
ミスもトラブルも、誰も臨んてはいません。
それでも忍び足でやって来るんですね。
私が隣のピットで、お知り合いのMitoのチームの方と話していた時、
確実な作業でドライバー交代を行い、コースに送り出していくところでした。
そして僅か1分後にピットに悲鳴が、、、、、
S字でまさかのコースオフ。グラベルに嵌ってしまってます。
これで上位進出の望みが絶たれてしまいました。
この時のダメージが原因なのか、コース復帰後足回りのトラブルでリタイア。
上位を闘えるポテンシャルが有っても、結果に繋がらない事ってあるのです。
そして同じピットの41号車はアルファロメオ145を走らせています。
このチームもアルファロメオ繋がりのお知り合いで、
ピットインのタイミングが被らないように、
お互い声を掛けながらレースを進めていました。
17時過ぎ7周ほど先行している41号車が緊急のピットイン。
左Fのハブが破損し、ホイールがロックした状態でした。
ジャッキアップして破損状況を確認し、ドンドンばらしていく。
そしてドナーカーを持ち込み、ハブ周り一式を移植。
絶対あきらめない!
そんな思いが伝わってきます。
45分ほどでなんとか走れる状態に戻し、ピットからコースへ。
ピットには歓声と拍手が響きます。
これが耐久レースだよね。
そして逆転した我々とのギャップを削って来る。
41号車の代表は「絶対負けたくない」とチームを鼓舞する。
私の読みは残り時間から逆算すれば、おそらくは逃げ切れる。
ただしノーミスで残り時間を走り切れれば。
そしサーキットは暗闇に包まれ、チェッカーの時間が迫る
そんな中、トップ争いをしていた777号車がまさかのコースアウト。
波乱の中12時間が経過し、我々も無事チェッカーを受ける事が出来ました。
終わってみれば総合19位 クラス12位
多くのウサギに対して我々亀は結構頑張ったと思います。
なにせベストラップは全参加チーム中下から2番目だったのですから。
Posted at 2020/07/23 00:48:47 | |
トラックバック(0) |
耐久チーム | 日記