東次のブログ一覧

お友達から耐久レースのご相談がありました。
ご本人は車に乗るのはＯＫ
レース参戦や練習に関するコストの支払いもＯＫ
でも車の購入やその管理には関わりたくない。

もう一人やりたいという方からのお誘いだそうで、
そちらの方の方が熱量が高いみたいです。

気持ちはとっても良く判りますが、
ここら辺のコントロールって実はとっても難しいのよ。
車を持てば、その維持管理が必須なのは誰でもわかります。
ナンバー付ならば車検、保険、駐車場や現場への移動等、
ナンバー無しなら車検も保険もいらないけど、
積車の手配等がプラスされちゃう。

これらの費用も含めて、参戦コストをみんなで割ってって考えると
何とかなりそうなんですが、これが意外と曲者で、
3人なり、4人の出資者の意見はイーブンですから
意見が分かれた時、誰が調整するのかとか、
一番速い人と一番遅い人の立場は同じのような違うような、、、、

お金が絡むと楽しかったはずの物がトラブルの種になったり
サラッと流せずにエキサイトしちゃったり
楽しめない方向に転がると修正できなくなっちゃう。

彼の活動はチョット大変そうな予感です。

サーキットを走る人に限らず、誰でもする一番簡単なセットアップって
タイヤの空気圧の調整じゃないでしょうか？
私の乗るエリーゼの純正タイヤはネオバですが、
LTSと言うロータス特別仕様のネオバなんですね。
しかし、タイヤを交換する時は普通のネオバな訳で、
タイヤのケース剛性が異なるならば空気圧も変えるべき？
なんて疑問がありますし、
単純に自分の感じているフィールとタイムって正解なのか？
うえっ、そんなに高いのアリ？
え～そんなに低いの？
なんて事があったりしちゃう訳で、
Ｗエンジニアに疑問をぶつけてみました。

師曰く、「タイヤの空気圧はメーカーの指定値」
S-GTもSFも空気圧の調整は一切しないそうで、
メーカーの推奨値に合わせるだけだそうです。
最もこのクラスでは、構造やコンパウンドでのセットがメインで、
我々は市販タイヤで、そんな領域のセッティングは有りませんから
ここはやっぱり空気圧の話に引き込んでみると、
「コースによってはチョット高くする」
なんて言葉を戴きました。
これはコースによっては荷重が大きく掛かるコーナーがあり、
その対策との事でした。

私は高目が好みではありますが、それが正しいかと言えば？
空気圧が低い事でタイヤが動くのを嫌い、
美味しいポイントからズレちゃっているかも。

街乗りでは高い方が燃費に効くし、
季節が変わって、気温が下がってきても
チェックせずに行けちゃうメリットがあるから
高め志向になっちゃっているんですよね～