
ヘルメット、グラブ、シューズ、スーツと紹介してきました。
次はアンダーウェア問い来たいところですが、
ちょっと趣向を変えてハードのお話です。
サーキットを走ると気になるのがタイム。
勿論最初から良いタイムはでませんが、走るたびにタイムが縮まるのは楽しい物です。
ですから、走行会は大体タイム計測が付いてきます。
休憩時間やその日の走行後にタイムチャートを観てガッツポーズがでたり、
ガックリと項垂れたりするわけです。
では、スポーツ走行の時はどうするか?
サーキットによっては有料で計測をしてくれます。でも、してくれない処も多いです。
そこで友人に計測して貰う。昔はみんなこのパターンでした。
でも、これは正確さに欠けるんですね。正しいストップウォッチの使い方って
ちゃんと有るんですけど、そんなこと知らないのが普通ですから。
一番ポピュラーなのがP-LAPではないでしょうか?
写真は友人N君から借りた初期型。私も同じ物を持っていますが、エリーゼに固定済み。
このP-LAPはスタートフィニッシュラインに埋められた電磁石の磁気を拾って
勝手にタイムを計って、メモリーしてくれます。単機能のデータロガーですね。
最近はGPSを使った物もあり、タイムとラインや、その速度が判る物も低価格で
でてきました。プロの世界でもロガーが当たり前の時代ですから、
タイム以外のデータも吸い上げられるものを選択するのも有りでしょう。
でも、お財布に余裕がある人ばからりでは有りません。
お手軽なデータロガーはビデオカメラです。
これならマウントを考えるだけで、すぐ使えますからね。
私はこれで区間タイムのチェックに使っていました。
区間タイムは得意不得意が良く判るので参考になるんですね。
タイムの善し悪しと、フィーリングの善し悪しは必ずしも一致しませんから、
セッティングデータとラップタイム、どこでどんな操作をしたかなどを
ノートに記録していくことで、ミスを防げたり、前回と今回で無駄なトライを
減らせたりと、効率よくセットアップできたりします。
○○コーナーは2edか3edか?なんて悩むことは良くあります。
こんな時に、そのフィールやタイムをきちんと残しておくと、次への無駄が省けるわけです。
「サーキットを走りタイムを詰める」と言う行為は、実は非常に知的な行為だったりしますので、
1回1回の走行から出来るだけ沢山のデータを生み出し、その中から無駄を省き、
有効だったものを積み上げる事がタイムアップのコツです。
是非こういったデータを記録する道具も準備しましょう。
Posted at 2011/05/12 02:20:36 | |
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サーキット | 日記