
日曜日のタイムスケジュールは、
ロータスカップの予選が9:30から20分間、
決勝が15:05から10周回
インターバルが長すぎのタイムスケジュールじゃん。
さて、その予選ですが、コースインを真っ先にしたのがクラス1の10号車と15号車
それに続いてクラス2の47号車
当然速度差がありますので、アタックラップに入った2台に少し遅れて47号車が来る。
そして昨日チェックした3コーナーの飛び込みでなんとスピン!
マシンはグラベルへ流れていく。
何が起きた?
幸いマシンにダメージは無く、コースに復帰していきました。
そして気を取り直してのアタックで、コースレコードをマーク!
ミスも珍しいけれど、取り戻し方もエグイです。
ロータスカップのタイヤは、ヨコハマのA052のコントロールタイヤ。
新品の1発目のヒートサイクルが一番美味しいので、
タイムアタックをしたら、各車は残り時間を残してピットに戻るのですが、
20号車、21号車、24号車はセカンドアタック。
20号車は不発ですが、それでも自己ベストは更新し、目標タイムもマーク。
ポール狙いの2台は残念ながら47号車のタイムには届かずで、
47号車、24号車、21号車、20号車のグリッド順に。
クラス1は2号車、15号車、10号車、22号車の順。
10号車の持つコースレコードに2号車はわずかに届かなかったものの、
見事な予選アタックを見せてくれました。
長~~~いインターバルを経ていよいよ決勝が始まります。
私の予想は、クラス1は2号車が逃げ、15号車と10号車が追う良くあるパターン。
クラス2はスタートの良い24号車が前に出て、47号車と21号車が追うと見た。
しかし、シグナルブラックアウトでクラス1は想定通りでしたが、
クラス2は21号車が抜群の蹴り出しでトップに浮上。
47号車が追いかける。それに続く24号車と20号車。
すぐさま47号車がトップを取り返すも、
最終コーナーから1コーナーまでにピッタリ背後に、
時には横に出ての激しいトップ争い。
少し離れて24号車と20号車。
揺さぶる21号車とそれを抑える47号車でしたが、
9周目のレインボーで少しアウトに膨らむ21号車。
タイヤがちょっと厳しくなっていたのを後ろの24号車は待っていた。
そしてファイナルラップ、逃げる47号車にアタックする21号車は馬の瀬でミス。
SPを立ち上がる時には、47号車と21号車の間は開き、
逆に24号車は21号車の背後にピッタリと張り付く。
そして最終コーナーを立ち上がる21号車は少しスライドして横に逃げる。
その内側を24号車が立ち上がっていく。
最後の最後にタイヤを温存していた24号車が鼻の差でフィニッシュラインを通過。
強い47号車。
そこに全力で戦い続けた21号車。
あえて少し引いて勝負を最後の一発に掛けていた24号車。
レベル高すぎとぼやく20号車(笑)
しかし、20号車のDrは、誰にアドバイスを求めても、みんな正直ベースで本音で真面目に答えてくれる。こんなこと普通はあり得ない。と各ドライバーの懐の深さに驚くとともに、感銘していました。
レースって結果がすべての世界ではあるけれど、
実にクリーンでドキドキ、ハラハラを見せてくれたレースでした。
ロータスカップは本当に面白い。
Posted at 2024/09/03 00:10:48 | |
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