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コーラスラインの来日公演を観てきました。

好きな演目ですから、幕が上がり、音楽が流れてきただけで泣きそう（笑）
出だしからちょっとヤバかったです（笑）

ミュージカルのバックダンサーを探すためのオーディション。
若く夢あるダンサーや、家族のために稼がなくてはならないダンサー、
キャリアのターニングポイントに来ているダンサー。
17人のダンサーが踊り、歌いながら、プロデューサーザックの問いに答えていく。
名前、歳、出身地？
何故ダンスを始めたの？
踊れなくなったらどうする？
それぞれの人生を語らせていく。
演じることは出来るけど、素を話すのは苦手。
心の中に仕舞っていた事を打ち明けると涙があふれてしまったりと
男性4人、女性4人がオーディションに合格するまでのお話ですが、
「踊る事」が夢であったり、生活であったり、人生であったり
ダンサーがダンサーでいられるため、自らをさらけ出していく。

それは舞台を観ている自分が、いったい何者なのか？
そんな自問と夢と現実を突きつけられる。

1975年に初演の作品ですから、時代や古さが無いとは言えませんが、
やっぱり私はこのコーラスラインが好きなのです。