今日は雨で寒いですね。
そんな予報が出ていたので、お天気の金曜日に、久しぶりに休暇を取って桜を追いかけてきました。
前日までの仕事疲れと休暇の気の緩みと一人旅のお気楽さのせいで、すっかり寝過ごして、あわてて出発。
関越は風が強く80㎞/h制限がかかって、ちっこいトラックはふらつきながら走ってます。
36はちょっとブレますが、あまり風の影響はありませんでした。
平野部では芽吹いていた新緑の木々も、標高が高くなると緑は消え、山桜が咲いています。
雲一つない快晴で浅間がくっきり・・・一人旅だと撮影できないのが残念です。
目的地の小諸懐古園は18日から桜まつりが開催されていて、駐車場の混雑を心配をしましたが、駐車していたのは半分くらい。
駐車場の周りにも桜が咲いています。
懐古園は小諸城の跡を公園に整備しています。入園料は300円。
入園する前に小諸駅の反対側に渡り、国の重要文化財の大手門を探しました。
線路は城の中を走ってることになるんですね。
駅の反対側の公園には、小諸宿の旧本陣の陣屋が移築されていました。
陣屋の中では地元の手芸のギャラリーになっていて、豪華なお人形が展示されていました。
これが大手門、数年前まで民家として使われていたそうです。解体補修して公開されています。
1612年に築かれた城の遺構で、当時の城主、仙石秀久は秀吉の時代の武将です。
小諸の駅から懐古園に来ると、まず三の門をくぐります。これも重要文化財。
最初の門は、江戸時代の洪水で流され、1765年に再建されたそうです。
入り口で地図をもらって、歩きはじめました。
桜まつりで提灯が下がっています。でも桜の木が少ないなぁ、なんて思っていると・・・。
黒門橋を渡って本丸に入り、馬場まで来ると桜がたくさん!!
ソメイヨシノは散り始めていましたが、まだまだ見頃です。
何組かお花見をしています。
そういえは、入園料を取るからか、花見客目当てのテキヤの屋台はいませんでした。
懐古園には「小諸八重紅枝垂」という八重の枝垂れ桜があります。
ソメイヨシノより一週間後に咲き、先初めは紅の色が強く、次第に白っぽく花色が変化します。
園内は、写生をする年配の方が沢山いました。
この立派な石垣は、江戸時代に落雷で焼失した天守閣があった場所。
再築を幕府に願いましたが、江戸の時代には「必要ない」と却下されたそうです。
水の手展望台からは、蛇行して流れる千曲川が見渡せます。
この城は千曲川に面した絶壁の上なんですね。
懐古園は25年ぶりの再訪、昔のことはよく覚えていません。
秋の紅葉も有名なので、もみじが赤くなった頃、また来たいです。
ランチは、駐車場から懐古園入口の間にある「草笛本店」へ。
途中の横川SAでコーヒー買っただけで何も食べなかったのは、ここの「くるみそば」がお目当てだったから!!
店内はエプロン姿のおばちゃんが数人いて、しばらく改装されてない感じの、昭和っぽい蕎麦屋です。
運ばれてきた「くるみそば」は、蕎麦猪口の中に、白いクリーム状の「くるみだれ」が入ってます。
「くるみだれ」は砂糖で甘く仕上げてあり・・・え?甘いの?って意外でした・・・そばつゆで溶くと、甘辛くて美味しいです。
くるみの香りが強いので、蕎麦の香りは消えてしまいますが、たまに食べるなら、これもありかな?
薬味のわさびとおろし、ねぎとの相性も意外とよく、味の変化を楽しめました。
蕎麦の量が多くて、お腹いっぱい・・・名物の「くるみおはぎ」は、また次回のお楽しみにとっておきましょう。
そのかわり、くるみゆべしを買いました。昔懐かしい竹の皮に包んであるゆべし。
くるみゆべし・・好きなんですよ。
信州みそが入って、ちょっとしょっぱい味が、何とも素朴。
さて、お次の目的地にナビをセットして出発です!
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ドライブ、ドライブ~ | 日記
Posted at
2013/04/20 23:47:03