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毎度なマイナー作品「犬の裁判」を観てきました。
カンヌ国際映画祭で「最優秀犬賞」受賞作なんです（笑）

裁判で負け続けている弁護士アヴリルは、
「次負けたら解雇」と事務所から告げられているのだが、
3度人を噛んだら安楽死と言う法律の前に、
絶体絶命の状態にある犬コスモスの弁護を引き受けることに。

負ければ自分は解雇、犬は安楽死と言う状況下で
犬はモノではない。との論陣を張り、被告は飼い主ではなく犬として
その裁判は世間の注目を集めるようになっていく。

犬と人間の関係であったり、犬の習性であったりと、
シリアスかつコミカルな法廷劇ではありますが、
コスモスの運命は如何に？

このコスモスが実に芸達者で、最優秀犬賞は伊達じゃないです！

ずっと探していたDVDを見つけちゃいました。
アウトドアイベントのついでに寄ってみたブックオフの新宿店
DVDのコーナーを見て回っていたところ
「ファーストポジション」を発見
手に取ってみてみると、お値段もありがたいことにお手軽路線です。
ヤッパリ大型店舗は出物があるなぁ～
なんて思いながら、もう1本ずっと探している
「ブロードウェイ・ブロードウェイ」をチェックして行くと
なんとこちらも発見！
そしてお値段も、十分お手軽ラインです。

こんなことってあるんですね～
まさか探していた2本が同時に手に入るなんて！

この2本のDVDは元々は新品を購入して、保有していたんですが、
ある方にお貸しした処、そのまま戻ってきていない2本なのです。

発売が2008年と2011年で、再販するような作品ではありませんから、
センカンドユースを探すしかありません。
やっとで出合て本当に良かった。

昨年芸歴40周年を迎え、記念公演を沢山行った立川談春師匠。
今年は「談春塾」として公演を行うそうですが、
昨年は週末に昼と夜行っていたのに、
今年は平日の昼のみの会ばかり、、、、、、、
仕事をさぼって行くには、「限り」と言いますか、
「有休」にも限度がある訳で、今年はあんまり聴きに行けなさそうです。

それでも5月の会には足を運んできたわけで、
掛けた噺は、「禁酒番屋」「猫久」「明鳥」
いずれも過去に聴いたことのあるネタで、
「猫久」は佐賀公演でも掛けていたので、
最近よくやるのかもしれませんね。

一般に独演会の場合、弟子の前座に高座の機会を与え、
師匠が大ネタを2席、と言うパターンが多いのですが、
談春師匠の弟子で、生き残ったのは「こはる」改め小春治師匠のみ

過去のみんカラの落語ネタを観てみると、こはるが前座を務めた時や、
別の前座が開口一番をつとめ、こはるは二つ目になっていたりと、
10年を超えて推していると、時代の変化を感じちゃいます。

毎度おなじみのマイナー作品と思って劇場に行ったら、
これが結構席が埋まっていた1本でした。

かつてオスカーも手にした人気女優エリザベスも50歳を迎え
美貌にも衰えが出てきたのか、人気も下り坂の傾向。
そんな時、再生医療「サブスタンス」の情報を手にし、
一旦はゴミ箱に放るのだが、美を求める気持ちから「サブスタンス」を受ける。
薬を注射すると、エリザベスの背中から、
若さと美貌、エリザベスの知見を備えたもう一人の自分スーが誕生する。
エリザベスとスーは二人で1人。1週間ごとに入れ替わり活動する。
しかし、その美貌で一気に人気者になったスーは、
1週間ごとの交代を守らなくなっていく。
それはエリザべスの老いを加速させることに。

若さや美しさを手にし、保ちたい女性の心情が暴走し
二人で1人の関係だったハズの二人は、
破滅への方向に突き進んでいく。

最終的にホラー映画になってしまうのだけれど、
「美」も人を狂わせてしまう要素一杯の1本でした。

先日、秋に行われるミュージカルのチケットを確保したのですが、
プレミアムシートが20000円　Ｓ席が16500円　Ａ席が12500円と
「チケット代も高くなったなぁ～」なんて思いながら
「プレミアムシートって何？」となった訳ですが、
このミュージカルの場合、4列目までの席を指すようです。

最初は高くても前の席をと思ったのですが、
これはアイドルのライブじゃなく舞台です。
前の方が良い訳ではないでしょう。
まして両袖に字幕の出る、来日公演ですから外国語に堪能なら別ですが、
視線移動が大きくなり、舞台全体を追えなくなっちゃう。
また、舞台の高さと座席の高さの関係にも寄りますが、
前過ぎると、舞台の奥側が見えない事だってあるんです。

歌舞伎の世界では、「通は二階で観る」なんて言葉もあるそうで、
舞台を俯瞰するには、その方が良いからなのでしょう。

今回は、座席指定のできるチケット販売でしたので、
10列目のセンターど真ん中を抑えることにしました。
こっちの方が良席と信じて、秋の公演を待ちたいと思います。