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激闘のヤリスカップ。
友人Ｍ君がお立ち台に上がるので、表彰式にも足を運びました。

1位の選手がアナウンスされ、ステージに上がり、お立ち台の一番高い処へ。
そして2位の選手がアナウンスされ、ステージに上がりレースクイーンの脇から
お立ち台の裏へまわり2位の壇上へ。

チョット感動しちゃいました。
普通はステージに上がり、そのまま2位の壇上に上がりますが、
彼は1位の選手の前を横切り2位の段へ上がる事を良しとしなかった。

勝者に対する敬意。
出来そうで出来ない事だよね。

トロフィーの授与、写真撮影、シャンパンファイトと表彰式は進み、
盛大な拍手を受けて、それぞれがお立ち台から降り、
ステージを降りていく中、彼は足元に転がったシャンパンのキャップを拾い、
片づけていくというマナーの良さ。

レースでは終盤に逆転されてしまった敗者ではあるけれど、
表彰式での振る舞いは、間違いなく金メダルです。

週末の2日間、SUGOへ行ってました。
最大のミッションは「はらこ飯を食す」だったのですが、
併せてレースを観戦してきたわけです。

土曜日に行われたヤリスカップ東日本シリーズですが、
毎度大盛況のエントリーで、予選はＡ組Ｂ組に分かれて行われます。
そして知った名前が何度もアナウンスされ、
もしかしてポールポジションか？とモニターを確認すると、
友人Ｍ君の名前は残念ながらＢ組2番手で終了、、、、、
パドックの彼のテントを探して、激励に向かうことにします。

久々の再会の挨拶とともに、レースの展開や勝負所を聞いてみると、
トップ10台のレベルは高く揃っており、誰もミスをしないのだそうで、
予選順位のまま綺麗に隊列が出来てしまうことも多いのだそうです。
彼はB組2番手ではありますが、総合のグリッドは4番。
お立ち台に上がれるか、上がれないかの瀬戸際のポジション。
シリーズポイントのありますから、頑張りたいけれど、
無理はやっぱり出来ないので、レース展開を見ながらの勝負とはなしていました。

そして決勝レースでは、1コーナーから2コーナーに掛けて
チッョト隊列が崩れ、Ｍ君は3番手にポジションUP
61号車の予選Ａ組トップ、2番手にＢ組トップの960号車と3台がひと塊。
しかしM君はジワジワと離され始め、4位~6位のグループが背後に迫る。
トップ2台は殆ど差のない至近距離の戦いを960号車が終盤に逆転。
そして完全に後続に張り付かれたM君は必至の防戦。
そして10周のレースは960号車、61号車、62号車のＭ君が順位をキープし、
無事お立ち台の最後の枠を勝ち取ったのでした。

やっぱり接戦は見ていて楽しい。
そして知っている人が出ている、応援できるのは良いですね！