
仙台の3日目は連日おじゃましている仙台ハイランドで行われる
アルファロメオチャレンジ&ETCCの見物!
アルファロメオチャレンジは日本全国4つのエリアで行われる
草レースですが、今年は震災の関係から東北エリアの開催が
危ぶまれていました。
サーキットの営業が出来ない期間が有りましたし、
東北エリアのエントラントも家や仕事を失ったり、車を流されたりと、
レースなんて出来る状態でもムードでも有りません。
それでも行うのは走る場所を作り、走れる人にその機会を与え、
少しでも前に動き出すきっかけを作りたいから。
そして、東北戦と関東戦を合同開催とすることで、関東のエントラントが
東北に向かい、宿泊し、ガソリンを買い、食事をしとお金を現地で使うことも
復興支援になるからなんですね。
2つのレースクラスでは32台と少し寂しい台数でしたが、
レース自体はとても見応えのあるレースでした。
波乱はプラクティスで1台が電動ファンのトラブルから
クーラントが大量にコースに流れだし赤旗中断。
そしてそのままセッション終了となってしまったのです。
関東勢は大半がハイランドの走行経験が有りません。
僅か2~3周しか走れていない状態で予選に望む事になったのです。
このため車のポテンシャルでは差が付かない混乱の予選に!
レースAでは地元の強み53号車が見事にポールを取る物の
スタートで少し出遅れ、焦ったのか1周目にスピンして後退という残念な結果に。
レースBではぶっちぎりのタイムで11号車がポール。
毎度ガチンコのバトルを見せる10号車は1.5秒離されての2番手。
しかし、スタートでジャンプ1発前に出て、レースを引っ張っていきます。
そして予選5番手の12号車も見事なスタートで3番手にジャンプアップ。
予選の速さから11号車が早々にトップを奪うと思いましたが、
10号車の必死の防戦かと思いきや、ドンドン上がっていく2台のタイム。
予選タイムを上回り、少しずつ11号車との間にギャップを築き、
そのままトップでフィニッシュ。見事な走りでした。
そして3位を走る12号車をジワジワと追いつめる予選4位の2号車。
予選タイムではそれ程の差は無かったのですが、
周回毎にペースが上がる2号車がついに追いつき、
抜きどころを探しての追走ののち、6周目の1コーナーの飛び込みでパス。
各所でこんなバトルが繰り広げられた素晴らしいレースを観ることが出来ました。
そして、表彰式までの間にチャリティーオークションとジャンケン大会。
私は狙っていたミニカーが前日のアスリート用飲料により痩せた財布が原因で
ゲットできず、変わりに消耗品を一つ募金と引き替えに手に入れてきました。
このオークションの間、石巻で被害に遭われた方と話す機会があり、
当時の惨状や、現在の問題等色々貴重なお話を聞かせていただきました。
まだまだ復興には遠く、支援は十分ではないと感じます。
私に出来ることはささやかですが、出来ることを一つずつ支援な繋げていきたいと
改めて思う1日でした。
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サーキット | 日記
Posted at
2011/10/13 23:13:34