ゼロ戦を見てくる

まだ一般公開はしていない廣澤美術館の航空博物館。
縁があり、見学させて頂くことかできました。
ここには零式戦闘機21型が展示されており、
子供の頃プラモデル作りでお世話になった実機が見られます。
この手の機体は、墜落水没した物のレストアが殆どで、
多少ディティールに粗があるのが常。
この機体も、増槽タンクの取り付け部は違うような気がしますが、
大事なポイントはそこじゃないですからね。

細かい話をすれば、11型と21型が大戦初期に大活躍したモデルで、
11型は陸上機、21型が艦載機で、
21型は航空母艦に積み込み、エレベーターで甲板に出す都合上
機体のサイズに制約があり、翼の両端を折りたためるようになっています。
展示機が実際に折り畳めるのかは不明ですが、
折りたためるようなラインは確かに出ていました。

他にもシコルスキーのヘリコプター・国産初の旅客機YS11などの展示もあり、
なかなか愉しいひと時でした。