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大分暖かくなってきて、いよいよ春の到来でしょうか？
寒い時期のバイク通勤はそれなりに辛いので、
その対策として導入した電熱グラブ
抜群に効果があるのですが、一寸気になる事にグラブに穴が、、、、、
バイクの運転には、レバーアクションが伴いますので、
どうしてもグラブの指先に痛みがでます。
これが普通の革のグラブならば、穴が空いたら小さいうちはそのまま使い、
大きくなったら「廃棄」とするのですが、
電熱グラブは単価も高いので、何とか延命を図りたい。
この小さな穴のうちに、手頃な革でも貼り込んで補強しちゃおうかと。

実はボチボチ冬物の処分セールが始まる次期。
新しい物がお買い得価格で手に入らないか？
なんてスケベ心も有ったりして探してみたのですが、
これが全く無い（笑）いや馬鹿でかいサイズは在りましたが、
モデル違いでも見当たらない。
となれば、やっぱりここは延命策を取るしかない。
そして来シーズンの冬物が市場に出るタイミングでゲットに動こうか。
本当はバッテリーも2個調達しておきたいんだけれど
流石に予算が、、、、、

相変わらず、一寸マイナーな作品を観てきました。
1961年に実際に起きた事件のお話です。
イギリスのナショナルギャラリーに展示されていた
ゴヤの作品「ウェリントン侯爵」が何者かに盗まれてしまった。
盗んだのは高齢のケンプトン・バントン
孤独な高齢者の癒しはTVだけなのだから、
その受信料を肩代わりするのが目的。

実際に彼は受信料を逃れるために、自宅のTVを改造しBBCを映らなくしたのだが、
未払いのかどで、13日刑務所に放り込まれている。
戯曲を書きながら、タクシーの運転手やパン工場で働くけれど、
格差社会を否定し、何とか出来ないか活動するケンプトン・バントン
そんな父を尊敬する息子や、微妙な関係の妻ドロシーとの家族愛
法廷でのやりとりなどが、柔らかなタッチ描かれていく。

口が達者なケンプトン・バントンが作品をコメディーにしていきますが、
何の何の、なかなかのヒューマンドラマでした。

まだ3月の頭ですが、多分「今年観た心に残る1本」になると思います。
1本と言いながら3本くらいは数えちゃうんですけどね（笑）