東次のブログ一覧

さんざん飲み食いを楽しんだ仙台ではありますが、
メインは菅生で行われたアルファロメオチャレンジ＆ETCCです。
震災で車を失ってしまった人も多く、また復興途上で車遊びもし難い環境の中
頑張ってサーキットに戻ってきた人達。応援に駆けつけた仲間達。
懐かしい顔や車がパドックで見られます。


そして一寸後悔したのが、スポーツ走行です。
走っている台数が少ない！
こんなにガラガラなら走れば良かった、、、、、
なにせ菅生は楽しいコースです。私は一番のお気に入り！！
チャレンジングなこのコースでルーテシアはどんなタイムが出るのか？
エリーゼの３秒落ち位かなぁと想像は膨らみます。
春先になったら絶対１回走りたい処です。

さて、今回は２つのレースが行われました。
それぞれARCとETCCはクラスが別れていますから、
クラス違いのバトルも有るのですが、いずれも手練れが集まっており
１コーナーで毎周のように順位を入れ替える１４５とスパイダーや、
ファイナルラップにクラストップで通過した１４５が馬の背からＳＰ１で
３位に転落させられてしまうような、タイトなバトルがみられました。

また、ラディカルが予選４番手を確保した後のスポーツ走行で
ポールのタイムを大きく更新する走りを見せ、
「これは決勝で見せてくれるぞ」と楽しみにしていたら、まさかのスタートミス。
それでも毎周のように順位を上げていき、さぁこれからと言うときに
マシントラブルでピットに入ってリタイア。
ハラハラやドキドキさせながらも、破綻の無い２つのレースでした。

次は今年最後の統一戦。
１２月２４日にＦＳＷで行われるようですが、寒いんだろうなぁ～
ガッチリ防寒対策をして観に行ってきます。

牛タンの夕食を食べ終え、本日のハイライトBarAndyの扉を開けます。
ただ、明日の朝が早いので、今日は２杯で帰ろうと決めていました。

問題はどのシングルモルトを選ぶかです。
手頃なものを５本ほど並べて、勧めてくださった物の中から、
クラガンモアのボトラーズ物１４年をチョイス。
ピーティなものより、少し華やかな物で、クラガンモアを一度呑んでみたかった。
こいつはアルコール度数が６０度近くあり、強烈ではありますが
説明通りの華やかで旨い１杯となりました。
そして２杯目に逝く前にマスターから「これを試してみて」と
３つのグラスが並べられます。



イチローズモルトと言う秩父で作られている新興ブランドなんですが、
ニューポットとと言う原酒、ポートワインの樽で寝せた物と、樽違いでもう一つ。
グラスに数滴と言う微量ながらも、明確に違うそれぞれの味わい。
非常に面白いテイスティングをさせていただきました。

そして本日の最後の１杯は国産限定物の山崎シェリーカスクに。
今日買ったベンリアックもシェリーカスクですから、
ちょっと山崎で予習してみようかと思ったわけです。
これは少し想像と異なる味わいでした。
色味も濃く、ほろ苦さのあるモルトでした。
そう甘くないカカオリッチなチョコレートの様な感じでした。

ここで試した１杯が、気が付けば自宅でボトルキープに成っている。
そして、酒屋でギャンブル宜しく、良く判らない１本を手にしてレジに向かう。

こうして仙台の夜は更けてゆき、
私のシングルモルトの旅は迷走し続けていきます。