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バレンタインが近いからと言って、女性からマフラーを貰える話ではなく、
耐久チームのスイフトのマフラーを交換することになりました。

「えっノーマルだったの？」と言われれば、その通り
貧乏チームですから、マシンに掛けるお金は、
まず消耗品が優先されます。
ブレーキなんてローターやパッドがドンドン消えちゃうんですから（笑）

前の9号機も中古の出物を探しての交換でしたし
予算と言うのは、悲しい事に潤沢に無いんですよ。

しかし今回は、マシンの戦闘力upに焦点を当て、
なにを導入するのが良いのか？
真面目に検討していきたいと考えています。
勿論「アクラボのチタン管で80万円のが一番」って言われてもそく却下です（爆）
まずは情報集めからですね。

毎年2月頃になると行う、耐久チームのメンバー募集

私が定期的にメンバーを募集するのは、
「レースをしたい」という人の後押しをしたいからです。

「サーキットを走ってみたい」と言う人を何人も導きましたが、
それだって当人にとっては、結構なハードルであったと思います。

「レースに出たい」なんてとんでもないと思ってる人は
そもそもその一線を跨ごうとしませんが、
やってみたいけれど、お金がかかるよね、、、、、
どうすればよいのかな？？？
なんて人もいると思います。

判らない事だらけだったりするわけで、
始めの一歩が踏み出せない人が多い訳です。
そして間違ったドアを叩くと、お金が消えるスピードがすさまじい

私達の耐久チームはローコストで楽しむ事を主眼に置いていますから、
「勝ちたい」と思っている人には向かないかもしれませんが、
「挑戦してみたい」という人には向いているかもしれません。

興味がある方は、DMしてください。

toruさんのペースは極めて順調ですが、どのタイミングでピットに入れるのか？
そして時間調整をどうするか？
連続走行時間をオーバーすると、ペナルティーで周回数減算が行われます。
今の状況は正にギリギリ超えるか超えないか？
給油での3分ストップで送り出すと、確実にヤバイ感じです。
そこで給油とドライバーチェンジが終わり3分が経過してもすぐ出さない。
此処での1分ロスが勿体なくても、1周減算よりもメリットがあると判断したのです。
そしてyossyさんにドライバーチェンジした10号機は
想定より少し遅れてコースに出ていきます。
このスティントでも、ギリギリまで引っ張り
最後の走行時間を50分以下にしてチェッカーを目指したい。

3時間耐久は元々時間が短い事もあり、あまり荒れる展開にはならないのですが、
この日は何時もと一寸違う感じで、コース上に車が止まり再びSCが入ります。
SCでドライバーチェンジや給油をするのがセオリーですが、
即動けないのが、今の我々の状況です。
yossyさんの走行時間をギリギリまで引っ張る。
そしてピットに呼び込み給油とドライバーチェンジ。
ラストのタケトC君をコースに送り出す。
しかし、この時マネージャーから悲痛な声が
yossyさんの走行時間が数秒超えました、、、、、ペナです、、、、
連続走行時間50分を5～6秒オーバーした。
それは51分の乗車と同じですから、アウト確定です。

タケトＣ君はすり減ったタイヤを労わりながら、
車をキッチリゴールに車を運び、タイミングモニター上は12位しかし、総合リザルトでは1周減算のペナルティーが発行され13位と一つ順位を落とすことに。
色々有るのがレースです。タラレバを言っても始まりません。
yossyさんの走行をギリギリ引っ張る判断をしたのは、
私とマネージャーでドライバーには何の責任もない。
コース上で頑張ってくれたのに、ピット側が台無しにしてしまった。
反省の3時間耐久で今年は締めくくりとなってしまいました。

来シーズンこそ、綺麗にチェッカーを受けてやる！

2024年耐久シリーズ第3戦　3時間耐久レースに参戦してきました。
今回の目標は単純に「完走」
前回の12時間耐久では、トラブルやミスに翻弄され、
最後の最後にガス欠でチェッカーを受けられませんでした。
レースである以上結果は大切ではありますが、
今回はまずチェッカーフラッグを受ける事がテーマです。

くじ引きでのグリッド順は、珍しく良い数字11番グリッドを確保。
もっとも耐久ですから、スタート位置はあんまり関係ないんですけどね。
スタートドライバーはタケトＣ君に。
このレースでは一人のドライバーの連続走行は15分以上50分以下となっています。
3時間を3人のドライバーで、一人1時間とはいかない訳です。
なのでタケトＣ君にはアンカーも務めてもらうことになります。
そして定刻より少し遅れてのレーススタート。
ペースは順調ではありますが、全体の中では早い方ではありませんから、
スタート位置から見ればポジションダウンの18位から17位へ

そして早々にSC導入がアナウンスされます。
彼は最後にもう一度走りますから、SC中にドライバーチェンジを行えば、
ロスタイムを相対的に減らせるハズ。
ピットに呼び戻そうと、サインボードを手にしたら、ピットロードに入ってきた。
ドライバーの判断で、彼も同じ事を考えていたわけです。

素早くtoruさんにチェンジし、コースへ戻す。
ナカナカ良いピットワークでしたが、
正確に残りの展開をシミュレーションをしてみると
最後に50分を超えちゃうかも、、、、、、、やっちまったか？
コース上では、完調になった10号機で飛ばすtoruさん。
ベストラップを更新していきます。
私とマネージャーはこのヤバイ状況をどう乗り越えるのか作戦会議。

つづく

耐久チームの「10号機」スイフトですが、
冬の3時間耐久に向けて、色々修理が必要です。

その1つが「重ステ」問題。
夏の12時間耐久で発症するステアリングが重くなり、切れなくなっていくトラブル。
電動パワーアシストが悪さをしているようで、
32スイフトの初期モデルでは、同様のトラブル事例が出ているらしい。
これはパワステ用のコンピューターを後期物に買えることで解決できる見込み。

そしてもう一つは、フュエールゲージ。
サムネの写真では、エンプティーマークが点灯していますが、
ガソリンが入っていても、常時点灯し、ゲージは真下を指しています。

耐久では、燃費計算と、実際の燃料消費を擦り合わせが必須なので、
この状態では、お手上げなのです。
この修理には、ガソリンタンクを降ろしての作業となりますので、
ガソリンタンクをできるだけ軽くする必要があり、
頑張って消費するために、無駄に走り回っていました。

流石に自分達では、難易度が高そうなので、
後は主治医にお任せです。