、「萌木の村」に行ってみることにしました。



以前の記憶なんて、消し飛んでいますね。全く覚えていない。

木造の家が、それぞれショップになっていて、小道を巡って歩きます。
20年前は、こんなスタイルが斬新だったんでしょう。





ショップは、雑貨を扱う店と地元産の食品を扱う店、そしてカフェ。



ハーブガーデン風の植え込みがあったり。



青いシトロエンが置いてある、花柄の雑貨のかわいいショップ。



猫の雑貨専門のショップの前では、こんな子たちがお出迎え。



オルゴール博物館の前まで来ると、急に風が強くなってきました。
雨が降りそうな風で、ショップのスタッフが屋外のディスプレイを片付け始めました。

せっかくだから、21年越しのオルゴールの音色を聴くことにしました。
大きなホールは椅子が並べられて、オルゴールや自動演奏機の演奏会です。

結局、この演奏の後、ピアニストの解説とピアノ演奏まで聞いてしまって、高尚な気分を満喫！

自動演奏のピアノで、ラフマニノフが弾くアメリカ国歌まで聞けちゃいました。
演奏が終わって外に出ると、本格的に雨が降っています。

ちょっと、おなかが減ったので、なんか食べようっと！・・・つづく。