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2023年10月11日 イイね!

ダブルチェッカー

ダブルチェッカーチェッカーフラッグネタが続きますが、
「ダブルチェッカー」というペナルティ。
これは、チェッカーフラッグを2回受けてしまう事を指します。
コントロールタワーを見ていないと、チェッカーフラッグを見落としてしまい、
もう1周走って、2回目のチェッカーフラッグを受けてしまう。

レースでは、前を走る車を見続けてしまうとか、
スポーツ走行では、pーLapのタイムに気を取られて、
見落としてしまうなんて感じでしょうか。

でもね、これは「ついうっかり」では済まない、
結構重たいペナルティなんです。

何故か?
一般にレースや、スポーツ走行が終わろうとしている時
チェッカーフラッグが振られ、コース上の車両に「終わり」を伝えます。
この時管制室では、「ゼッケン15番 先頭車両がチェッカーを受けました」と
各ポストに走行終了のお知らせをします。
そしてその後「ゼッケン36番、最終車両がチェッカーを受けました」と、
すべての車両がチェッカーフラッグを受けた事を伝えます。
ポスト要員の方々は、目の前をゼッケン36番の車が通過したら
もう通過車両は無いものと判断し、コースに降りる事があります。
落下物の回収だったり、タイヤ掃き出したりするその最中、
チェッカーフラッグを見落とした車両が突入したら、、、、、、
シリアスな惨事が発生しちゃうかもしれません。
だから厳しい説教や、リザルト抹消のような処分がなされるのです。

これがコースを借りての草レースの場合だとどうなるか?
主催者がエントラントに対し、注意や管理が出来ていないと、
施設サイドの社員の生命の危機に繋がりますから、
「この主催者にはもう貸せない」なんて事になるわけです。

ブリーフィングでの旗の説明、ちゃんとやっていないところは
ヤバいんですよ。
そしてコントロールタワーを毎周見ない人は、もっとヤバいのです。
Posted at 2023/10/11 22:55:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | サーキット | 日記
2023年10月11日 イイね!

チェッカーフラッグの重さ2

チェッカーフラッグの重さ2先日のアルファロメオチャレンジのレースC・Dで事件はおきました。
このレースは序盤ポールの55号車AMG45と2番手33号車4Cがバトルを展開。
順位を入れ替えながらの展開が、55号車のスローダウンで33号車の独走に。
ところが3番手を走っていた26号車M4が猛追激を開始し、
ジワジワとトップに迫っていく。
そして9周目の第3セクターで周回遅れとなるアバルトの集団に33号車が追いつく。
タイミングが悪く、13コーナーから最終コーナーまでの間にパスするも、
ラップタイムを失ってしまった中、追い上げる26号車には美味しい展開。
彼は最終コーナー立ち上がりでアバルトの集団に追いつき、
ストレートで悠々とロスなくパスをして行けたのです。
8秒もあったリードはファイナルラップの1コーナーではテールトゥノーズ。
そしてそのままの状態で最終コーナーを立ち上がる2台。
ゴールラインまでの加速競争を制した、26号車のM4にトップチェッカー。

が、問題はこの26号車がもう1周回ってのダブルチェッカーとなったのです。
ダブルチェッカーは失格案件の重いペナルティーが科せられますから、
逆転の逆転で33号車の優勝か?

他にも2台のダブルチェッカー車両が居たことから、
管制室では、計時のスリットカメラ映像で、ゴールラインの通過順を確認。
その上で、チェッカーフラッグの出るタイミングを別のカメラ映像でチェック。
すると、直ぐ前を走るバックマーカーとの関係から、
チェッカーフラッグの出たタイミングはかなり厳しい。
26号車は頭上で降られたのを識別できないのではないか?
これでペナルティーの発行は無理だろう。
喧々諤々の審議が関係者によって行われ、
26号車は文句なく総合優勝となりました。
しかし、チェッカーフラッグを振るタイミングの問題は
改めて考えなければなりません。

Posted at 2023/10/11 01:23:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | サーキット | 日記
2023年10月11日 イイね!

チェッカーフラッグの重さ

チェッカーフラッグの重さチェッカーフラッグがコントロールライン上でトップ車両に振られる。
すると、これでレースは終了となり、各車はスローダウンしてピットへ戻って来る。

この「チェッカーフラッグを持ってレース終了」は規定周回数前に、
誤って振られたとしても、レース終了となります。

そんなバカな事が有るのか?と思う人もいるかもしれませんが、
F1でも2018年のカナダGPで起きています。

接戦のトップ争いで、FINALラップに仕掛けるつもりでいたのに、
誤って1周早くチェッカーフラッグが振られ、レースが終了してしまった。
当該チームやドライバーは、納得がいきませんし、異議申し立てをするかもしれません。
でもレースの結果は覆らないんですね。
だからチェッカーフラッグを振るという行為はそれなりに責任が有るんです。

でもね、これが実はとっても悩ましいケースが有るんですよ。

たとえば、周回遅れが発生するようなケースでは、
10周回でチェッカーフラッグが振られるとして、
10周回目に入る車のすぐ後ろにトップ車両が居ると、
前の車にチェッカーフラッグを振ってしまえば、
10周目に入る前にレースを終わらせてしまう上、
トップ走行じゃないのにファーストチェッカーを受けてしまう。
かと言って、接近していれば後ろのトップ車両にのみ判るように
チェッカーフラッグを振って上げるのは、タイミングが実に難しいのです。

つづく
Posted at 2023/10/11 01:01:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーキット | 日記

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